【マスターデュエル】サイバースN&Rミラーが安価でめちゃくちゃ楽しい件について
こんにちは〜みりおんです!
今回は「マスターデュエルでのレアリティが安価で組めてめちゃくちゃ楽しいミラー用のデッキ」を紹介したいと思います!
ミラーとは?
マスターデュエルから遊戯王、またはカードゲームに入った方は”ミラー”というカードゲーム用語を知らないかもしれないので説明します。
カードゲーム用語における”ミラー”とは、同じデッキタイプのデッキ同士での対戦のことを意味しています。例えば【電脳堺】vs【電脳堺】の対戦がそれに当たるということです。
更に言えば、ここで指している”ミラー”は、デッキ内容も相手と統一して対戦する対戦のことを示しています。
相手のデッキ内容をお互いが知っているので、されると嫌な動きを相手がしてくるのと同時に、相手がされると嫌な動きを自分もできる、手の内がある程度わかりつつも読み合いの発生する対戦になります。
それを踏まえて、友達を誘ってマスターデュエルの【サイバース族N&Rのみミラー】(以下【サイバースNRミラー】)で遊ぼう、というのが本記事の伝えたいことです。
【サイバースNRミラー】のデッキレシピ
こちらが【サイバースNRミラー】のデッキレシピとなります。
厳密にはUR《デコード・トーカー》、SR《リンク・スパイダー》、UR《死者蘇生》とSR《星遺物を継ぐもの》が入っていますが、
・《デコード・トーカー》《リンク・スパイダー》はリンクの配布デッキで1枚ずつ
・《死者蘇生》はソロモードの『デュエルストラテジー』で1枚
・《星遺物を継ぐもの》はソロモードの『星の勇者の伝説』の中の『受け継がれる力』のシナリオ報酬で3枚
がもらえるので実質タダで入手できます。
それ以外のカードはNとRにレアリティが設定されているので、ある程度マスターデュエルをやっている方であればすぐに組めるデッキだと思います。
この【サイバースNRミラー】は新しめのカードがほとんどなので、カード名がわからないという方も多いと思います。
そんな方たちのためにデッキレシピを文字でも紹介します。
メインデッキ 40枚
モンスター 21枚
《バックアップ・セクレタリー》2
《コード・ジェネレーター》3
《クロック・ワイバーン》3
《ファイアウォール・ガーディアン》1
《斬機アディオン》2
《斬機サブトラ》2
《コード・エクスポーター》2
《パラレル・エクシード》2
《グッサリ@イグニスター》1
《ガッチリ@イグニスター》1
《嵐竜の聖騎士》1
《サイバース・マジシャン》1
魔法 11枚
《死者蘇生》1
《ワンタイム・パスコード》2
《星遺物を継ぐもの》2
《サイバネット・フュージョン》1
《サイバネット・リチューアル》2
《サイバネット・バックドア》2
《サイバネット・クロスワイプ》1
罠 8枚
《激流葬》2
《奈落の落とし穴》2
《炸裂装甲》2
《強制脱出装置》2
エクストラデッキ 15枚
《ダイプレクサ・キマイラ》1
《アースゴーレム@イグニスター》1
《リンク・スパイダー》1
《プロキシー・ドラゴン》1
《フレイム・アドミニスター》1
《コード・トーカー》2
《サイバース・ウィッチ》1
《クロック・スパルトイ》1
《アップデート・ジャマー》1
《クロック・リザード》1
《デコード・トーカー》1
《エンコード・トーカー》1
《シューティングコード・トーカー》1
《デトネイト・デリーター》1
もちろんこの構築に正解はないので、デッキ内容を対戦相手とお互いに同じにしてもらえれば変えてもらっても全然大丈夫、というよりむしろどんどんカードを試して改善してもらえればと思います。
【サイバースNRミラー】の楽しい点
【サイバースNRミラー】の楽しい点として、主に3つを挙げます。
・現代遊戯王のようなめちゃくちゃな制圧盤面にならない
現代遊戯王は先攻で妨害を複数置くのが基本、みたいになっていますが【サイバースNRミラー】は罠などの妨害はあるものの、めちゃくちゃな妨害が成立して相手に何もさせないといったことがないです。
