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1ターンに最大11枚ドロー&盤面制圧!?【3軸神碑(ルーン)】デッキ解説

はじめに

こんにちは、みりおんです!

今回は『デッキビルドパック タクティカル・マスターズ』で登場した【神碑(ルーン)】のデッキ解説をしていきたいと思います!!

それでは早速ですが解説していくので、最後までよろしくお願いします!


【神碑】の特徴

「神碑(ルーン)」の特徴は以下の通りです。

・デッキ破壊を勝ち筋とした効果を持っている
・《神碑の泉》で毎ターン大量ドローが狙える
・妨害効果を持つ「神碑」速攻魔法が《神碑の泉》の効果で相手ターンでも手札から使える
・《神碑の泉》へのアクセス手段がギミック内で用意されている


・デッキ破壊を勝ち筋とした効果を持っている

「神碑」速攻魔法は2つの選択できる効果があるのですが、その1つが『◯◯する。その後、相手のデッキの上からX枚を除外する』という共通効果を持っています。
この効果を使って相手を妨害しつつ、相手のデッキを除外してデッキ切れを狙う、というのが【神碑】デッキの勝ち筋となっています。


・《神碑の泉》で毎ターン大量ドローが狙える

フィールド魔法である《神碑の泉》は「神碑」速攻魔法が発動した場合、ターン1で墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚までデッキボトムに戻し、戻した枚数分ドローするという効果があります。

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これによって毎ターン「神碑」速攻魔法を発動してアクションを起こしつつ、《神碑の泉》でドローして手札を補充、デッキ破壊を決めるといったデッキコンセプトとなっています。


・妨害効果を持つ「神碑」速攻魔法が《神碑の泉》の効果で相手ターンでも手札から使える

《神碑の泉》には「神碑」速攻魔法が相手ターンでも手札から使えるようになる効果があるので、それぞれに妨害効果が備わっている「神碑」速攻魔法を相手ターンにも使うことで相手の動きを阻害、《神碑の泉》のドロー効果で相手ターンにドローも可能です。


・《神碑の泉》へのアクセス手段がギミック内で用意されている

「神碑」速攻魔法の選択できる効果で「神碑」融合モンスターをEXデッキから特殊召喚できる効果があります。この効果によって《神碑の翼フギン》を特殊召喚することで《神碑の翼フギン》の効果により「神碑」フィールド魔法をサーチする、つまり《神碑の泉》をサーチできます。

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「神碑」速攻魔法は全て「神碑」融合モンスターをEXデッキから特殊召喚できる効果を持っているので、《神碑の泉》へのアクセス手段には困りません。


【3軸神碑】デッキレシピ

こちらが【3軸神碑】の構築です。レベル3であることが重要な展開が《カーボネドン》絡みしか無く「3軸」要素は薄めなので、どちらかというと「ハリラドン型」と言った方が正しいかもしれません。

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【3軸神碑】の強み

【3軸神碑】の強みは以下の通りです。

・《神碑の翼フギン》によって手札誘発チェックが可能
・「勇者」ギミックによって手札誘発への耐性がある程度ある
・展開が通れば大量ドロー+強力な盤面が形成できる


・《神碑の翼フギン》《神碑の泉》によって手札誘発チェックが可能

まず「神碑」速攻魔法の『EXデッキの「神碑」モンスターを特殊召喚する』効果の発動に対して《増殖するG》のチェックができます。《増殖するG》を発動された場合は《神碑の翼フギン》を出して《神碑の泉》をサーチして止まれば良いですし、相手の《増殖するG》が無ければ《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開が望めます。

また《神碑の翼フギン》の特殊召喚成功時の効果で《神碑の泉》をサーチすることができるので、相手の《灰流うらら》を《神碑の翼フギン》のサーチ効果か《神碑の泉》のドロー効果でチェックしやすいです。
相手が《水晶機巧-ハリファイバー》からの展開を見越して《灰流うらら》を温存していたとしても、《神碑の泉》のドロー効果によって《墓穴の指名者》や「勇者」ギミックにつながる《アラメシアの儀》《聖殿の水遣い》《おろかな埋葬》を引いてしまえば相手の《灰流うらら》の温存も意味をなさなくなるので、《水晶機巧-ハリファイバー》成立前から《灰流うらら》を打たせやすくなります。


