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本読みのきろく

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わたしの読書感想文
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#日々のこと

#とある一冊 02

「次の外来、いつにしますか?」 この一言に救われる人がいるんだと思うと、ぎゅっと胸がしまる。 ある医者が、末期癌の患者にやっとの思いで口にしたこの一言が、患者が生きる気力を取り戻すきっかけとなり、切なくもあたたかいストーリーがはじまる。 * 小説「神様のカルテ」は、ある一人の医者が信州にある地域の病院で生きることに向き合い懸命に生きていく物語。 主人公は、夏目漱石を敬愛する古風な医師・栗原一止。24時間365日を掲げる地域の病院で、昼も夜もなく必死に働いている。 あ