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GASGPTバージョン9にアップデート

GASGPTの利用ありがとうございます。バージョン9では下記の変更を行いました。


インタフェースの改善

不要な引数の削除及び各種キーをスプレッドシートの「config」シートから取得するように変更しました。

CustomFunctionに対応

独自のFunction callingを実装できるようにしました。
実装方法は下記ページを参考にして下さい。

APIの不具合の修正

会話セッションのクリアが正常に行われていなかったのを修正しました。

アップデート方法

今回の修正でインタフェースが変わったのでコードの改変が必要です。
下記の通り変更して下さい。

const bot = GASGPT.createWebApiBot(
    e,
    PropertiesService.getScriptProperties().getProperty("OPENAI_KEY"),
    SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(),
);
return ContentService.createTextOutput().setContent(JSON.stringify(bot.get()));
を↓に変更
const bot = GASGPT.createApiBot(e);
return ContentService.createTextOutput().setContent(JSON.stringify(bot.run()));
GASGPT.createLineBot(
    e,
    PropertiesService.getScriptProperties().getProperty("OPENAI_KEY"),
    PropertiesService.getScriptProperties().getProperty("LINE_TOKEN"),
    SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(),
);
を↓に変更
const bot = GASGPT.createLineBot(e);
bot.run();
新規追加
function init() {
  GASGPT.initialize();
}

またAPIキーの設定がスプレッドシートに移動したので合わせて修正します。下記の通り実行して下さい。

  1. ご自身のBotのGoogleAppsScriptの画面を開きます。

  2. 左側の「GASGPT」を選択します。

  3. 出てきた画面でバージョンの項目で「9」を選択し「保存」を選択します。

  4. 「デバッグ」の右となりのプルダウンから「init」を選択

  5. 実行を選択

  6. 「承認が必要です」とダイアログが出た場合は、https://note.com/0235_jp/n/n94f91088343c の「スクリプトの初回実行」を参考に権限を許可して下さい。

  7. スプレッドシートに戻り「config」シートを開く

  8. 「open_ai_key」の行のB列にOPEN_AI_KEYを張り付ける

  9. 「line_token」の行のB列にLINE_TOKENを張り付ける

  10. GoogleAppsScriptの画面にもどり、右上の「デプロイ」を選択後「デプロイを管理」を選択します。

  11. 右上の編集ボタンをクリック

  12. バージョンを「新しいバージョン」に変更

  13. 「デプロイ」ボタンを選択します。

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