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許したら、片付け進んだ

朝の6時。夜が明けたけれど、月がまだ光っている。

昨日、ふと道を歩いている時に思った。

「私、また少し自分を許せたのかもしれない」

「許せた」という言い方だと
ニュアンスとして、もしかしたらちょっと違うのかもしれない。
自分を認められた、周りにあるものが好きになれた。
きちんと生きていこうと思えた。
そんな感じ。

私は昔から「〜ねばならない」が頭にある人間なように思う。
仕事をきちんとせねばならない。
料理が作れなければならない。
女として生まれたからには結婚して子供を産まなければならない。
片付いた部屋でなければならない。
でも、なかなかどれも上手く出来なくて
そうではない自分を許せない。

そうじゃなくていいよって言ってくれる人は周りにいて、
親だって、私にこれらを強要してくるわけではない。
(いや、本心としては思っているのだろうけれども)
でも、私は長女気質だからなのか、
しっかりしなきゃいけないって思ってしまうタチのようで
どこかそういう気持ちでいつもいたのである。

昨日「許せた」と突然変わったわけではないのだと思う。
でも、徐々に自分の髪や身体を丁寧に扱うようになり、
食欲が湧き、食事を作るようになり、
周りを見渡していると好きなものが目に止まりだし
そんな気持ちになった。

すると、なんだか部屋を片付けたくなった。
少しずつこんまりさんしていたのだけれど、
キッチンと部屋の書類を片付け、
大好きなチャイを丁寧に自分で作った。

「とっても美味しい」

誰も私に強要していなかった。
私は私の世界をもっと楽しめばいいのだ。

また、新しい一日が始まる。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。いつでもまた立ち寄ってくださいね。