・「勇者」ギミックによって手札誘発への耐性がある程度ある

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》の存在によって《聖殿の水遣い》を落とすことで比較的簡単に「勇者」ギミックへのアクセスができます。《流離のグリフォンライダー》と「勇者トークン」を並べることによって《神碑の泉》のドローや《水晶機巧-ハリファイバー》《幻獣機アウローラドン》からの展開を通しやすくなります。


・展開が通れば大量ドロー+強力な盤面が形成できる

詳しい展開は後ほど解説しますが、《水晶機巧-ハリファイバー》が成立して展開が通ると大量ドローと制圧盤面が形成できます。これに加えて《神碑の泉》の効果によるドローがあるので、さらなるドローによって妨害を追加することもできます。


「神碑」カード解説

まず「神碑」速攻魔法の共通効果から解説していきます。

先ほど軽く解説しましたが「神碑」速攻魔法には以下の共通効果があります。

・このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
・発動後、次の自分バトルフェイズをスキップする。
・2つの効果から1つを選択して発動する。
・1つ目が『○○する。その後、相手のデッキの上からカードをX枚除外する。(Xはカードによって異なる)』という効果。
・2つ目が『EXデッキから「神碑」モンスターをEXモンスターゾーンに特殊召喚する。』という効果。

1つ目の効果はカードによって少し異なるので、その効果を今から解説していきます。


《神碑の穂先》

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デッキから「神碑」カードをサーチした後相手のデッキを1枚除外します。
「神碑」カードをサーチするので、2つ目の効果を使う場面なら他の「神碑」カードをサーチして、そのサーチした「神碑」カードで2つ目の効果を使う方が相手のデッキを除外&墓地に「神碑」速攻魔法が貯まるので基本的にはサーチ効果の方がお得です。
サーチ対象は「神碑」カードならなんでも良いので《神碑の泉》もサーチできます。


《凍てつく呪いの神碑》

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相手フィールドのモンスター1体の効果をターン終了時まで無効にした後相手のデッキを3枚除外します。
このデッキだと《無限泡影》より使い勝手が良いカードとなっていて、3枚欲しくなるカードです。


《輝く炎の神碑》

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特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を選択して破壊した後相手のデッキを2枚除外します。
簡単に相手モンスターを除去できるので、これも3枚積んで問題ないと思います。


《破壊の神碑》

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相手フィールドの魔法・罠カードを1枚選択して破壊した後相手のデッキを4枚除外します。
相手フィールド限定の《サイクロン》のようなカードで、相手依存なので相手のデッキに応じて2つ目の共通効果と使い分けるのが良いでしょう。
通ると4枚除外は「神碑」速攻魔法の中では一番多い枚数なので、積極的に使っていきたいカードです。


《まどろみの神碑》

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モンスター1体に1度だけの戦闘・効果破壊耐性を与え、そのモンスターはそのターン中攻撃できなくなります。その後相手のデッキを3枚除外します。
相手モンスターの攻撃を止めるのにも、効果破壊からモンスターを守るのにも使えるカードです。
《まどろみの神碑》は相手のカードが無くても、自分モンスターを対象にすれば1つ目の効果が発動できるので《神碑の泉》のドロー効果を好きなタイミングで打つのに重宝します。


《解呪の神碑》

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ドローフェイズ以外で相手がカードを手札に加えるとランダムハンデスした後2枚除外できます。
発動条件が限定的かつ確実な妨害ではないため、基本的に2つ目の共通効果である『EXデッキから「神碑」モンスターをEXモンスターゾーンに特殊召喚する。』の効果を使います。


《神碑の牙ゲーリ》

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「神碑」融合モンスターの1体です。
特殊召喚成功時に速攻魔法以外の「神碑」魔法カードを墓地回収できる効果は《神碑の泉》を回収できるので、相手に破壊されても貼り直しが効きます。
また自身が効果では破壊されない効果、戦闘で破壊されるとフィールドのカードを1枚破壊できる効果もあります。


《神碑の翼フギン》

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「神碑」融合モンスターの1体です。
特殊召喚成功時に手札を1枚捨てて「神碑」フィールド魔法をサーチします。これによって「神碑」速攻魔法から《神碑の泉》をサーチすることができます。
自分フィールドのカードが効果で破壊される場合にこのカードを代わりに除外できる効果も持っており、《神碑の泉》などが破壊される時「神碑」速攻魔法を使いEXモンスターゾーンに《神碑の翼フギン》を出すことで、破壊から守ることもできます。
また、このカードが破壊された場合EXデッキに戻る効果も備わっており、再利用ができます。


