寒すぎた2日間

   [実施日:12月18,19日 コース名:山Z1Y1]
  
 先週に引き続き今週も大台町でキャンプ!今回は前回よりも寒いと聞いていたので防寒対策はしっかりとして行ったが、予想以上の寒さと風で焚き火から離れられなくなるような2日間でした。
 初めのガイダンスと自前の昼食を終えたあとはさっそくプログラムに突入!最初はリース作りでした。ヒカゲノカズラやヒイラギといった植物を使ってクリスマスに飾るようなリースを作りました。ヒカゲノカズラで輪っかを作るのが予想以上に難しく、苦労しましたが素材を探していると多種多様な植物が生えていて山の偉大さを知ることが出来ました。


 リース作りが終わって3時からはロープワーク!そこまで太くないのに人の体重を余裕で支えられる頑丈さに驚きました。ただ結びかたも状況に応じて変え、簡単なものから複雑なものまであるので、ロープワークの奥深さを感じました。またとある話によって僕の中でのロープワークの重要度がグッと上がりました。ロープワークでは一回一回結び方が間違っていないか丁寧に確認することを心がけていました。


 ロープワークを終え、夕食を食べ終えた後は待ちに待った温泉!その日で一番楽しみにしていました。先週に引き続き、この温泉に入るのは2回目ですが何回入っても飽きません。相変わらず露天風呂はぬるかったですが、室内の温泉の温度は正に適温で極楽気分でした。そして温泉から出た後の冷たい牛乳は格別に上手くて温泉であったまった後の体に染み渡りました。


 キャンプ場に戻りいよいよ就寝時間!今回は前回とは違い希望者の室内泊が許されたので、迷わず室内泊を選びました。建物の外と内という違いだけでもすごい違いで、周りに人がいるというだけでもワクワクしてきました。ただ手元に枕の代わりになるようなものがなかったので色々工夫はしましたがどうしても頭の感触に違和感があり、あまり寝られませんでした。枕を用意する必要はないと思いますが、服を重ねて枕にするという誰でも思いつきそうなことを思いつかなかったため、ある程度家で持って行く物をどのように使うかをシュミレーションしておくことも大事だと思いました。
 6時になったと同時にアラームが鳴り響き、起床しました。昨日食べたベーコンが生焼けだったのかお腹が痛く正露丸をもらって朝を過ごしました。ベーコンとはいえやはり十分な加熱は必要なので、食べる前にしっかり焼き加減を確認することを心がけようと思います。正露丸をくれたインストラクター以外の人も僕のことを気にかけてくれたことがとても嬉しかったです、重要なのは「互いを見ること」という意味が分かりました。
 そんな朝を過ごし、腹痛も治った頃から昨日のリース作りと対になっていたプログラム、燻製とピザ作りが始まりました。ピザにはマシュマロとチョコをトッピングし、自分では完璧なトッピングだと思っていたが、いざ完成したモノを見ると。膨らんだマシュマロや溶けたチョコが生地からはみ出し見るも無惨な状態となっていました。これは生地が分厚かったため生地が膨らんでしまったことが原因なので次からはしっかりと生地を伸ばしてから焼きたいです。この失敗を次に活かして次こそは美味しいピザをつくってみせます。燻製したベーコンやウィンナーは独特な風味で美味しいには美味しいのですが、なんとも表現しづらい味でした。 


昼食を終え片付けも終えた後、いよいよ最後のミーティングが始まりました。正直、ここでの森さんの話が一番印象に残りました。ここの話でロープワークに対する印象がガラリと変わりました。今回の体験を通じて山の危険性を知れたので、たとえ楽しくても気は抜かないようにこころがけたいです。2日間最高に楽しかったです!次回は山ではないですが、今回と同じくかなり冷え込むと思うので、防寒対策は万全にして望みたいです。

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