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ネパール人技術者が拓く未来、日本の測量業界の新展開ほか

Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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ネパール人技術者が拓く未来、日本の測量業界の新展開
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#トレンドクリップまとめ  2024/03/22
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 九州の測量業界がネパール人技術者の活躍により新たな展望を開きつつあります。一方で、フランスの知識人エマニュエル・トッドが西洋の敗北を警告し、その要因を解説しています。運輸業界では、名古屋鉄道がAIを活用したサービスを導入し、病院ではaiboが心理的ストレスの軽減に貢献しています。日産自動車が中国の生産能力削減を検討する中、AI技術は物理的な作業にも進出しています。さらに、Web3やメタバース分野では、技術の進化と変化が見られます。小売やマーケティング業界では、AI企業の台湾発祥や生成AI活用の取り組みが注目を集めています。AI技術自体も進化し、日本語特化LLMや仮想ハエの制御などの先進的な取り組みが行われています。一方で、AI規制法の制定やオンデバイスAIの台頭など、技術の発展に伴う課題や議論も存在します。人事やHR分野では、博士人材の処遇やAIソフトウェアエンジニアの登場など、人材や技術の動向が注目されています。映画や通信業界でもAIの活用が進んでおり、金融分野でもAIを活用したサービスが展開されています。これらの要素が組み合わさり、技術革新と社会の変化が進行していることがうかがえます。興味深い記事が盛りだくさんですので、ぜひ一読してみてください。
(上記リード文はChatGPT3.5「無料版」による自動生成)

⭐️時流関連トピック
 日本の少子高齢化の流れの中で、労働者不足を補う為に、海外からの労働者受け入れが進んでいます。たとえば九州の測量業界では救世主はネパール人です。測量は国家資格が必要な仕事ですが、日本人のなり手が少なく、技術を身につければ高度外国人材としての在留資格をとりやすいので話題になっています。
 エマニュエル・トッドの新著が話題です。トッドは1976年の著書『最後の転落』でソ連崩壊を的確に予見したことで知られています。新著でトッドは「西洋の敗北」を予言し、その証明となる3つの要因を提示しています。


⭐️運輸・EV・自動運転・ロボット関連トピック
 生成AIの導入事例の記事が出始めました。名古屋鉄道は法人向けChatGPTサービスを導入。これまでにグループ400人が利用。経営分析をサポートするなど、業務削減効果は1000時間超を達成しています。この事例で私鉄系への導入が広がると思われます。
 日産自動車は中国の自動車生産能力を最大で3割減らす検討に入った。ホンダも中国の生産能力を2割減らす意向だ。政府主導で中国の電気自動車シフトが進み日本勢は苦戦している。中国への工場進出している企業はチャイナプラスワンの転換期に入ります。共産党支配下では、欧米流資本主義は立ち行かないようです。
 病院の無菌室でロボット犬「aibo」の介入による心理的ストレス改善効果が認められました。東京医科大学では、無菌室における長期療養患者の心理面におけるaiboの支援効果の検証を実施。その研究成果が発表されました。
 OpenAIの元研究者3人が設立したスタートアップ企業が、チャットボットの開発手法を用いて物理的な現実世界に対応できるAIテクノロジーを生み出そうとしています。倉庫や工場、自動運転を想定した働きを学習中とか。今後の成果が期待されます。


⭐️Web3・メタバース関連トピック
 ソニーGが「PSVR2」の生産を休止しています。仮想現実(VR)ヘッドセットの売れ行きが大幅に減速して在庫が積み上がっています。他社VR機器もコンテンツ集めに苦戦しており、専用VRゲームの開発の英国拠点も閉鎖します。ヘッドセット市場はオワコンのようですが、遅れて参入したAppleの動きが気になります。
 パソコン・スマホ利用でのメタバースは参入が相次いでいます。NTTコノキューら4社、ドン・キホーテのメタバース「METAドンキ」を公開しました。メタバースの世界で期間限定イベントやドンキオリジナルアバターの着せ替えなど、どこにいても、ドン・キホーテに来た時のようなワクワク・ドキドキ感を楽しむことができるとの事です。
 ワクワク体験といえば、Google Earthの神進化で世界中リアルな空撮体験が可能になりました。Unreal Engine と同じようにカメラワークが楽しめる。カンタンにプロっぽい映像も作れます。