マスターデュエルで現代の遊戯王に疲れたら息抜きでやる、みたいな楽しみ方がベストかなと思っています。
・NやRでデッキが構成されている割に派手な動きができる
低レアリティだから地味〜な動きでちまちまやるんじゃないの? と思うかもしれませんが、サイバース族、特に「コード・トーカー」モンスターがかなり脳筋な性能をしているので、デカい打点複数で押し切るだったり《アップデート・ジャマー》で複数回殴るだったりで割と派手な動きができて楽しいです。
サイバース族の持ち前の展開力もあるので、召喚して殴って伏せてエンド、のようなめちゃくちゃ長〜いやりとりにはなりにくいです。
・デッキのできる選択肢が広い
召喚方法が儀式と融合、もちろんリンクもあるので選択肢がかなり広く、考えることが多くて個人的にはすごく楽しいです。
こんなテキストもあったな、という発見もあって視野がだいぶ広がったように思いました。
各カード解説
このカードどういう使い方するの? という方もいると思うので、各カードについて少しですが解説します。
メインモンスター編
《バックアップ・セクレタリー》
サイバース族がいるときに手札から特殊召喚できます。
レベル3なので《サイバース・マジシャン》を儀式召喚するときに3+4で出しやすいので他の手札から出せるサイバース族より優先して採用しました。
《コード・ジェネレーター》
「コード・トーカー」モンスターをリンク召喚するときに手札からリンク素材にできる効果、「コード・トーカー」モンスターのリンク素材にしたときにデッキから攻撃力1200以下のサイバース族を手札からなら墓地落とし、フィールドからならサーチします。
このデッキには墓地肥やしのメリットが蘇生系カードくらいなので、手数を増やすために手札リンクするか、フィールドからリンク素材にしてサーチするかの運用が主になります。
《クロック・ワイバーン》
召喚・特殊召喚時に攻撃力を半減させることでトークンを出し、1体でモンスター2体分の役割ができます。効果解決時に攻撃力を半減できないとトークンも生成できないので、《奈落の落とし穴》などの除去には注意が必要です。
素の打点も高く、蘇生して打点を作るときに優先して蘇生する対象にもなります。
《ファイアウォール・ガーディアン》
リンク素材になった場合に蘇生する効果と、リンクモンスター同士が戦闘を行う攻撃宣言時に墓地から除外すると攻撃を無効、相手モンスターの攻撃力が0になって自身以外のカードの効果を受けなくなります。
墓地にいると《アップデート・ジャマー》などでワンキルを狙いに行こうとする相手の抑止力になってくれます。
攻撃力が低いので《コード・ジェネレーター》で墓地に落とせます。
《斬機アディオン》《斬機サブトラ》
どちらも似たような効果を持っており、フィールドのモンスター1体を対象に、《斬機アディオン》はそのモンスターの攻撃力を1000上げる、《斬機サブトラ》はそのモンスターの攻撃力を1000下げることで手札から特殊召喚できます。
自分モンスターのパンプ、相手モンスターのデバフに使いつつ展開できるほか、モンスターを除去されて展開できない状況からも相手モンスターを対象に《斬機アディオン》を、展開するとき相手にデバフするモンスターがいなくても自分モンスターを対象に《斬機サブトラ》を使うこともできます。
打点で超えにくいモンスターもこの2種類のモンスターの存在で突破の難易度を下げてくれます。
《コード・エクスポーター》
《コード・ジェネレーター》と同じく「コード・トーカー」モンスターをリンク召喚するときに手札からリンク素材にできる効果。
また、「コード・トーカー」モンスターのリンク素材にしたときに、墓地のレベル4以下のサイバース族を対象に、手札からリンク素材にするとサルベージ、フィールドからリンク素材にすると特殊召喚できる効果があります。
レベル5モンスターなのでフィールドに出しにくく、主に手札からリンク素材にする運用が多いです。
先ほどの《斬機アディオン》《斬機サブトラ》をサルベージして効果を発動することや、次のターンのために《クロック・ワイバーン》を回収しておく、などいろいろな使い方ができます。
