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英語はなぜ難しいか?     (「話せる」ようになるために)

 多くの日本人が一度は憧れるであろう「英語ペラペラ」(私自身がまだペラペの段階だが😅)。English speakerを目指して英語の音声を練習する、「英語はなぜ難しいか? 音声編」。
 今回は、ズバリ「英語を話せる」ようになるための要素を列挙する。

 現在の日本では、「英会話」が大ブームとなっているらしい。諦めた目標をもう一度、という人も多いだろう。かくいう私もその一人だった。
 しかし、残念ながら多くの日本人は英語を話せるようにはならないままだ。それはなぜか? を探っていく。
 本記事が貴方の英語習得の参考になることを願ってやまない。


 ながらく「英語が苦手」の烙印を押されてきた日本社会(個人的には、大きなお世話!😝)だが、事態は好転しつつある。

 私の予想では、「英語を言語として使えない英語教員・講師」は10年後には一掃されている。全くいなくなるということではないが、肩身の狭い思いをすることは間違いない。
 なぜなら、英語を言語として使える学生は増えており、彼らは未来の英語教員・講師だからである。これは、塾講師として働いている私の肌感覚ではあるものの、文部科学省の目指す方向性(初めて意見が合った😅)と合致する。
 この流れが大きく変わることはないと考える。

 経済面から考えても、グローバル化するマーケットに対応するために、英語の必要性は増しているそうだ(私は経済は門外漢だが😅)。

 ということで(?)、本記事は「英語習得の流れから取り残されつつある、オジサン世代」に向けて書く。特に、英語教員・講師として10年後も生き残りたい(最前線で活躍したい)と思う人は必読だ😝。なにしろ、私自身が英語の音声練習を続けてきた最大の動機はそれなのだから。
<追記>上からのモノ言いになって申し訳ない🙇‍♂️🙇‍♂️。長らく「英語を教えているのに英語ができない」講師として働いてきた、forerunnerからのメッセージだと思ってほしい。


 本記事は、「英語を話せる」ようになるための「マインド」「練習法」を列挙する形式をとる。従って、要約は無意味であるため省略する。


 Before reading the article, I strongly recommend you to try this one ↓ .

 
 Are you ready?


①英語を話すためのマインド


・「聞こえない」「分からない」を素直に認める

 何かをできるようになりたいと思ったとき、最も避けるべきは、できないのをゴマかすことだ。特に自身が指導する立場にあると、できないことを素直に認められなくなる。
 私のように堂々と「できない」「知らない」と生徒の前で言える(その後に、「調べてくれない?」と続く)鈍感人間は別として、何も人前で認める必要はない。
 ただし、一人で英語と向き合っているときには、自分のできなさを素直に認めることが大切だ。

 これは精神論・道徳論を説いているのではない。何かをできるようになるということは、何ができないかを認識することから始まる。できないことから逃げていては、いつまで経ってもできるようにならない。
 多くの英語教員・講師が「英語は文法が大切」と言うとき、ほとんどの場合「文法以外のことができない」ことのゴマカシ・言い訳である。文法が重要であることに異論はないが、言語習得の極々一部に過ぎない文法の世界に閉じ籠もるのではなく、その他の分野練習すべきである。
 日本語話者が「異質な言語」である英語を習得するのに必要な分野とは、音声練習。避けて通ることはできない。



・ひたすら真似する

 様々な理論を駆使しても、言語を使えるようにはならない。言語は感覚的に覚える・使うものであって、理論は後からついてくる
 理論を学ぶべきタイミングは、「理論を知りたい」と思った(思えた)とき。それまでは、ひたすら練習あるのみだ。

 「正しく聞き取れる」音声を「正しく口から出す」練習を日々続けるのが、結局は最短の習得法である。私が「15ヵ国語を正しく聞き取れる・口から出せる」と主張(?)しているのは、この練習ができる・続けている、という意味だ。

 幼児が母国語を習得する過程を、もう一度なぞるイメージだ。新しい言語を練習することで、幼児期の自分を思い出す、と言い換えてもイイ。この1年間で私が体験した感情である。

 ほとんどの「大人たち」にとって、この過程は苦痛(もちろん、かつての私も含まれる😅)である。年齢が上がると英語習得が難しくなると言われるのは、能力云々よりも、この心理が関係していると思う。そこで、次のマインドが重要になる。



・年齢や学習年数は無関係

 人にはそれぞれ、得意・不得意がある。1回でできるようになることもあれば、100回やってもできないこともある。極めて自然な現象である。

 日本の教育システムにおいては、習得時期の目安が便宜上示されているが、あてはまらない人間が出てくるのは当然のことだ。目安よりも圧倒的に早く習得する人もいれば、逆のパターンもある。
 それなのに、一律に「学年」で分けてしまっているところに、日本の英語教育(他科目も同じ?)の大きな問題点がある。

