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2022.10制限【ティアラメンツ】ミラーゲートボール


はじめに

こんにちは、みりおんです!

今回は、2022年に猛威を振るったテーマ【ティアラメンツ】のミラーを当時の制限で遊ぶ、いわゆる「ゲートボール」を紹介したいと思います!

今回の記事はゆるめです!面白そうだと思ったらぜひ読んでみてください、よろしくお願いします!


2022.10制限【ティアラメンツ】ミラーゲートボールを作ろうと思った理由

2022.10制限で【ティアラメンツ】ゲートボールミラーを組んだ経緯について。

去年、2023年2月18日に『RARITY COLLECTION-QUARTER CENTURY EDITION-』が発売され、《増殖するG》《灰流うらら》などの手札誘発をはじめとした汎用カードが再録されました。
発売当日は僕もカードショップに行き、パック開封やシングル買いをして汎用カードのセットをいくつか揃えました。
そして買った数日後にこんなことを思いました。


「こんなに汎用カードのセット使わないわ……」


調子に乗って買いすぎたのもあり、汎用カードセットが余りました。
とはいえ売るのも本末転倒なので、何か良い利用法はないかと考えました。

そこで思いついたのが「近代ゲートボールを組んでみよう」という試みでした。
近代ゲートボールという言葉は少し矛盾していますが、過去環境を遊べるゲートボールと、手札誘発のやりとりがある近代遊戯王のどっちもやりたいという思いが強かったので、近代ゲートボールを組むのを実行してみました。


近代ゲートボールを組む条件として設定したのが、以下の通りです。

・当時のTierが高め
・ミラーで組んでゲームが面白い
・打って気持ちよくなれるカードがある
・パーツが高すぎない

この条件を全部とは言わないですが複数満たすデッキを探しました。

近代ゲートボールのデッキ候補としては、

・【勇者デスピア】
・【幻影勇者】
・【ティアラメンツ】

この3つが挙がりました。

【勇者デスピア】は《烙印融合》を打つのが気持ちよくなれますが、ミラーを組むにあたって6枚必要な《デスピアの導化アルベル》の値段が気持ちよくないのでやめました。
【幻影勇者】は《フュージョン・デステニー》を打つときが一番気持ちいいので有力候補でしたが、《D-HERO ダッシュガイ》《D-HERO ディバインガイ》などを引いたときに腹が立つのでやめました。


【ティアラメンツ】は《ティアラメンツ・キトカロス》は現代遊戯王では禁止なので、

「またあの気持ち良さを味わいたい!」

と考え候補の一つに挙がりました。

加えて、【ティアラメンツ】は規制を受けて枚数が減った分のカードを持て余していたというのもありました。


近代ゲートボールをやるには時期が早めかもしれませんが、【ティアラメンツ】ミラーは上記の条件を比較的満たしていたので組んでみたいと思い、カードを集めてみました。

また、最近では『QUARTER CENTURY DUELIST BOX』で手札誘発系カードや《警衛バリケイドベルグ》《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》など、『QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY』でリンク霊使いや《天霆號アーゼウス》《閉ザサレシ世界ノ冥神》など、今までシングル価格が1000円を超えていたカードたちが再録されました。

それによってシングル価格も下がったため、今や1枚あたりの価格が4桁を下回っていて、近代ゲートボールではとても組みやすい部類になっています!



2022.10制限【ティアラメンツ】ミラーゲートボールのレシピとルール

カードプールとルールは以下の通りです。

カードプール

ルール
・初期のメインデッキは70枚、エクストラデッキ30枚
・メインデッキに入っているカードを40枚以上60枚以下まで絞る(40枚を超えても良い)
・エクストラデッキは30枚から15枚まで絞る

(マッチ戦でサイドデッキも用意する場合)
・メインデッキから外したカードはサイドデッキとして構築しても良いが、サイドデッキは10枚になるように調整しなければならない

※ニューロンの仕様上エクストラデッキのカードが30枚入らなかったので、ニューロン版レシピにはエクストラデッキのカードをサイドデッキに10枚分入れていますが、これはエクストラデッキ扱いです


プレイングの基本方針

プレイングは当時の資料を調べたら無限に出てきますしキリがないので、ここでは【ティアラメンツ】を触れたことのない人向けの、プレイングの方針(デッキの回し方)を紹介します。本当の基本の基本なので当時の環境を知っている人は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。