《パラレル・エクシード》
自分がリンク召喚に成功した場合手札からそのリンク先に特殊召喚する効果、召喚・特殊召喚に成功した場合デッキから同名モンスターを特殊召喚する効果、《パラレル・エクシード》の効果で特殊召喚するとレベル・攻守が半減する効果があります。
1体で2体分の働きをしてくれるので、リンク数を伸ばすのに重宝します。
手札に2体来たときはキレていいです。
《グッサリ@イグニスター》
リンクモンスターが戦闘で破壊されると手札から出せる効果、自分のリンクモンスターが戦闘でモンスターを破壊するとその元々の攻撃力分のダメージを与える効果、自分のリンクモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時にこのカードを墓地から除外することでお互いのモンスターの攻撃力を3000にする効果があります。
手札から出す効果はどちらのリンクモンスターが戦闘で破壊されてもいいので、自分が攻められているときは壁として、自分が攻めているときは追撃役として使えます。
バーン効果はライフの取りやすさにも貢献してくれます。
打点をお互い3000にする効果はワンキルの抑制にもなるので、①〜③の効果はどれも非の打ち所がないです。
《ガッチリ@イグニスター》
自分のサイバース族効果モンスターの効果を無効にして手札から出す効果、サイバース族を1ターンに1度だけ効果破壊から守る効果、フィールドから墓地に送られた場合自分のモンスター1体を対象として、相手ターン終了時まで相手の効果を受けなくさせる効果があります。
手札から出す効果は条件が緩く、かなり出しやすいです。
破壊耐性を付与する効果は《激流葬》と組み合わせると相手だけを破壊する凶悪なコンボにもなります。無論耐性を与えて相手の破壊効果を牽制することもできます。
相手の効果を受けなくなる効果は、勝負を決めるときに《炸裂装甲》などの妨害にも耐性を与えることができます。
守備力も高く、攻撃を凌ぐ壁としての運用も十分に強いです。
《嵐竜の聖騎士》
儀式魔法《サイバネット・リチューアル》から出る、レベル4の儀式モンスターです。
攻撃したモンスターをダメージステップ開始時にバウンスする効果、自身をリリースして手札・デッキからレベル5以上のサイバース族を特殊召喚する効果を持っています。
どちらの効果も強力で、①の効果は耐性持ちモンスターをバウンスで突破できたり、②の効果は《ガッチリ@イグニスター》や《コード・エクスポーター》をリクルートし、リンク素材にして墓地に送られた時の効果の発動を狙えます。
(リクルートしたモンスターが墓地に送られると「この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン効果を発動できない」の範囲外になります)
《サイバース・マジシャン》
儀式魔法《サイバネット・リチューアル》から出る、レベル7の儀式モンスターです。
受けるダメージを半減する効果、自分フィールドにリンクモンスターがいると《サイバース・マジシャン》以外のモンスターを攻撃の対象、効果の対象にできなくなる効果、リンクモンスターと戦闘すると攻撃力が1000アップする効果、相手の効果で破壊されるとサイバース族をサーチする効果、と効果がモリモリで4つもあります。
このミラーでは戦闘で大体勝ててしまうエース級の強さを誇ります。
相手の効果で破壊されるとサイバース族をサーチできるので後続をサーチでき隙がないです。
後述のリンクモンスターである《サイバース・ウィッチ》から儀式魔法と一緒にサーチもできるのでアクセスも簡単なカードとなっています。
魔法編
《死者蘇生》
墓地からモンスターを特殊召喚できる、遊戯王を知らない人でも知っている人が多いほどの有名カードです。
このミラーだと大型モンスターを蘇生して打点を稼ぐのはもちろん、このカードでリンクの展開の補助もできる優れた1枚です。
《ワンタイム・パスコード》
サイバース族のトークンを1体生成できる魔法カードです。
トークンをリンク素材に使い展開する他に、自分のモンスターを除去され手札リンクすらできないといった状況を打破するのにも使えるカードです。