 社会人になると「学年」という発想はしなくなるが、今度は学習年数という指標が気になってくる。「◯◯年勉強しているのに」「英会話スクールに◯◯年通っているのに」という声は、本当によく耳にする。

 センスが大きくモノを言う言語習得において、学年や学習年数はほとんど意味がない。他の分野で考えてみれば分かることなのだが、こと「英語」となると「勉強」のような気がするため、無用な混乱を生む。

 例えば、私は藤井聡太五冠が生まれる前から将棋に触れている。また、藤井少年が小学3年生で圧倒的な強さを誇っていた10年前の時点 ↓ ならば、「生涯学習時間」でも勝っていた(多分😅)だろう。


 ・・・、

 ・・・。


 貴方、今、「だから何?」と思いましたね?😁

 そう、そうなのだ。将棋ならば誰も、「俺の方が歳上で〜」「俺の方が長い時間〜」と思わないのに、英語になると思ってしまう。
 結果として、歳下や生徒に(無意味な)マウントをとったり、学習時間を自慢したりしてしまう。あるいは逆に、「もう歳だから」「こんなに勉強しているのに」という思いから、練習を続けるのがイヤになる。

 本気で英語を使いこなせるようになりたいのならば、潔く認めよう。「◯年生」「◯歳」「◯年間」は英語習得には無関係である。



・とは言え、時間さえかければできるようになる

 言語学習が将棋と異なるのは、時間をかければ誰でもできるようになる(実は将棋も同じ?)ことである。
 大きな個人差はあるが、貴方にとって必要な時間練習を続ければ必ず使いこなせるようになる。「日本から一歩も出ることなく」「40歳を過ぎてから」「アラビア語の練習を続けているうちに」English speakerになった私が言うのだから、間違いない(余計信用できない?😅)。

 英語習得に必要な時間については、様々な研究結果が発表されている。だが、貴方が知りたいのは科学的データでも平均値でもない。貴方自身がどれくらいの時間を必要とするか、だろう。
 よく「個人の成功体験は一般性に乏しい」という論調を聞くが、大切なのは自分ができるようになるかどうかであって、一般的にあてはまるかどうかなどどーでもイイ。

 貴方ができるようになるまでに必要な時間。それは、できるようになってから分かるとしか言いようがない。それくらい個人差があることなのだ。
 一応、目安として「2200時間」を挙げておくが、ほとんど意味はない。私はおそらく5000時間かかっている。もちろん、10000時間必要な人がいても何も不思議はない。
 できるようになる瞬間を信じて、練習を続けるしかないのである。

 言語習得において最も重要なのは「継続」である。細かい方法論はある(私の記事でも紹介してきたし、広く紹介されている)が、ハッキリ言って「続ける」ことに比べれば、重要度は格段に下がる。だからこそ、本「英語はなぜ難しいか?」シリーズでは「続けるためのマインド」に焦点を当ててきたのだ。



・英語にシンクロする

 英語を英語のまま聞く・話す・読む・書く、ということだ。言語習得として極めて当然なのだが、長らく日本社会では「英語の勉強」とは「和訳」のことだという刷り込みがなされてきたため、多くの日本人は日本語に直そうとしてしまう。

 もちろん、全くのゼロから言語学習を始める際には、ある程度母国語の助けを借りる必要がある。
 だが、いつかはその状態から脱し、英語英語を学ぶ必要がある。何と言っても、それが最も正しく英語を捉えられるし、効率が良いからだ。

 なのに、日本の英語教育においては、ひたすら和訳を続けるのが習慣化してしまった。結果として、「日本語を介して英語を捉える」というワンクッション余分な過程が混ざりこんでしまう

 大学入学共通テストが始まり、読まなければいけない英文の量が増えた。リスニング試験も広まっていく中で、「和訳していては間に合わない」という認識は一般的になってきた。
 
 だが、和訳することによる弊害はそれだけではない。列挙すると、その他に
 ①英語の語順で捉えられない
 ②英語のニュアンスが捉えられない
 ③「音」とリンクした「意味」が捉えられない

 ③については、これまで「英語はなぜ難しいか? 音声編」シリーズで述べてきた内容だ。ヨーロッパ言語は音と意味内容がリンクしている。その意味内容を、日本語の文字で捉えようとするから無理が生じるのだ。

 ①と②については、文法編で説明する予定だ。詳しく知りたい人は、コチラ ↓ もどうぞ。



・「言い訳」を封印する

 「英語4技能」が叫ばれるようになってから久しいが、本来言語は複数の技能が絡み合って機能するものであって、取り立てて「4技能」を強調する必要はないハズだ。日本語が「話せるけど読めない」人などほとんどいないでしょ?(ちなみに、この識字率の高さは、日本が世界に誇って良いことだと思う)。

 だが、残念ながら日本の英語教育においては、長らく「音声(聞く・話す)」の部分が軽視されてきた。旧センター試験時代には「発音・アクセント問題」が出題されていたが、実際に音声を使いこなすこととは無関係なのは言うまでもない。

 「俺は英文法を完璧に理解している」「英語を話せないけど、聞き取りはできる」「聞く・話すは苦手だが、読みは問題ナシ」「英語の本質とは〜」などというのは、全て英語を言語として使えていない人間の言い訳である。
 
 貴方も似たようなことを思っているでしょ?

