脳の成長の原動力とは、保護者に何が可能か

脳の発達においては知的好奇心が大切。
知的好奇心が高いと、様々なことに興味を持ち、ポジティブな感情を生みやすく、ポジティブな感情というのは記憶力を高めることに効果があるといわれている。
これは脳の中で好き・嫌いなどの感情をつかさどる「扁桃体(へんとうたい)」と、そのすぐそばにある記憶の倉庫番である「海馬(かいば)」が密接に機能連絡をしていると考えられている。
イヤイヤ取り組んでいるので、海馬が「覚えておく必要はない」と判断している可能性がある
子どもが物事を覚えるのは熱中している為。
この、「熱中体験」が、脳の発達においては大事。
→熱中するのが良いが、熱中する為にはどうするべきなのか。。。
親と一緒に行うことが相乗効果を生む
子どもに勉強をさせたいのであれば、「保護者が一緒に勉強すること」が一番。
親が、「勉強しなさい」「これやりなさい」と一方的に言うだけで、スマホを触ったり、他のことをしていたりするのであれば、子どもが「勉強したくない」と思うのも、無理はありません。
模倣の力をめいっぱい使いながら、保護者も一緒に楽しんで勉強するべし。→ミラーニューロン

勉強は時として孤独なもの。子どもひとりでやるのはなかなか大変。
模倣の力とアタッチメント(愛着形成)を生かし、親子で一緒にやってみる。
また、「一緒にやる」ことで、それが「親子のコミュニケーション」になるよさもあります。一緒に勉強していれば、「この問題はどうやって解くんだろうね」「どうやって解いたらそうなった?」といった会話が自然と入ってきます。→勉強を共有し家族の時間とすること

脳は何歳になっても成長可能。
大人でも成長を「諦めないこと」が大切

脳の可塑性※(※外部からの刺激に対して変化する力)は素晴らしい。
大人の脳だって、刺激を与え続ければ、成長することが可能。何歳からでも「できる」。
「できない」は思い込みです。親自身が「自分は知的好奇心が低いからムリ」「算数は苦手だから、一緒にはできない」などと考えずに、とりあえず親もどんどん調べたり、一緒にやってみたりする。
親が一生懸命やっている姿を、子どもは見ています。

子どもの脳を育てるには保護者のかたの関わりが重要。
単純接触効果を増やすために外の世界へと連れ出すのも保護者ですし、一緒に勉強するのも保護者。子どもに勉強の習慣を付けさせたい、知的好奇心を伸ばしたいなどとお考えであれば、「親の楽しい努力」が大事。

⇨親が一生懸命やっている姿を、子どもは見ているという言葉が強く感じた。上記で疑問に感じた、熱中することとは、熱中している姿を見せることであり、ポジティブに外へ連れ出してあげることやサポートが必要である。
できるできるできると子供を信じてあげたい。

#ミラーニューロン #可塑性 #熱中力

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