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ADSレート連勝が止まらない! スキドレ型【デスピア】解説

こんにちは〜みりおんです!

今回の記事は、2022年1月のリミットレギュレーションが判明して以降に使用している【デスピア】の構築記事となります!
以前執筆した【デスピア】の構築記事とは違う部分もそこそこあるので、合わせて読んでいただけるとさらに理解が深まるかと思います。

ADSでレート戦をして調整していて好成績だったのですが、最近CSになかなか出ることができないので、自分の思考のメモも兼ねて執筆しようと思いました。
もしかしたらTwitter(@Reb_MIllion)でのつぶやきで構築の紹介や豆知識の紹介など色々するかもしれないのでよかったらフォローしてくださると嬉しいです!

ADSレートでの戦績

レートをやるにあたって戦績もつけていたので書き記しておきます。

デスピア◯◯
閃刀姫◯◯
アダマシア×◯◯
60アダマシア◯×◯
デスピア×◯◯
壊獣カグヤ◯◯
メタルフォーゼ◯◯
勇者電脳堺×◯◯
ドライトロン◯×◯
アルバスデスピア◯◯
デスピア◯◯
サンドラ◯××
エルドリッチ×◯◯
烙印ブラマジ◯◯
勇者デスピア◯◯
勇者デスピア◯◯
勇者電脳堺◯×◯
ドライトロン××

マッチの戦績は16-2となりました。

【デスピア】との対面が多く、「勇者」入りの構築もそこそこ見かけました。【デスピア】ミラーでのマッチ戦の勝率は前回の記事に書いた戦績と同様に100%なのでミラーでも強い構築だと思っています。

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この構築をレートで使い始めてから11連勝を記録することができました。画像は12連勝となっていますが1回は途中で切断されたのでカウントしていません。ちなみに画像の勝率は今までのレートの通算戦績なので無視してもらって大丈夫です。

画像2

また、【サンダー・ドラゴン】に連勝を止められてからも5連勝し、最後は【ドライトロン】に負けましたが、一度はレート1800台まで到達することができました。

構築


後ほど採用カードについては解説しますが、構築はこちらを使いました。
サイドデッキの調整もありましたが最終的にはこのような構築になりました。

画像3


おそらく一番目を引くと思われるのは《スキルドレイン》の採用。
《スキルドレイン》の採用理由について先に解説しておきます。

【デスピア】を使おうとしたときに最初に使ったのが以前記事にした《魔玩具補綴》《エッジインプ・チェーン》《融合》を採用した構築でした。
しかし記事内で述べている通り「《烙印融合》が通らないと盤面が脆い」問題は解決していませんでした。
そこで、何かしらの他の妨害を採用して《烙印融合》を無効化されても他の妨害でターンを稼いで通そうといった考えに至りました。

まず考えたのは「勇者」ギミック。
「勇者」ギミックは《烙印融合》を通しやすくなり「《烙印融合》が通らないと盤面が脆い」問題を解決してくれるのでギミックの性質としては満点に近かったです。
しかし素引きして嫌なカードが多く、【デスピア】はギミック内(《神炎竜ルベリオン》と《烙印開幕》)で手札コストを要求する、《デスピアの導化アルベル》を召喚して効果を使うと《アラメシアの儀》が打てない、と噛み合わない要素も多かったので別の方向性で考えました。

そこで候補に挙がったのが「罠を採用しよう」という考え。
《烙印融合》が通ったときにも一緒に罠を引いていることで、さらに盤面を強固にできるので《氷剣竜ミラジェイド》《デスピアの導化アルベル》のみのような少し不安な盤面でも罠でごまかせそうだと思いました。
ただ、《烙印融合》が通らないときの盤面だと単発の罠では1ターンくらいしか稼げないので永続罠が良いと考えました。そして行き着いたのが《スキルドレイン》の採用。