《星遺物を継ぐもの》
蘇生がリンク先という縛りとターン1制限も付いているので、このミラーでは先ほどの《死者蘇生》の劣化になるのですが、やはりモンスターの蘇生は強力です。
相手モンスターのマーカーがこちらのフィールドに向いていることもあるので、こちらにモンスターがいない状況からでも展開できるといったこともあります。
《サイバネット・フュージョン》
手札・フィールドからサイバース族融合モンスターを融合召喚できるカードで、EXモンスターゾーンに自分のモンスターがいなければ自分墓地のリンクモンスターも除外することで1体まで融合素材にできます。
このカードは後述の《クロック・スパルトイ》からサーチができ、融合召喚する先の《ダイプレクサ・キマイラ》の効果でサルベージもできるので、このミラーにおいて戦線維持するために非常に重要なカードになります。
《サイバネット・リチューアル》
《嵐竜の聖騎士》《サイバース・マジシャン》の儀式召喚に必要な儀式魔法です。
墓地効果で儀式モンスターと一緒に除外することでトークンを2体生成できます。
リンクモンスターの《サイバース・ウィッチ》からサーチできるのでデッキのスロット圧迫をあまりせず、コンパクトに採用することができました。
《サイバネット・バックドア》
自分フィールドのサイバース族を除外することでそのモンスターの攻撃力以下のサイバース族をサーチしつつ、そのモンスターを次の自分のスタンバイフェイズに帰還させ直接攻撃が可能となります。
速攻魔法なので《激流葬》《奈落の落とし穴》などの除去にチェーンして打つことでモンスターを逃してサーチ、さらに次の自分ターンの展開やダメージソースとして運用できます。
《サイバネット・クロスワイプ》
自分のサイバース族をリリースして、フィールドのカードを破壊できます。
《サイバース・マジシャン》などの厄介なモンスターを除去するのに役立ちます。
先ほどの《サイバネット・バックドア》と同じく除去にチェーンしてこちらのディスアドバンテージを軽減できます。
罠編
《激流葬》
昔からあるメジャーな除去罠で、相手の展開したモンスターを一掃できます。
相手がケアを怠っていると直撃させることで一気に有利な状況へ持っていけますが、自分もそれは同じなので警戒しましょう。
《奈落の落とし穴》
これも昔からあるメジャーな除去罠です。
破壊し除外するので《サイバース・マジシャン》の破壊時効果は起動してしまうものの、大体の大型モンスターはこれで除去できるので罠としては強力です。
《炸裂装甲》
メジャーな罠3つ目です。
攻撃反応で相手モンスターを破壊できるので、すでに場にいるモンスターにも対処できますが、《デコード・トーカー》や《ガッチリ@イグニスター》で対策されてしまいます。
《強制脱出装置》
メジャーな罠4つ目です。
こちらはバウンスなのでEXモンスターはEXデッキに帰り、破壊時効果などはもちろん発動しません。その代わりメインデッキに入るモンスターは普通に手札に帰るので発動の見極めが大事です。
エクストラデッキ編
《ダイプレクサ・キマイラ》
《サイバネット・フュージョン》から出せる融合モンスターです。
モンスター1体をリリースしてバトルフェイズ中の魔法・罠の発動を封じる効果、墓地に送られた場合墓地のサイバース族と《サイバネット・フュージョン》を回収できる効果があります。
魔法・罠の発動を封じる効果は相手の《炸裂装甲》をケアすることができます。
サイバース族と《サイバネット・フュージョン》を回収する効果がかなり強力で、《コード・ジェネレーター》《コード・エクスポーター》などを回収してリンク召喚につなぎつつ、回収した《サイバネット・フュージョン》で後述の《アースゴーレム@イグニスター》を出す準備を整えることができます。
《アースゴーレム@イグニスター》
