アイドルプロデュースのイベラン入門

 優先順位が高いもの・難易度が低いものから初級として紹介しています。本noteが少しでもアイプロを楽しくはないけど効率的に走る一助になれば幸いです。

⚠️【※】について

 【※】が付いた項目は今後の仕様変更の可能性が高い要素です。
 本noteは第1回アイプロの経験に基づく情報であるため、【※】が付いた要素は走りながら随時情報を収集し修正してください。私の方でも気が向いたら予告なし編集履歴なしで修正するかもしれません。


◇初級編(開始前)

・登場アイドルいずれかのアルバムを埋める。

 獲得できるアイドルptは登場アイドルのアルバムコンプ率で増加します(アルバム1種につき0.2%・最大でアイドルpt54.8%増。増減幅は仕様変更の可能性大)。無論コンプが理想的です。
 またアルバムを埋めるのは走りたい登場アイドルのどちらか一方で大丈夫です。なお増加するのはアイドルptだけであることから、イベントptランキングのみを狙う場合は気にしなくてもいいかもしれません。

・スタラン20とスタラン15を8枚以上用意する。

 獲得できるイベントptは編成10枠分のスタランの合計数で増加します(最大でスタラン240・イベントpt30%増)。こちらは登場アイドル以外も含まれます
 またアイプロ報酬のイベントSR2種にはスタラン+25分が上乗せされます。これによりスターレッスンなしでもスタラン20を上回るため、事前準備は8枠分あれば足ります。しかし最高効率を考えるならアイプロ報酬が手に入るまでのpt効率を考え10枠分用意しておくのがベストです。
 後先を考えないならプラチナメダルを消費してスタラントレーナーを交換することで用意できます。

・『プロデュース方針』で『LIVEスタミナ軽減』の方針Lvを一つ上げる。※

 アイプロにおけるスタミナ消費にも作用し、スタミナ消費を3から2に軽減する効果があります。ただし方針Lv2、3に上げてもこれ以上は軽減されないため、一つ上げてLv1にすればOKです。

・『プロデュース方針』で『営業回数アップ』『営業追加アイテム獲得』の方針Lvを限界まで上げる。

 営業は時間対pt効率に極めて優れることから、他イベ同様に営業回数の増加はマストです。また10時間営業ではグッドアイテムが僅かながら入手できるため、営業報酬増加も上げておきましょう。

・通話場所を事前に確保する。

 眠気対策の最重要ポイントの一つです。雑談はインプットとアウトプットを両立でき、眠気の影響で多少雑になっても大して支障をきたさないのが魅力です。
 居眠り運転の研究においても会話はパフォーマンスの安定化に繋がるという報告例があり、しりとりや暗算のような比較的高度な副次課題を同時に行うことでより覚醒が高まるとされています。ちなみに会話が十分にできない≒適当な受け答えに終始していても眠気は軽減されると言われています。どのような状態であれ会話に参加することは眠気対策に必須と言えるでしょう。
 またできれば24時間いつでも通話ができる場所を確保したいところです。こればかりは個人間では解決しづらい部分なので、ある程度規模が大きい集団や担当P用Discordサーバー等の歩調を合わせられる集団などとの連携を推奨します。私が運営しているDiscordサーバー『帽子屋』でもいいですよ!(こっちで稀にリンク貼ってます)

・端末の準備をする。※

 デレステのイベランには高性能な端末が必須とされていましたが、ことアイプロにおいてはそこまで高度な準備は必要ないと思われます。DMM版でも(画面共有越しに一見した範囲では)十分な速度が出せます。ただし後述するクリック位置の都合上、細やかなカーソル移動が必要ないスマホやタブレットが最適だと考えられます。
 それはそれとして複数の環境の用意はリスクヘッジになり、端末に不具合が起きたり特定の走り方が辛くなってもすぐさま環境を変えられる利点があります。余裕があれば用意しておきましょう。

・食料の準備をする。

 アイプロは他イベと比べてタッチすべき場所がほぼ変わらず、ながら作業が容易な部類です。よって手早さを重視する必要はそこまでありませんが、ポチりながら食事する都合上片手で食べられるものが望ましいです。
 この際、甘味が中心になることはなるべく避けましょう。過度の糖質は眠気を引き起こしやすく、また飲み物にも清涼飲料水を採用していた場合糖質過多に陥りやすいです。この辺りの影響は体質による部分も大きいため、予め許容量を把握しておくのが理想です。
 ちなみに私は『レトルトの雑炊にタピオカ用の太ストロー(百均)を挿して飲む』のをよくやっています。雑炊ゆえに消化に良く、ゼリー飲料などと比べて糖質をある程度抑えられ、雑炊であることから程よく塩分も補給でき、具材によってはタンパク質や脂質も補充できます。