《スキルドレイン》を打つことで自分のモンスターも影響を受けますが《氷剣竜ミラジェイド》や《ガーディアン・キマイラ》などの、このデッキが使用する融合モンスターは打点が高いので大体のモンスターは殴り倒せます。
また《喜劇のデスピアン》を墓地に落としておくことで《スキルドレイン》適用下でも融合モンスターの効果にチェーンして《喜劇のデスピアン》の効果で融合モンスターをリリースすれば融合モンスターの効果を通すことができます。
《氷剣竜ミラジェイド》も除外効果を《スキルドレイン》適用下で打つことで融合モンスターを墓地に送るコストは支払うことができ、次のターン使用できなくなる効果も無効化されるので、毎ターン《烙印竜アルビオン》などを落としリソースを稼ぐことができます。

以上のようにこのデッキでは《スキルドレイン》の影響を受けにくいので相性が良いと言えます。

モンスター効果無効系カードが【エルドリッチ】以外にはどこかしらは効くので、【エルドリッチ】相手にはものすごく弱いですが、その他の対面ではかなり活躍してくれる良いカードです。


採用カード

《デスピアの導化アルベル》などの必須カードについては書いても以前の記事と似たような内容になるので、効果などの解説が知りたい方は冒頭でリンクを貼った以前の【デスピア】の記事をご参照ください。
枚数、評価が変わったカードはなぜ枚数が変わったのか、評価が変わったのかなどを解説していきます。



《デスピアの凶劇》1枚

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以前の構築では2枚の採用でした。《魔玩具補綴》を今回は採用していないので積極的に融合はできない構築となっており、1枚でもサーチが効き仕事はこなしてくれるため1枚の採用です。



《デスピアの大導劇神》1枚

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こちらも以前の構築では2枚の採用でした。《スキルドレイン》の採用によって、《スキルドレイン》の適用下で打点の確保が難しいとき《烙印開幕》から出すことで打点3000のビートダウンを行えます。《烙印開幕》の特殊召喚効果は守備表示限定なので《スキルドレイン》でのビートダウンを行う場合は相手のエンドフェイズなどに打つようにしましょう。素引きはあまりしたくはないですが上記の運用方法やサーチの選択肢の増加が望めるので1枚採用しています。



《悲劇のデスピアン》2枚

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これも以前の構築の3枚から2枚に減らしました。このカードも同じ理由で減らしたのですが、《烙印融合》の素材で積極的に落とす、墓地にいるとリソースにもなるため1枚にまでは減らすのは難しく2枚にしています。



《喜劇のデスピアン》1枚

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こちらは新しく採用した「デスピア」モンスターです。
使い方は冒頭で書いた《スキルドレイン》適用下で融合モンスターの効果を通すため、というのもあるのですが、《スキルドレイン》適用下以外でも《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》などの効果無効系カードを融合モンスターに当てられるのを避けることができます。
また、手札にあるとき《デスピアの導化アルベル》を対象にした効果無効系カードを①の効果で無効化する普通の使い方もできます。
デッキ融合で落とすことができて、単体では仕事しないので1枚のみの採用です。



《白の聖女エクレシア》1枚

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《烙印融合》で《烙印竜アルビオン》を融合召喚しワンキルまで持っていくときに光属性がデッキ内に欲しいため、後手の捲りにも使えるので1枚採用しました。他の候補で光属性の手札誘発である《エフェクト・ヴェーラー》を考えましたが、《スキルドレイン》と噛み合っていなかったため《白の聖女エクレシア》にしています。
墓地から回収する効果も手札コストの確保や次のターンのリソースにつながるのでけっこう強かったです。



《屋敷わらし》2枚

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【デスピア】デッキの苦手とする《赫の烙印》への《墓穴の指名者》《D.D.クロウ》などの墓地除外を止めることができます。また自分の《赫の烙印》を発動した際に相手側が《屋敷わらし》を使った場合でも《抹殺の指名者》の宣言先となるので、総じて《赫の烙印》の通りが良くなります。
《紅き血染めのエルドリクシル》《聖殿の水遣い》なども止められるので今期は腐ることが少ないと感じました。
《赫の烙印》を止められて妨害がほとんどなくなる、といったことを避けたいので2枚採用しました。



《赫の烙印》2枚

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このカード単体で初動にならず、《烙印融合》が通らなかったときに墓地に対象がおらずターンを返して《赫の烙印》の発動自体ができないこともあったので《魔玩具補綴》を採用していない現在の構築では3枚の採用は事故要因になっていました。《悲劇のデスピアン》の再セット効果もあって2枚でも十分だと判断して2枚にしました。



