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【受験生】法学部の学部紹介

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学部選びで迷っている君へ。 大学パンフレットでもオープンキャンパスでもいまいち法学部がいかなる学部なのかつかめない方はぜひ参考にしてください!ただし、あくまで個人の意見なので他の…
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2023年7月の記事一覧

【大学生日記】法学部生、今日は学期末試験

 あかんぼうさんという同じ大学生としてnoteに取り組んでいらっしゃる方が定期的に「大学生日記」を書かれている。そして、それが面白いなと感じたので一度私も取り組んでみようかな、と。  もうあっという間に7月下旬。本日の試験は4科目。1,2,3,5限にそれぞれ※応用刑法総論・応用刑法各論・応用民事訴訟法・債権各論の試験がある。そのうち1~3限の科目は名前の通り、「応用」でない通常レベルの科目が十分に理解できている前提のものであることから、如何せん難易度が段違いに高い。それゆえ

法学部には大学ごとに学派が存在する。

 タイトルの通り、法学部には大学ごとに学派が存在します。より正確に言えば、大学教員がそれぞれ自身の支持する説をもっています。例えば、同じ刑法の先生であっても、行為無価値論者と結果無価値論者に分かれています。  行為無価値論とは、犯罪行為の違法性の実質を行為の反倫理性に見い出す立場であり、結果無価値論とは、犯罪行為の違法性の実質を当該行為による法益侵害・危険の惹起に見い出す立場です。  端的に申しますと、犯罪(殺人罪)が違法であるゆえんを、「人を殺す」という「行為」だと考える