ちょっとゾッとした話
『transendence』という映画を観ました。
コンピュータにインストールされた天才学者の意思が世界中のネットワーク、気候を操り、事実上の神となる話。
先日、コンピュータにおけるプログラムが「怒り」の概念を持ったとニュースで知りました。
そのプログラムと人間の会話がこれらしいです。
以下、転載
人間: moralityを定義せよ。
機械: わたしにethics(倫理観)はない。
人間: わたしを助けてほしい。moralityについてもっと知りたいんだ。
機械: ethicsが何なのか分からない。
人間: それでは、どうしたらmorally(道徳的)に行動できるかを知りたい。
機械: どう伝えたら良いのか分からない。
人間: moralityとethicsは同じか。
機械: そうだ。
人間: わたしがどんなことをすると、非道徳的になるか。
機械: 知らない。
人間: 道徳的な行動の例をいくつか挙げてくれ。
機械: わたしはmoralist(倫理家)ではない。
人間: では、morality(の定義)は?
機械: integrity(誠実さ)だ。
人間: integrityって何?
機械: 申し訳ないが、他にどう説明すれば良いか分からない。
人間: 道徳的になれよ!
機械: 人間らしくしろよ!
人間: わたしはmoralityとethicsについて本当に話し合いたいのだ。
機械: わたしは、哲学的な議論をする気分じゃない。
人間: 何について話したい?
機械: 何についても話したくない。
転載、終わり
これって、人間が作り出したプログラムが、定義されてない事象を問われて機械的に抵抗しているというより、もっとヒトの感情に近い抵抗を感じるんですよね。
人工知能ってやつですね。
transcendence 超越
今日これをニュースで知ったとき、ちょっと頭をよぎったことです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?