◇初級編(開始後)

・アイプロをポチり続ける。

 アイプロの基本はグッドやパーフェクトの確率や有無に囚われず、ただひたすらスタミナ消費を続けて試行回数を稼ぐことに集約されます。このイベントアイテムを極力使用せず、スタミナ消費の試行回数でptを稼ぎ出す手法は古来モバマスよりスタ走りと呼ばれています。
 コミュ結果を目視して一喜一憂するのではなく、ながら作業の片手間作業でポチり続ける、またそれが可能な態勢を整えて走り続けるのが肝要です。

・二点タッチでポチる。※

 アイプロと言えばお仕事ボタンと無消費コミュボタンが重なる位置をポチる一点クリック法ですが、この手法だと連続タップ警告ポップアップや絆Lvアップ演出ポップアップとタッチ位置が重なり、ポップアップを飛ばせないというデメリットがあります。ながら作業で如何に長時間従事を乗り切るかが重要なアイプロにおいて、目視せずこれらを飛ばせるかどうかがは大きな差になります。
 よってお仕事ボタンと無消費コミュボタンの2か所を交互にタッチする二点タッチ法がベストです。私は人差し指と中指でパタパタとタッチする手法を中心に運用していました。

・営業を消化する。

 時間対pt効率だけで言えば営業は最速です。スタミナ消費で手早くこなし、10時間営業の最後の一回のみはスタ消費せず時間経過でクリアすることでスタミナの節約=スタ回復頻度の節約ができます。
 若干忘れやすいため、イベント開始次第また日付が変わり次第行うようにしましょう。

・オートLIVEチケットを消化する。※

 こちらも忘れがちです。
 アイプロはLIVEを回してもptが付与されます。流石にスタ走りでコミュを回すよりは時間効率で劣りますが、現状第1回ではオートライブで最大20回分をまとめて行い、かつ短い楽曲をチョイスするなら時間対効率に見合います。こちらも日付変更を目途に忘れずに消費しましょう。

・プロデュースギフトを温存する。※

 絆Lvが上がり切るまではpt効率は悪く、そのためグッドアイテム(プロデュースギフト)およびパーフェクトアイテム(高級プロデュースギフト)のpt効率も悪いです。序盤はスタ走りでこなしましょう。戦略の上でもpt増加幅を注視すれば容易に他ランナーにもアイテム使用状況がバレるため、スタートダッシュにアイテムブッパはあまり得策とは言えません。
 ちなみに第1回アイプロにおいては絆Lv18以上でボーナスがカンストしますが、仕様変更される可能性もあるので結局のところ絆Lv∞まで上げてから使うのが無難です。
(最速で絆Lvを上げてpt効率を高める観点ではグッドアイテムをバラで使っても良いかも?要検証
 またグッドアイテムの使用法について。pt効率の上では一個ずつ消費する方がお得ですが、代わりにハートptがその分多く貯まり、絆Lv演出が出る頻度が増えてその分タイムロスになります。またグッドアイテムの一個使用はグッド確定であり、パーフェクトが出る可能性は切り捨てになることを踏まえても、グッドアイテムは3個まとめて使用しパーフェクトを期待する方がマシです。

・アイプロ報酬SR2枚のスターランクを上げる。

 非常に忘れやすいです(TLでも複数人見かけました)。
 報酬SRはスタランにボーナスが乗るため確定で編成に入りますが、そのままスタランを上げ忘れるケースが非常に多いです。ある程度の枚数が貯まったらスターレッスンをするのを忘れないようにしましょう。