⭐️小売・マーケティング・EC関連トピック
 「爆速成長を続ける台湾発AI企業エイピアの正体」とタイトルが踊っています。 えいピアはAIを使った販促ツールを手がけ、アメリカのフォーチュン誌から「AI革命をリードする50社」にも選ばれています。2021年3月に東証マザーズに上場し、その後東証プライムへと鞍替えしました。小売での生成AI活用も進める事でしょう。
 既に顧客接点では、生成AIの活用が始まっています。店主が5ヶ国語で商品を紹介する日用雑貨の巨大市場「義烏」が始めた生成AI活用の取り組みが気になります。アリババと義烏国際商貿城が共同開発したシステムで、中国語で商品を紹介したビデオを生成AIを使い、声質はそのままで4ヶ国語に翻訳し、音声を生成するというものだそうです。越境ECなどでも活用が広がりそうです。
 デジタル化に押されて史上後退著しい書店経営ですが、新規参入のハードルを低くする「シェア型書店」が話題です。リスクなく経営、ノウハウを学び、多店舗展開を目指せます。経営する作家・今村翔吾氏がプッシュしています。


⭐️生成AI関連トピック

⚪︎話題
 欧州連合(EU)の立法機関である欧州議会は13日、世界初の包括的な人工知能(AI)規制法案を可決しました。「潜在的なリスクと影響のレベル」に基づいて、各種AI技術に規制を課す内容です。どのような影響を及ぼすか、詳細報道に注目です。
 日本語特化LLM「ELYZA-japanese-Llama-2-70b」が発表されました。 日本語特化モデルの中では最大級です。大きさが正義のLLMということで、実際報告されている性能もかなりずば抜けているとの事です。使ってみても日本語能力は確かに最高クラスという評価もあります。

⚪︎研究
 実際のハエの動き方を学習したニューラルネットワークを仮想ハエの脳として、そのNNを用いて実際のハエの物理シミュレーション上で本物と同じように飛んだり歩くよう制御することに成功したようです。
 AIに意識が宿る可能性はあるのか。英サセックス大学の元准教授で「人工意識」について研究する日本のAIスタートアップ、アラヤの金井良太CEOに聞いたインタビュー記事が可能性を期待させます。

⚪︎マーケティング
 スマホなどの端末でも生成AIが実現する、まったく新しいAI体験だったようです。 「Mobile World Congress(MWC)」の会場は人工知能(AI)の話題で持ちきりでした。状況は、1月に開かれた世界最大級のテクノロジー展示会「CES」でも同じでした。突然、あらゆる製品にAIが搭載されたかのように見えたと、記者は報告しています。


⭐️人事・HR関連トピック
 JR西日本は「博士枠」。武田薬品、AGCなどは博士初任給30万超えも一般には「博士スルー」企業が多数。とりわけ「大学院卒」人材の初任給に至っては、30万円を超える企業も珍しくなくなってきた。ただその中で驚くほどスルーされているのが「博士人材」の賃上げとの事。

⭐️SIer・IT・SaaS(BtoB)関連トピック
 世界初のAIソフトウエアエンジニア「Devin」が登場しました。 Cognition Labsが開発した完全自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」が、技術界に革命をもたらします。未知の技術学習からエンドツーエンドでのアプリケーション構築などをこなします。

⭐️映画・放送・通信・SaaS(BtoC)関連トピック
 通信キャリアは、生成AIビジネスに突入です。ソフトバンクは日本マイクロソフトとコールセンター向けの生成AI(人工知能)を共同で開発すると発表しました。KDDIグループも黙っていません。東大発AIベンチャーのELYZAと提携し、国内でのAI利用の活性化を図ります。 個別のクライアントに向けてカスタマイズされるLLMを開発します。両者共にグローバルの汎用LLMではカバーしきれない課題を解決します。導入事例が楽しみです。
 生成AI Claude3の執筆能力に関する話題を2つ、ひとつ目は、Claude3に書かせたSF小説。「センス・オブ・ワンダーに満ちていて、意外なオチがあるSFショートショートを書いて、と伝えただけなのにAIからこれが出て来るの、怖い」との感想です。一方Claude 3に判例批評を自動生成させてみた所、 「これだけLLMが長文の意味内容を理解するようになったとなると、もはや、書評や論文紹介、判例批評など、定形的なスタイルを持つ学術記事は自動化可能」との感想が出ています。
 日本発のリアルタイム画像生成AIサービス「Akuma.ai」が話題です。大手イラストツールベンダーにとっては“イノベーションのジレンマ”になっている、リアルタイム画像生成機能「AIキャンバス」を搭載したことが話題になりました。


⭐️金融・ファイナンス関連トピック
 金融系での生成AI活用事例です。楽天証券の「投資相談AIアバター」は質問に含まれる金融用語を正しく聞き分けて、自然なアクセントで発音できるのが特徴とか。ChatGPTにオリジナルな金融用語辞書機能を追加したワケですね。今後も類似の手法が広がりそうです。



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