融合召喚に成功したターンに受けるダメージを0にする効果、EXデッキから特殊召喚されたモンスターと戦闘するとき攻撃力が元々の攻撃力分アップする効果、戦闘で破壊されると墓地のサイバース族を蘇生する効果を持っています。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターと戦闘するときの効果は実質攻撃力が倍になって戦闘できるので、攻撃力の上がった《デコード・トーカー》などを処理する際に役立ちます。また後述の《クロック・リザード》で相手モンスターの攻撃力を下げて4600打点を押し込む、といった使い方もできます。
《リンク・スパイダー》
このミラーにおいてはトークンを効果モンスターに変える役割です。唯一のリンク1なので、《ワンタイム・パスコード》などでトークンからこのカードにつなげて《パラレル・エクシード》の効果を起動するといった動きもすることもあります。
《プロキシー・ドラゴン》
自分のカードが破壊される場合にリンク先のカードを墓地に送り身代わりにできるリンク2です。
《炸裂装甲》《奈落の落とし穴》をケアできるほか、《サイバース・マジシャン》を戦闘破壊などから守ることで更に場持ちを良くさせることができます。
《フレイム・アドミニスター》
自分のリンクモンスターの打点を800上げることができます。
攻撃力2300のリンクモンスター+このカードで《ガッチリ@イグニスター》の守備力を超えることができたり、単純に打点の底上げをすることができます。
《コード・トーカー》
このミラーでは唯一のリンク2「コード・トーカー」モンスターなので、《コード・ジェネレーター》《コード・エクスポーター》をリンク素材にするときの経由点として重宝します。
破壊耐性と打点アップも便利で、場持ちの良いモンスターとなっています。
《サイバース・ウィッチ》
リンク先にモンスターが特殊召喚されると、墓地の魔法をコストにして儀式モンスターと《サイバネット・リチューアル》をサーチでき、更にこの効果を使うと墓地のレベル4以下のサイバース族モンスターを蘇生できます。
つまり1枚で3枚分のアドバンテージを稼ぐことができる、めちゃくちゃなことをしているカードです。
このカード1枚で儀式モンスターを出す準備をほぼこなしてくれるので積極的に出したいカードとなっています。
《クロック・スパルトイ》
デッキから《サイバネット・フュージョン》をサーチする効果、リンク先にモンスターが特殊召喚されると融合モンスターしかそのターンEXデッキから出せなくなる代わりに墓地のレベル4以下のサイバース族モンスターを蘇生できます。
蘇生効果は制約が重いのであまり使わないので、主な運用方法は《サイバネット・フュージョン》をサーチするためにリンク召喚する、といった使い方になります。
《サイバネット・フュージョン》自体はこのミラーにおいて非常に強力な融合魔法なので積極的にこのカードを出してサーチしたいところです。
《アップデート・ジャマー》
①の効果はサイバース族モンスターが戦闘するダメージ計算時にフィールドのカードの効果を無効化、打点をリセットして戦闘を行い、相手モンスターを倒すと1000バーンが入る効果。②の効果はリンク素材として墓地に送られた場合、その出したリンクモンスターに2回攻撃を付与させます。
主にリンク素材として墓地に送られた場合の効果を使います。
このカードをリンク素材に《デコード・トーカー》などを出し、ライフを一気に詰めるために使います。
《クロック・リザード》
自身をリリースして墓地の融合モンスターをEXデッキに戻し、墓地のモンスターを除外することで融合素材にして融合召喚を行う効果と、墓地から除外されると相手フィールドの特殊召喚されたモンスターの打点を墓地のサイバース族モンスターの数×400ダウンさせる効果を持っています。
融合しつつ相手モンスターの打点を下げられるので、特に《アースゴーレム@イグニスター》との相性が良く、4600打点をそのままダメージで与えることも容易いです。
《デコード・トーカー》
攻撃力がリンク先のモンスターの数×500アップする効果、自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動したときリンク先の自分のモンスターをリリースして無効にし破壊する効果があります。