・アイプロ報酬SRを特訓しアルバムを埋める。

 こちらも非常に忘れやすいです。
 上述のアルバムボーナスはアイプロで新規に登場するSRも含まれます。忘れずに行いましょう。

・カフェイン使用(できるだけ後回しに)。

 合法的覚醒サプリメントの王様です。
 ほぼ確実な覚醒効果を期待できますが、カフェインは連続使用による耐性の付きやすさ睡眠の質を落とす副作用があります。アイプロ全期間で走り続けることを想定するなら、仮眠が介在する前半はなるべくカフェインを使わないのが吉です。同様の理由から、普段からコーヒー等でカフェインを摂取している人はしばらく摂取を控え、耐性を戻しておきましょう。
 またカフェインは個人差が大きいサプリメントの一つです。通常の容量ですら頭痛を感じる人もいるので、予めテストして効果が見込める最低用量を見極めておきましょう。私は普段100mgの錠剤をピルカッターで割って量を調整しています。
 ちなみにテアニンと同時に摂取するのがお勧めです。カフェインには覚醒効果と同時に過度な興奮による焦燥感やイライラといった副作用がありますが、テアニンと同時に服用することでこれらの副作用を抑え、転じて集中力が増加するという報告があります。神経伝達の補助となるビタミンB群を合わせて摂っても良いでしょう。
 このテアニンとカフェインの両方を兼ね備えているのが玉露です。なお私はティーバッグの玉露を常備しています
 余談ながら、市販の錠剤ではエスタロンモカ錠が名高く入手も容易ですが、コスパの観点では海外輸入や海外輸入品をAmazonで購入するのが最もお得です。ただし一錠200mgの高用量もザラで、錠剤のサイズが妙に大きいことが多々あるため、ピルカッターが必須です。

◇中級編

・『プロデュース方針』で『プロデューサーExpアップ』『営業獲得プロデューサーExpアップ』の方針Lvを限界まで上げる。

 イベランにおける速度のファクターの一つが如何にしてスタミナ回復の頻度を減らすかにあります。非常に細かい話ですが、経験値UPによるLvアップ頻度が僅かに上がることでスタミナ回復の頻度を減らせ、速度に寄与します。
 ちなみにプロデュース方針におけるイベントカテゴリにアイプロに関する項目は現状ありません。

・プレミアムパスを購入する。

 同様の理由から経験値が1.5倍になるプレミアムパスを購入しておくのが望ましいです。またプレミアムパス特典イベントpt報酬でイベントSRが各1枚ずつ入手できることからスタラン15作りが僅かに早まり、オートライブチケットが増えるのもメリットです。
 どのみちイベランをすれば経験値もファン数も沢山入るため、せっかくなら効率よく稼ぎましょう。

・身体をケアする。(基礎)

 長時間のイベラン従事は身体的な負担が発生し、集中力の阻害に繋がります。特にアイプロの場合は休みなくタッチし続けるため指の疲労、ひいては腱鞘炎のリスクがあります。
 個人的にエアーサロンパスの類を推奨しています。湿布と比べて部位を選ばず、デレステのイベランにおいて最も負担が集中し湿布が貼り辛い指にも使用しやすいのがメリットです。
 また疲労感や痛みや違和感を感じる前から塗布しておくのがコツです。

・仮眠効率を高める。(基礎)

 仮眠を行う際は最低でも20~30分以上を目安にしましょう。それ以下の短時間仮眠は脳のデフラグ・気分の改善程度にしかならず、脳の疲労の回復にはならないと言われています。
 アイテムとしてはテアニンヤクルト1000を推奨しています。いずれも仮眠予定時刻の30分から一時間前を目途に服用しておくことで睡眠の質を高める効果が期待できます。他にはGABAやグリシンあたりも睡眠の質の向上に寄与すると言われています。併用しても良いでしょう。
 無論この辺りのサプリメントは体質による効きの良さ・悪さがあるため、予めベストな組み合わせやサプリメントを見繕っておきましょう。

・レベリングでスタミナを貯める。

 デレステではスタドリ・ジュエルを使用した場合スタミナは上限値の倍まで回復することができますが、レベルアップによる全回復の場合、上限値の倍を超えて理論上どこまでも回復することができます。
 これを利用し、平時ではスタミナを一切使わず、MASTER+・営業・アタポンイベのアイテム使用ライブのようなスタミナを消費せず経験値が上がる行動を続ければ、スタミナを予め貯蓄しておくことが可能です。
 イベラン時のジュエル消費を抑える目的もありますが、最大の目的はジュエルによるスタミナ回復のタイムラグをゼロにできる点です。また同時にスタミナドリンクの貯蓄も行え、アイテム回復は『最大値の2倍まで回復』ボタンがあることからジュエルよりも迅速に回復できるため、こちらも時間効率に寄与します。

・自律神経をケアする

 長期間の徹夜につきものなのが自律神経の乱れです。乱れが自律神経失調にまで陥ると、身体の異常な熱りや過剰な眠気etc.の心身の不調を引き起こすことがあります。
 幸いにもアイプロは負荷が軽く、そこまで回線や端末にこだわる必要がありません。転じて端末を持ち出して日光浴をしながらのイベランが可能です。また適度にストレッチなどをするのも手でしょう。どうしても心身の違和感が解消されない場合はタイムロスを承知でシャワーを浴びるのも手段の一つです。
 サプリメントとしてはビタミンDを推奨しています。ビタミンDは日光を浴びることで体内に生成され、逆に日光を浴びない状況下だと不足する栄養素です。セロトニンを調整する働きをするなど神経系の改善に効くとされています。

