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2023年 その月とその写真と。

一回どうしてもnoteを書いてみたかったんです。
このTwitterのアカウントは普通に友人なども繋がっているので少し恥ずかしいところもありますが、それ以上に写真を投稿されてる方で僕をフォローしてくれてる人々に自分の書いた文章を少しだけ読んで欲しかった、というのがあります。

先程も書きましたがこんな風に文章を書くのは少し恥ずかしいところもあります。文章というのは自分の内側をこれでもかと曝け出すものでもあるので。そして文章というものは自己表現の中でも突出して自己で完結する表現方法でもあると思います。それもあってか僕は写真を撮ることの次に文章を書くことが好きです。文章の話はこの程度にして写真の話をしようと思います。

この一年、本当にいろんな方と知り合うことができました。主にTwitterで写真を投稿してるだけの僕をフォローしてくださったり、緊張しながらも声をかけてみると快くフォトウォークに同行させていただけたり。実際会ったことはなくともTwitter上で色々な写真の話をできたりと本当に写真のことが好きになった一年でした。そんなこともあってか振り返りも含めてこのような文章を書きたくなりました。もしかしたらとてつもなく長くなるかもしれませんがどうか読んでいただきたいです。

1月

皆様の記憶にも新しいかと思います京都に記録的な雪が降りました。ほとんどの交通機関が麻痺していたため僕はカメラを担いで一山越えて東山まで行き、半分凍った手で必死にシャッターを押しながら写真を撮りました。京都に住んでいて良かったことの一つに、思い立ったらいつでも名スポットに写真を撮りに行ける、というのがあると思います。それを身をもって感じた日でした。

2月

家族で石川に行きました。ちなみにこの旅行が僕の先代カメラでもあるCanon EOS kiss X9iとの最後のお出かけでした。そしてこれが最後の一枚でした。この月の末にこのカメラは売ってしまうのですが、この時まだカメラの知識もほとんど無かった僕は(マップカメラの存在すら知りませんでした)よくわからない業者にほとんど何も傷がついてないダブルズームキットを2万で売り払ってしまいます。この事を後悔するのは少し後になるのですが、今でもカメラには申し訳ない事をしたなと思っています。それくらい思い入れのある機体でした。ありがとう。

3月

悩み悩んだ挙句、新しいカメラにFujifilm X-Pro3とその最初の相棒にXF35mm F2を選び、僕の本格的な写真ライフが始まりました。目星はつけてたのですが、なんせFujifilmの中古カメラは馬鹿にならない値段の上がり方をしてましたから。(今もですけど、)中々一歩を踏み出せなかったのですが、いい状態で20万を切ってる機体が出たので思い切って買いました。この一枚はこのカメラで初めて撮った写真(もちろん撮って出し)です。EVFを初めて覗いた時、その写りに少し手が震えたのを今でも覚えています。このカメラが映し出す空の色、影の色、肌の色、撮影体験そのものの素晴らしさ。その全てに感動しながらこの日は1日、彼女と京都の桜を見歩きました。

4月

この頃からFuji X Weeklyを参考にカメラ内raw現像をしだすようになりました。やっぱり京都はいいですね。最近は観光人の外国人の方で溢れかえってますが、いろんな文化が混ざり合ってる感じがして僕はとても好きです。この頃にようやくカメラの知識も勉強し始めました。正直2月くらいまでF値とはなにかもしっかりと説明できない状態でカメラを使ってました。恥ずかしい。

5月

GWの旅行ということで彼女と天橋立に行きました。彼女の赤い髪が本当に綺麗でたくさん写真を撮りました。そして、見た目も可愛く持ち歩きしやすいこのカメラを彼女も気に入ってくれていて、何枚か僕の写真も撮ってくれました。そういった点でもX-Pro3は本当にいいカメラだと思います。彼女にこの記事を見られたときに「なんでこの写真なん?」と言われることが容易に想像できますが、個人的にとても気に入ってるので頑張って許してもらいたいです。