打点アップの効果は《ガッチリ@イグニスター》の突破や、《アップデート・ジャマー》と組み合わせてライフを取り切るためにも良い働きをしてくれます。
無効効果は相手の《炸裂装甲》《強制脱出装置》などをケアできるので、相手がそれらを構えていそうなときに使えます。
《エンコード・トーカー》
リンク先の自分モンスターが戦闘するとき、相手モンスターの攻撃力の方が高ければその戦闘で自分モンスターが破壊されずにダメージも0、そしてリンク先のモンスターか《エンコード・トーカー》自身の攻撃力を、戦闘した相手モンスターの攻撃力分上げる効果を持っています。
相手の《サイバース・マジシャン》《デコード・トーカー》の攻撃力を超えるのによく使用します。
《シューティングコード・トーカー》
バトルフェイズ開始時にリンク先のモンスターの数+1回をモンスターへの攻撃回数にできる効果、バトルフェイズ終了時にこのカードが戦闘で破壊したモンスターの数ドローできる効果があります。
ドロー効果で罠や後続を引き込むことができるため、ライフを取り切ることができないときにこのカードでドローして次のターンへの準備をしておくという使い方をよくします。
《デトネイト・デリーター》
リンク3以上のリンクモンスター以外とのモンスターと戦闘するときにそのモンスターを破壊する《A・O・J カタストル》のような効果、リンク先の自分モンスターをリリースして相手モンスターを破壊する効果を持っています。
《サイバース・マジシャン》を超えるときや、《アースゴーレム@イグニスター》を効果破壊したいときなどに使いやすいカードです。
以上、各カードの解説でした!
【サイバースNRミラー】の改良点
【サイバースNRミラー】の構築は個人的に大まかにはこれで良いかな、と思っているのですが、改良した方が良いと思った点も少し見受けられました。
・罠が4種類のためだいたい予想できてしまう
これはミラーという性質上仕方ないのですが、罠が4種類しかないので、発動タイミングでカードが予測しやすいという点が挙げられます。
解決策として、デッキの元を固定で50枚にして、10枚抜いて40枚の構築を完成させ、自分好みの構築にするという案があります。
その方式で罠の選択肢を増やしておけば読み合いももっと発生するのではないかな、とは思います。
もちろんミラーという前提があるので、罠の予想も醍醐味の一つであることからそのままにする選択肢も十分にあります。
・テキストを知らないカードが多い
まあこれはやって覚えたらいいだろ、と言えばそれまでなのですが、テキストを覚えていないカードが僕でもあったため(今はだいたい覚えましたが)、最初に上手く回せない現象が試運転の段階から発生していました。
これに関しては3、4回くらい試合をすればお互いにだいたい回し方がわかってくるので、最初の1、2回で上手く回せなくてやめるといったことがなければおそらく後からだんだん楽しめると思っています。
最初に組んですぐ諦めずに何回か試合してみてください。
おわりに
Twitterで「マスターデュエル始めたけど、ランクマッチもイベントもこなしてゲーム内でもうやることない……」みたいな人をそこそこ見かけました。
実際僕も「やることがないけどモチベーションを逃したくない」のでこれを組もうと考えました。
そういう人たち同士でこれを遊んでくれたら、コミュニケーションツールとしても役立つかなと思っています。
もちろん、「マスターデュエルはたまに遊ぶくらいでいいかな〜」って人にもURやSRのポイント資産を使わずに組めるデッキなので、友人間で遊ぶのにピッタリだと思います!
もちろんミラーの改良はどんどんしてもらって構わないので、皆さんの良いと思うものにしていってください!
最後になりますが、Twitterアカウント(@Reb_Million)もフォローしていただけると泣いて喜びます。ぜひよろしくお願いします!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
それでは今回はこの辺で〜。