《神碑の翼ムニン》

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「神碑」融合モンスターの1体です。
特殊召喚成功時に手札を1枚捨てて「神碑」永続魔法をサーチしますが、このデッキには「神碑」永続魔法が採用されていないので、主な採用理由が『レベル3の「神碑」融合モンスターである』という点にあります。レベル3なので《彼岸の黒天使 ケルビーニ》に繋げる、シンクロ召喚のレベルを合わせるなどの使い方ができます。
自分・相手エンドフェイズにLPを1000回復する効果もあり、ETEDに強く出られます。


採用には至らなかった「神碑」カードも紹介します。


《神碑の誑かし》

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速攻魔法が発動される度に相手のデッキの上から1枚除外する効果を持つ永続魔法です。
《神碑の翼ムニン》でサーチが効きますが、素引きした時の弱さと、デッキ破壊を手助けするだけのためのカードなので直接展開に絡むことはなく、採用は見送りました。


《黄金の雫の神碑》

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相手に1枚引かせてから相手のデッキを4枚除外する「神碑」速攻魔法カードです。
相手に1枚引かせる、という相手にアドバンテージを直接与えてしまうカードであり、《解呪の神碑》とセットで使っても結果的に相手の手札の枚数は変わらず、デッキ破壊が進むだけなので採用は見送りました。


《怒れる嵐の神碑》

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相手フィールドのカードの枚数分、相手のデッキの上から除外する「神碑」速攻魔法カードです。
これも自分だけディスアドバンテージを背負うカードで、効果もデッキ破壊の終盤に使うカードなので強いとは思えず、採用はしませんでした。


【3軸神碑】の展開

基本となるチューナー+「神碑」速攻魔法の展開をTwitterに動画としてアップしてあるので、展開方法はそちらをご覧ください!


チューナー+「神碑」速攻魔法1枚+手札コストから最低で

《相剣大公-承影》+《TG ハイパー・ライブラリアン》+3枚ドロー+《神碑の泉》(ドロー効果使用済み)

という盤面ができるのですが、初手か展開途中(《ルイ・キューピット》が成立した後の《TG ハイパー・ライブラリアン》でのドローまで)に追加で「神碑」速攻魔法があると、《神碑の泉》のドローを含めて7枚ドローとなります。

そしてさらに7枚ドローした中にまた「神碑」速攻魔法があれば、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が《幻獣機アウローラドン》を装備しながら成立し、墓地の《神碑の泉》を回収しつつもう1枚ドローできる盤面になります。

結果、この展開が通った状態で途中「神碑」速攻魔法を引くと、

《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《相剣大公-承影》+7枚ドロー+《神碑の泉》(ドロー効果使用済み)

となります。これが動画内の展開となります。
また、自分モンスターに対して1つ目の効果を発動できる《まどろみの神碑》や1つ目の効果がサーチ効果を持つ《神碑の穂先》が未使用だった場合、1つ目の効果を使用すれば《神碑の泉》のドロー枚数を増やしつつ相手のデッキを除外することもできます。

この展開を決めつつ《神碑の泉》の効果でデッキに戻すカードを増やすことができれば、最大で1ターンに11枚ドローすることができます。

途中《おろかな埋葬》《アラメシアの儀》《聖殿の水遣い》を引くことができれば「勇者トークン」と《流離のグリフォンライダー》も盤面に追加することができるので、妨害も相当な数をすることができるようになっています。


展開後は次のターンバトルフェイズを行えませんが、潤沢な手札で相手を妨害し続けると相手のリソースかデッキが切れるので、「神碑」速攻魔法を発動しなかった次のターンに決めたり、デッキ切れで勝利したりすることができます。

さいごに

最後まで読んで下さりありがとうございました!

《神碑の泉》がバグレベルのカードでまだまだ研究のしがいがあり、次のレギュラーパックである『POWER OF THE ELEMENTS』で新規カードが来る可能性も見込めるので、今後の【神碑】デッキの変化が楽しみです!

最後になりますが、僕のTwitterアカウント(@Reb_Million)やnoteのフォローをしていただけると今後の活動の励みになるので、ぜひ宜しくお願いします!!

それでは今回はこの辺で〜。

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