 なぜ分かるのかって? 
 
 それはもちろん、私も同じことを思っていたからである😅。

 English speakerとなって1年、呆れるくらいこのような主張を耳にしてきた。何のことはない、かつての自分も同じことを言っていたのである。

 このような言い訳は、練習しても練習しても英語が上達しないときの「責任をなすりつける対象」 ↓ としては有効であるが、普段は封印しておくこと。

 言語は聞いて、話して、読んで、書くものである。どれか1つが大切だとか、どれか1つができない、などということはありえない。
 どれか1つでもできないということは、貴方は英語を習得していないのである。



・英語を使えるようになったら

 正直、この話は書こうかどうか迷った。だが、貴方が日本社会でEnglish speakerになろうとしているならば避けて通れない問題であるため、敢えて書いておく。

 それは、貴方が晴れてEnglish speakerになったとしても、決して単純に祝福される訳ではない、ということだ。

 長く続く単調な道のり、何度も諦めようと思った道のり、「困難」などではとても言い表せない道のり・・・。
 果てしない道のりを経て、貴方がEnglish speakerになった(実は英語学習におけるgoalではなくstartなのだが😁)としよう。
 そのとき貴方を待ち受けるのは、「英語を話せるなんて凄い😍」という称賛の言葉(もちろん、一定数存在する)よりも、「アイツは調子に乗っている」「アイツは英語を感覚で捉えている(その通りだが)」「アイツは英文法を無視している」という嫉妬に似た怨念である。
 さらには、「英語を話せる必要はない」「日本語を大切にする」という、言い訳なのか負け惜しみなのかよく分からない意見(?)も浴びせられる。

 私はこのnoteを通じて、多くのEnglish speakerと知り合うことができた。彼らと価値観を共有できたことは、私にとって大きな喜びである。
 だが、彼らの声が日本社会において主流となることはない。だから、日本人は英語ができないままである。

 なぜか? 英語を使えない日本人の方が圧倒的に多数だからである。
 英語教員・講師の中でもできない人間の方が多いため、英語を使える講師の意見が通らない。結果として、英語を使える講師は一部の塾や英会話スクールに偏ることになる(体験談を教えてくれた方々には、この場を借りてお礼申し上げます🙏🙏🙏)。

  英語を言語として使いこなせるようになった瞬間から、貴方は少数派に属するようになるのだ。その覚悟は貴方にあるだろうか? 私にはなかった😅。
 正確に言えば、その問題が存在することすら意識していなかった。自分が嫉妬する側だったから。(イジメている側はイジメを認識していないのと構造が似ている)。
 だから今、悩んでいる。だから今、貴方に問いかけている

 果てしない困難を克服して、貴方がEnglish speakerとなったなら、思い出してほしい。貴方の先輩達は、日本社会で苦しんでいるということを。



②英語を話すための練習法


 暗い話はここまでにして😁、具体的に英語を使えるようになるための練習法を紹介する。
 
 ただ、これだけは忘れないでほしい。どの練習法を選択するか悩む前に練習を始めること
 どの方法論がいいかなどという議論をしているのは、大抵練習から逃げている人間である。アレコレ言う前に実践することが大切だ。
 


・シャドーイング(shadowing)

 聴こえてくる音声を、「影」のように真似しながらついていく練習法だ。
 音声練習として最高レベルの効果を誇り、私が日々続けている多言語学習も、基本的にはこれだ。

 ただし、音声を正確に捉えられないうちにシャドーイングを取り入れると、間違った音を出していることに気付かない、という危険性 ↓ もある。
 私自身、英語の音声練習において、「correct pronunciationを身につける」ことよりも、「間違った音を修正する」ことの方に時間がかかった
 そういう意味では、シャドーイングは音声レベル上級者向けの練習法と言えるだろう。 

 
 この辺りは、自分が音声をどれくらい正確に捉えられているかとの兼ね合いになる。
 correct pronunciation ↓ が身についていない人は、先にその練習をしてほしい。

 また、シャドーイングできるようになるためには、お手本音声の速さについていく必要がある。
 自信がないうちは、「お手本音声を聴く」→「ポーズをとって、自分で音声を出す」ことを勧める。市販のCD教材などは大抵そうなっている。