・狙える順位と稼働時間を想定する。※

結果、スタ走りが時速6万pt前後であると弾き出すと同時に、スペコミュ厳選アイテム走りは時速10万pt前後、また全部右(オールパフェアイテム使用)走りは時速30万pt前後と分かった。

アイプロ全一noteより

 過去ボーダーを参考にしながら、概ね時速6万ptを基準に可能な課金範囲を加えて到達可能な順位を想定しましょう。
 ただし冒頭での説明通りこの時速は第1回アイプロのものであり、仕様変更などにより極めて変動しやすい部分です。恐らくスタ走りに対して厳選走りは約1.7倍速、全部右は約5倍速という相対的な速度差は大きく変わらないと思われますが、グッド・パーフェクトの出現率が変更された場合は信用できません。随時情報を収集しながら適切に調整してください。
 ちなみに全部右でのパフェアイテム消費速度は一時間で約350個、1500個全て使い切るのに4時間強かかり、合計で130万ptほど上乗せできます。また全てスペコミュ厳選走りで使い切る場合は20時間以上かかる見込みです。
 無論この消費速度・推定pt量も第1回基準であり、コミュ発生頻度や演出の最適化などの仕様変更によって大きく変化します。繰り返しになりますが、くれぐれも情報を収集しながら適切に調整して使ってください。

 案の定第2回アイプロからチャンスタイムが導入されました。

 よって上記の時速情報は一切あてになりません。本当にありがとうございました。

◇上級編

・身体をケアする。(発展)

 長時間の画面凝視は首・肩・腰の負担を招き、これらの障害は集中力の阻害に繋がります。単にメカニクスをケアするだけなら立ちながら作業する、バランスボールに座るなどの方法もありますが、100時間超の連続従事という前提だと体力的にも楽な姿勢をとりたいところです。よって如何にして楽な姿勢と負担軽減を両立するかが焦点となります。
 私の場合、椅子代わりに電動リクライニングマットレスを使用し、適切な固さと角度で首と腰を常にケアできるようにしています。またネックストレッチャーで頭の重さを外部から支えるなども検討すべきです(寝落ち首吊りには注意)。
 しかし俗にいう『人をダメにするソファ』などの柔らかすぎる椅子類・寝具類は腰へ負担が集中するのでやめておきましょう。また経験上ゲーミングチェアのネックピローは長時間首を支える用途としては殆ど役に立ちません。
 体格などの個人差が大きい部分なので自分の身体と相談して決めましょう。

・仮眠効率を高める。(発展)

 仮眠効率基礎で挙げたのと同じ理由から、仮眠は20~30分に抑えるのがベストです。入眠からノンレム睡眠(いわゆる深い睡眠)に至るのが20~30分前後と言われており、脳の疲労はノンレム睡眠中に解消されていくためです。
 ただし深い睡眠の真っ只中≒眠気が最大化してる最中に無理矢理覚醒することになるため、得てして起床に多大な苦痛を伴います。覚悟しておきましょう。

・短期計画断食(ファスティング)を行う。

 体力的に終盤限定の手段です。短期(十数時間程度)の断食を行うことで、一時的に消化器官に使われていたリソースが脳に回り、集中力の向上を狙えます。
 無論度重なる徹夜の最中に行うのはリスクが高いため、優先度は低いです。また逆に集中力が削がれることもあるため、前もって試して自分の体質を見極めてから実践しましょう。
 時期的にもカフェイン使用のタイミングと重なり、カフェインには食欲減退の副作用があることから一石二鳥かもしれません。

・多額の資金準備。※

 仕様変更の可能性が最も高い要素の一つです。
 第1回アイプロこそ特別セットは50個・約15万円分が上限でしたが、今後個数の増加や上限撤廃される可能性は十分にあります。よって金銭の準備は必要不可欠です。
 特にクレジットカード決済による数十万円単位の課金の場合、高額の決済ゆえに不正利用とみなされて一時凍結され、課金が滞るリスクがあります。また各種プリペイドカードも緊急かつ多額の課金の場合は店頭の枚数では足りなくなる恐れがあります(いずれもモバマスで実際に起きた事例)。
 よって最低使用分は予めチャージしておくのが望ましく、可能なら現金を含めた複数の決済手段を備えておくのが賢明です。


◇最上級編

 これ読んでください(投げやり)

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