見出し画像

強化試合の個人的な楽しみ方

強化試合ワクワクしない…。
推しがいないからどうやって見ていいか分からない…。
そんな声をちらほら見かけたので、個人的に強化試合で楽しんでるポイントをあげてみようと思う。
(画像は昨年の浜松大会)

そもそも、強化試合は日本代表選手の選考と強化をするための試合。勝ちを狙うのはもちろん、全員の仕上がりや試合勘、ラインナップの確認をする試合でもある。全員にPTがあるし中々見ない使われ方やプレーを見ることが出来る。

これを踏まえて私的面白ポイントを並べてみる。


①各々の役目をどれだけ理解してバスケしているのか。

強化試合はアピールの場所なので、1人約10~20分の間にいかにこのチームの為に役に立つのかをHCに証明しなければいけない。それが、得点なのかアシストなのかリバウンドなのか数字にならない泥臭さなのか、ポジションや得意分野によって様々なのでそこをどれだけ理解して日本代表というチームのプレーをしているのか。皆頭では理解していると思うけど、実際にプレーとしてできるのかその辺を見ていくのが楽しい。


②出来上がってないチームをPGやベテラン勢がどれだけクリエイトできるのか。

PG陣はやはり得点のクリエイトしなければいけない。セットプレーを使いつつどんなクリエイトをするのか。そして、若手が多い中でほかのポジションのベテラン勢がどんな立ち回りでクリエイトするのか。まだ作りかけのチームだからこそ手腕が問われるので面白い。


③HCの試すラインナップのハマり方。

今までやってきたラインナップではなく、ほかのラインナップを試してくる。このラインナップだと皆やりやすそうかな、とかこのラインナップだと生かしたいところが生かしきれなそう…?みたいなのを探りながら見て行くと、最終的に決まった時にこれを採用したんだ!!って思うので面白い。しかも、微妙かも?みたいなラインナップを試す中で急にビタっとハマる瞬間がくると気持ちよかったりするからその辺も楽しさのひとつかな。


④ベンチでの振る舞い、コミュニケーションのとり方。

個人的最推しポイントはここだったりする。
チームビルディングをしながらも選考中という選手個人にとってはサバイバルの中で、ベンチで試合を見ながらどんな振る舞いをしているのか。コート上やそれ以外でどういう風にコミュニケーションを取っているのか。試合中ってプレーに目が行きがちだけど、こういう所にも個性が出てくる。特に苦しい時間帯にこの辺りに注目して見るのが私は好き。苦しい時にこそ人は本質が見えると思うので。

以上、あくまでも私の楽しみ方なので皆さんに合うかはわからない。けど、誰か一人でも面白いかもと思ってくれたら嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?