6月

6月は初めて1人で1日しっかりとスナップを撮りに行きました。そして初めて1からしっかりとレタッチをしてその中でも気に入っている写真です。知ってる方も多いと思いますが、京都って本当に夏は暑くて冬は寒くて、そして梅雨の時期は本当にじっとりとした嫌な暑さが体にまとわりつきます。そしてこの写真は、そのじっとりとした感じも少し表現できている気がして今でもレタッチをする時に参考にするほどです。この時の自分ナイス。

7月

京都の夏といえばやっぱり祇園祭なんですよね。
人混みが大の苦手である僕もさすがに足を運びました。進学のタイミングで東京に行った友人達が揃いも揃ってInstagramのストーリーで祇園祭に行きたそうにしてたのを今でも覚えています。分かっていたことではあるのですがやっぱり彼女の写真が多いです。後でちょっと怒られるんでしょうね僕。

8月

この1ヶ月、京都は本当に暑くて逃げるように瀬戸内海に旅行に行きました。アテは外れて瀬戸内海も、とてつもなく暑かったのですが、それでもとても楽しかったです。写真をやってる方は知ってる人も多いと思いますがhym hotelにも泊まれて大満足でした。ちなみに僕は、写真に写ってる浮島(なんて言うんですかね真ん中に浮いてるでっかいボート)で観光客のイタリア人の子供達と7対1で相撲をしました。つい本気を出してしまい子供達を全員海に放り込んでしまって流石に彼女に怒られました。写真ってこんな風に記憶を蘇らせてくれるのが本当に好きです。

9月

この月の写真、本当に選ぶのに時間がかかりました。この日の写真を選ぶことは決まってたのですがいい写真があまりにも多くて、。なんせ人生で1番楽しかった、写真を撮る1日でしたから。uheさん、BUGさん本当にありがとうございました。この日があったおかげで僕はライカに触れることができたし、モノクロの質感とその美しさを知ることができました。それと同時に誰かと一緒に写真を撮ることの楽しさも知れました。「うわ、それめっちゃいい!」とか「いいの見つけるなぁ」とかをお互いに言い合いながら写真を撮ってるあの時間はとても思い出に残ってます。御二方、いつでもフォトウォーク誘ってください。

10月

この月は9月に東京のレモン社で購入したTTartisans 50mm F1.2でいっぱい遊んでました。eos kiss x9iで写真を撮るときはこの画角が多かったので当時のことを思い出してとても楽しかったです。しかもMF。あ、写真撮ってるなっていつもより思うことが多くあった1ヶ月だったかもしれません。でもこのレンズなんせじゃじゃ馬で、開放したらピント面ですらたまに緩すぎる写りをしてしまうんですよね。色収差も激しいし、。この一枚はそんなじゃじゃ馬レンズがピッタリと僕の撮りたい写真にハマった一枚です。


11月

少し用があり、鳥取までソロツーリングに行きました。流石に海見たい!と思い鳥取の白兎海岸に少し寄った時の写真です。海辺で遊んでたご家族に声をかけて何枚か写真を撮らせていただきました。末っ子の女の子ですかね。1番小さかった子と、とても仲良くなり一緒に綺麗な貝殻を集めました。少し砂のかかった小さな足がとても可愛かったです。

12月

1年ぶりの横浜。人が多すぎて諦めたクリスマスマーケット。2人してベロベロになった野毛飲み歩き。思い出沢山の横浜旅行は一年の締めくくりにぴったりなものになりました。去年と同じように今年も天気に恵まれて、おまけに月まで綺麗でした。来年のクリスマスはグランピングですかね。これを読んでる彼女にも意見いただいて一緒に考えたい思います。


見返してみると本当にいろんな場所に足を運んだ1年でした。Twitter(僕ずっとTwitterて書いてますけどXですよね。)でも沢山の方と知り合えましたし、写真のことがまたさらに好きになった一年でした。来年も覚えてたらこんな風に文章を書いてみたいです。多分忘れてるんですけどいつかは思い出すと思います。読んでいただきありがとうございました。

良いお年を。

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