 また、コチラの動画 ↓ は同じ音声を繰り返してくれるのでお勧めだ。レベルも複数段階あり、初級者から上級者まで、幅広く対応している。


 なお、音声練習の際にスクリプト(script)を先に読むのはやめた方がイイ
 私の記事でも何度か述べてきたが、日本人が英語を話せない最大の要因は文字から入ってしまうことである。まずは聞こえてくる音をそのまま捉える練習をすること。スクリプトは後から「確認」するためにある。

 「先に文字を見ない」という観点から、現在流行しているオーバーラッピング(overlappinp)はあまりお勧めできない。何と言っても、「音声だけ」の世界を体感することが大切だ。

 「シャドーイングかオーバーラッピングか?」という論争(?)があるらしい。個人的には、「どっちでもイイから、早く練習を始めよう」と思う(笑)のだが、練習の前に練習法の議論をしているところが、いかにも日本社会らしい😰。

 このような記事 ↓ を見つけた。

 「ながら学習」に納得😊。私も歩きながら他言語を聴いている。



・独り言(talking to yourself)

 言語学習において最も大きな割合を占めるのは「独学」である。自分の苦手分野に専念できるし、好きなだけ(?)失敗できる。何よりも、自分のスケジュールに合わせて時間をかけられる。

 そこでお勧めするのが、英語で独り言を呟く習慣をつけることだ。他者にぶつける自信がつくまで、自分の英語を磨くのだ。同じ表現を何度も何度も(100回練習しても上手くいかないのなら、101回目に挑戦するマインドで)口から出す、ということだ。

 現在の私は、妻や一部の生徒には英語で語りかけ(もちろん、日本語を使うことの方が多い)、一人の時にはスペイン語・中国語・アラビア語を口から出している。そして、難しい内容に(自分の脳内で)なれば英語に切り替えている。

 独り言の効用については、コチラ ↓ も参考にしてほしい。




・日記(keeping a diary)

 「書く」と「話す」は、アウトプットという点で共通している。大量のインプットはアウトプットに転化し、アウトプットできなかったことはまたインプットする。言語学習はこの繰り返しである。

 入試で英作文を課す大学も増えており、仕事の関係でメールを英語で書く機会もあるだろう。

 自分の中にある表現を組み合わせて、自分オリジナルの文章をつくる。言語学習において最も幸せな気分になれる時である。

 私は10年近く、3行日記を英語で書くことを日課にしていた。現在では書くよりも話す方が早いため、英語日記はやめた(ヨーロッパ言語の良いところは、話せることはほぼ間違いなく書ける、というところにある)が、代わりにスペイン語作文に挑戦している(まだ、例文をただ写している段階😅)。

 「日本語の日記でも三日坊主で終わってしまうのに、英語でなんて😭」という人も多いだろうから、継続の秘訣を紹介しよう。
 多少途切れても、続けた「ことにする」のだ。例えば、時間がなくて4日分が空白になったとする。それならば、時間があるときに(当日分も含めて)5日分書けば良いだけのことだ。私は10年近く英語日記を書いてきたが、ぶっちゃけこの「インチキ」を使いまくりである🤣。
 継続のコツは「細かいことを気にしない」。大切なのは続けることそのものである



・他言語学習(learning another language)

 愛読者の皆さんはご存知の通り😝、私はアラビア語学習を通じてEnglish speakerになれた。他言語を使おうとする際、上手く言えない時には英語に切り替えるしかない(まさか日本語を使う訳にもいかないので)ため、英語を「自分の味方」だと感じるようになる。

 この感覚は本当に大切で、「英語を使える」とは「英語を使おうと思える」こととイコールであるとさえ言える(すみません🙇‍♂️🙇‍♂️、言い過ぎです)。

 それはともかくとして😅、「英語学ぶ」のではなく、「英語学ぶ」という意識をもつと良い。

 なお、「ヨーロッパ言語の音声」を「日本人が学ぶ」という観点からは、断然スペイン語をお勧めする。以下 ↓ の2つの曲を聴き比べてほしい。

英語version


スペイン語version


 いかがだったろうか?

 内容ではなく、どちらが「聞き取りやすいか」をお考え頂きたい。

 おそらく、多くの日本人にとってはスペイン語の方が聞き取りやすいハズだ。スペイン語は母音をはっきり発音する言語であり、ヨーロッパ言語の中で最も日本語に近い(綴りも基本はローマ字読み・書きでOK)。これは単なる私の感想ではなく、データ ↓ も出ている

 ガチでスペイン語を学ぼうとすると、動詞の変化と複雑な時制がネックになるが、ヨーロッパ言語の音声に慣れるという目的のためにスペイン語に触れるのは有効だと考える。


 という訳で、今回はここまでだ。I hope you practice English every day‼️


絶対にできる方法は何かって?
できるまで続けることじゃないかな


 


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