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小さな呪いをほどいていく

昔から苦手だと思っていたこと、理由なくやってこなかったこと。
蓋をしていた感情を開くようにしようと思っている。無理しない程度にだけど。

最近、自分には似合わないだろうと思ってたセットアップに挑戦してみた。
他人がセットアップを着ているのはおしゃれだと思っているが、いざ自分がセットアップを着ると、どこからともなく、なにこいつおしゃれぶってるんだと自意識に襲われてずっと着れなかった。

いざきてみると、鏡に映る自分に若干の恥ずかしさは持つもののの、外で人とすれ違っても他人の思考など読めるはずもないのでどうということはないことに気付いた。
前までは勝手に人の気持ちもわかったつもりになっていた。老化?によって自意識の部分が弱くなっていったのかもしれない。

人類にとって小さな一歩かもしれないが、自分にとってはとても大きな一歩だ。
月に行くってことは概念的にはこういうことの延長にあるのかもしれないな〜、違うか。

そうだな、自分中心で世界は回っていないことに視野が狭くなってて気付けなくなっているだけなんだろう。
大人になるってこういうことなんだろうなってようやく気付いた。

一つ呪いが解けると気持ちが少しスッキリした実感がある。そして解いていくコツがわかるから、他の呪いがどんくらいこんがらがっているかが俯瞰して見えてくる。
やりがいのある呪いは残っている。

これからはこんがらがった有線イヤホンを解いていくように小さい呪解を続けていこうと、夜アイスの呪いを解いた。

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