-墓地を肥やす

まずはここから。闇属性の「ティアラメンツ」モンスター(シェイレーン、ハゥフニス、メイルゥ)は共通効果で墓地の自身を含んだ融合召喚を行えます。この3種類が墓地に落ちないと始まらないので、とりあえずデッキや手札からカードを墓地に落としましょう。
例えば、《ティアラメンツ・レイノハート》は確定で「ティアラメンツ」モンスターをデッキから墓地に送れる1枚初動。
運も絡んできますが《ティアラメンツ・クシャトリラ》《ティアラメンツ・メイルゥ》はデッキトップから3枚を墓地に送れます。
デッキトップからのランダム墓地肥やしでも、だいたい何かの効果が使えてだいたい何かが起きるので、最初で動きがわからなかったらその辺りのカードを使いましょう。


-《ティアラメンツ・キトカロス》の融合召喚、効果起動を目指す

《ティアラメンツ・キトカロス》は「ティアラメンツ」モンスター+水族モンスターで融合召喚できます。
基本的には墓地に送られた闇属性の「ティアラメンツ」モンスター(シェイレーン、ハゥフニス、メイルゥ)となら、もう片方は「ティアラメンツ」モンスターであればほぼなんでも融合できちゃいます。

サーチ効果で「ティアラメンツ」モンスターをサーチすれば、《ティアラメンツ・キトカロス》の②の効果で即座に《ティアラメンツ・キトカロス》と入れ替えることができます。さらに③のデッキトップ5枚の墓地肥やし効果も使うことができるので、積極的に出しにいきましょう。

サーチ効果で「ティアラメンツ」魔法・罠カードを持ってくることもできるので、《壱世壊に奏でる哀唱》などを持ってくることで後ろの妨害を用意もできます。

とにかく《ティアラメンツ・キトカロス》がデッキのエンジンです。


-墓地融合で強力な融合モンスターを出す

《ティアラメンツ・キトカロス》でサーチや墓地肥やしをしたらだいたいもう一回は墓地融合できる準備は整っています。

強力な融合モンスターとして優先して出したいのが《ティアラメンツ・ルルカロス》。
ミラーであれば《ティアラメンツ・ルルカロス》の「特殊召喚を含む効果を無効にする」効果を使う機会はほぼ訪れます。
更に、このカードが「ティアラメンツ」名称持ちなので「ティアラメンツ」魔法・罠カードの発動条件となる、『フィールド上に「ティアラメンツ」モンスターが存在する場合』を展開の過程で満たしてくれます。

《捕食植物ドラゴスタペリア》も妨害持ちモンスター、かつ融合モンスターを素材とするので墓地に行ってしまった《ティアラメンツ・ルルカロス》などをEXデッキに戻しつつ妨害を作ることができます。


2022.10制限【ティアラメンツ】ミラーで遊ぶメリット・デメリット

メリット

・現在禁止、制限のパワーの高いカードで遊べる
この近代ゲートボールを組む最大の意味かもしれません。《ティアラメンツ・キトカロス》《クシャトリラ・フェンリル》《深淵の獣マグナムート》、メインデッキの各種「ティアラメンツ」モンスターなどなど、現在では禁止カードや制限カードになっているカード群を当時のフルパワー枚数で使えるのはめちゃくちゃ楽しいです!

・比較的現代遊戯王に近い感覚で遊べる
今流行っているゲートボールだと10年以上前のものも多く、現代遊戯王とは違う感覚でプレイしないといけません。
ですがこの近代ゲートボールは1年ちょっと前のものなので、手札誘発もあり、比較的現代遊戯王に近い感覚で遊べます。現代はやってるけど昔の遊戯王をしてなかった人でも楽しめるのは大きなメリットだと思います。


デメリット
・時間がかなりかかる
この時のミラー1ゲームがかなり長く、CSでも1本目で30〜40分経過していることもザラにありました。1ゲームが重いので、空き時間に気軽に遊ぼう、みたいなのは難しいかもしれないです。
ですがそれだけ奥深いミラーであることでもあります。


おわりに

組んだ当初は《警衛バリケイドベルグ》《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》《天霆號アーゼウス》《閉ザサレシ世界ノ冥神》などの1000円を超えたカードもあり、追加で買うには躊躇う部分もあったこの「2022.10制限【ティアラメンツ】ミラー」でしたが、最近の再録で軒並み値段が下がってくれたおかげで人にも勧めやすくなりました。

OCGで今では禁止カードの《ティアラメンツ・キトカロス》《クシャトリラ・フェンリル》がフルで使えるので本当に楽しいです! みなさんも興味がありましたらぜひ組んでみてください!!

最後になりますが、僕のTwitterアカウント(@Reb_Million)やnoteのフォローをしていただけると今後の活動の励みになるので、ぜひ宜しくお願いします!!

それでは今回はこの辺で〜。

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