《金満で謙虚な壺》3枚

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デッキ内の初動と《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》を探しにいきたいので、最大枚数の3枚にしています。コストとしてEXデッキを6枚除外してもリターンの方が大きいことも多く、手札で被っても《神炎竜ルベリオン》のコストにすれば良いので扱いやすいカードです。
注意点として《金満で謙虚な壺》の発動ターンはドローできなくなるので《ガーディアン・キマイラ》が使えなくなるのに気をつけましょう。



《おろかな埋葬》1枚

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《悲劇のデスピアン》を墓地に送り《デスピアの導化アルベル》をサーチすることで初動を確保するためのカードです。《悲劇のデスピアン》の効果をそのターン中使っている場合は《喜劇のデスピアン》や《白の聖女エクレシア》を墓地に送ることでも最低限の仕事はしてくれます。このデッキの使う《おろかな埋葬》はバリューが低くそんなに強くはないのですが初動を増やしたかったため採用しました。



《月の書》2枚

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「勇者」ギミックの入っているデッキの《流離のグリフォンライダー》や【ふわんだりぃず】の使う《烈風の結界像》などの置き物に対して使います。
また《スキルドレイン》適用下で自分フィールドのモンスター、《デスピアの導化アルベル》や《アルバスの落胤》などの効果を通すために《月の書》を打って無効を回避する使い方もできます。
同様に相手が発動した《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》を、対象モンスターに《月の書》を打つことで無効を回避することもできます。
ただ、カード単体のパワーは低いので、他に優先して入れたいカードが出てきた場合には抜けていく可能性の高いカードです。



《スキルドレイン》3枚

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構築の項目でお話しした通りの採用理由なので端折ります。
メイン戦で【エルドリッチ】に対してはほとんど効きませんが、《抹殺の指名者》の宣言先で《スキルドレイン》の選択肢があるのはこの構築を使うにあたって覚えておいてもいいかもしれません。



《虚無空間》1枚

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《氷剣竜ミラジェイド》が出ている状況で《虚無空間》を使えば1本取れる可能性がぐっと高まるので採用しました。
メイン後手でも捲ったあとの妨害が貧弱になりがちなので、展開を返してから《虚無空間》で詰ませることができるのもポイントが高いです。



《灰燼竜バスタード》1枚

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以前の構築で採用していた《鉄駆竜スプリンド》を使う場面が融合素材の条件からかなり限られており、《スプリガンズ・キット》を不採用にしたことから《鉄駆竜スプリンド》にこだわる必要も無くなったため《灰燼竜バスタード》を採用しました。
こちらは一応打点が出て耐性がつき融合素材の縛りも難しくないので《鉄駆竜スプリンド》よりは出す場面もありそう、といった感じなのですが今のところ《氷剣竜ミラジェイド》の効果発動のコストとして墓地に送っているだけでまだそれ以上の活躍はしていません。《鉄駆竜スプリンド》を採用していたときも《氷剣竜ミラジェイド》のコストだけでしか使っていなかったので《鉄駆竜スプリンド》よりはマシかな、といったレベルです。



《黄金狂エルドリッチ》1枚

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サイドの《超融合》を【エルドリッチ】対面で使うために入れています。
「黄金郷」カードと「エルドリクシル」カードでワンキルを防御される【エルドリッチ】相手にライフを取ることが難しいので、このカードがあるとライフを取る難易度が格段に下がってくれます。
破壊耐性もあるので場持ちも良く、《超融合》を入れるのであれば1枚は採用しておきたいです。



《ストライカー・ドラゴン》1枚

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手札に《烙印融合》につながる初動がなく《アルバスの落胤》《赫の烙印》が手札にあったとき、《アルバスの落胤》を《ストライカー・ドラゴン》に変換し《赫の烙印》で先ほど墓地に送られた《アルバスの落胤》を対象にして発動、《アルバスの落胤》と《ストライカー・ドラゴン》を融合素材に《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚できるので、事故を少しでも回避するために採用しています。



今後試したいカード

今回は使っていなかったけれど試しに入れてみたいカードの紹介です。

ここからは有料部分ですが、文の量も少なめなので100円の設定にしています。僕にジュースを飲ませてください。

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