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宝物の話

心にぽっかり穴が空いたみたい、なんてよく聞くけど本当にそんな感じ。

生身の人間を推している以上、いつかは終わりが来るものだと理解していたはずで、いつその時が来てもいいようにとその時できる最大限のことをやってきたつもりでも、いざとなると後悔も募るしありもしない未来を願ってしまったりして、ふとした時にどうしようもない気持ちになって、なんでもない時に涙が溢れてきたり、夜眠れないこともしばしば。

大事な何かを失うってこういう気持ちなんだってことを知りました。
特に発表があってから大会が始まるまでの間はずっと漠然とした不安や寂しさ、どうしようもない喪失感でいっぱいで、毎日吐きそうだったし涙も流したし、人間の生活できてなかった気がします。今もできてるか怪しい。

2024年5月5日、黒鷲旗準決勝を以て、福山汰一選手が現役生活を終えました。
そして同日、藤中優斗選手にとって内定を含めた6シーズン在籍したジェイテクトSTINGSでの最後の試合となりました。

2人とも、どちらか一方なんて優劣つけられない大事な大事な推しです。
4月24日の引退と退団の発表が同時に出た時、こんなことあるんだって思いましたね😂

出会ってからはこの2人を中心に私の世界は回っていたし、2人のことを考えない日は推し始めてから1度たりともなかったと言い切れるくらい、大袈裟なんかではなく私にとって人生の一部になってました。
この2人が同じチームにいるからジェイテクトSTINGSを応援するようになって、ほかの選手のことも好きになって、チームが勝てば喜んで、負けが続いたら落ち込んで、時には(何度も?笑)涙するくらい悔しい思いもしました。

好きになったきっかけは正直覚えていなくて、気づいたら2人のことが好きでずっと見ていたくて、自分のことも省みずに足繁く試合会場へ通いました。
それくらいのめり込んだし熱中したし、ずっとずっと大好きな気持ちは変わらなくて。それどころか2人を見にいけばどんどん好きになっていく一方で底が知れなかった。

今回はそんな私の推しについて、ただのオタクが思ってることを書いていきたいと思います。多分気持ち悪いし不快や疑問に思ったりすることもあるかと思うので、嫌な予感する人はそっと記事を閉じてください😌
読んだ後の責任は一切負いかねます!笑

#1  藤中優斗

第一印象、真面目。笑顔が可愛い。守備上手い。
でも実はチームメイトとふざけるのが大好きで、上下関係もお構いなしに相手をいじったり、イタズラしたり。笑顔はずっと可愛い。守備に加えて攻撃の手段も幅広くて、新人の時から玄人みたいな、仕事人の働き。Mr.安定感。
とにかく優しくて、先輩からも後輩からも好かれる人柄。「名は体を表す」を体現している人。
責任感が強くて、自分にも厳しい。ちょっとネガティブ。でも負けず嫌い。
インタビューの時、考えたり言葉に詰まる時に「えーっと」っていう回数が多い。
お子さんを始めとした家族との時間をとても大切にする素敵なパパ。

もっと色々あるけど、私から見た優斗くんはこんな感じ。

私みたいな素人からしたら今でも十分すごい選手なのに、全然現状に満足してなくて、ずっと上を目指し続けていて。
そんな姿が格好良くて、努力が報われて欲しくて、応援したいっていう気持ちにさせてくれる。

もう一生、私の人生賭けてでも応援し続けようって思ったのは、やっぱりプロに転向した時ですね。本人の思いを綴ってくれたnoteは何回も読みました。優斗くんが納得いくまで挑戦してくれたらいいと思ったし、その時に少しでも応援している人間がいることが伝わったらいいなあ、って思ったりもしました。

本当に素敵な記事なので、機会があればぜひ読んでみてください。

プロになったタイミングでふと、「これからは移籍という選択肢も増えたんだよな」って気づいたことも思い出しました。
いつから今回の決断を考えていたのかは知る由もないけれど、もしかしたらこの時から優斗くんの中に可能性の一つとして浮上はしていたのかもしれないですね。

大事な発表に使っていただいた大切な写真(すみません自慢です)

ジェイテクトSTINGS以外でプレーしている優斗くんを想像できません。優斗くんはジェイテクトに必要不可欠な存在だと思っていましたし、これからは本間さんの後を継いでキャプテンとして、ますますチームの中心として活躍していくんだって信じて疑わなかったです。移籍という可能性もあることを完全に忘れてしまっていました。
優斗くんと汰一くんのおかげで好きになったチームを離れていってしまうのは、本当はものすごく寂しいです。

でも、その選択を取ったことはとてもよく理解できるんですよね。来季SVリーグで外国人枠が増えて、まだあくまで噂レベルだけどとんでもない選手が来るんじゃないかと言われていて、間違いなく出番を勝ち取っていくのが難しいシーズンになっていくだろうし。優斗くんなら絶対大丈夫とはもちろん思っていても、現実はどうなるかわからないのも事実で。
それだけが理由じゃないとは思いますが、自分の可能性を信じて、挑戦する決断をした優斗くんはやっぱり格好いいなって純粋に思えました。それは間違いなくこれまでの優斗くんの、バレーボールに対する真摯な思いや行動があったからなんですよね。

だから私は優斗くんがどこへ行っても応援し続けます。どんな場所でも優斗くんなら輝けると思うから。
たくさん迷って悩んで今回の決断をしたと思うので、それが間違いじゃなかったと思えるように、挑戦と活躍を続けて欲しいから。

きっと寂しい気持ちはしばらく消えないと思いますが、優斗くんが新天地で頑張ってくれる限り、私はその寂しさを乗り越えられる気がするんです。
次の道も輝かしい道になりますようにと、願っています。

#4  福山汰一

誰もが思う、超絶イケメン。プレーは淡々としていて、冷静沈着。
かと思えば突然叫んだり、子供みたいな笑顔でふざけたり。不思議な人。
インドア。アスリート飯。
基本的に自分の容姿にこだわりなくて、たまに髪型が大変なことになってたりしてオタクの度肝を抜いてくることもしばしば。でもやっぱり顔がいいからなんとかなっちゃう。
試合中は基本的に感情が見えにくい時もあるから勘違いされやすいけど、実は勝つために膨大な量のデータを元に頭の中で淡々と計算してそれを瞬時にプレーに落とし込んで、コツコツと自分のやるべきことをこなしてる。
さらっとしてる割にちゃんとファンやチームメイトのことを考えてくれてて、さりげない優しさとか思いやりが見え隠れする。
だからみんなに好かれてるし、後輩からの信頼も厚い。ギャップの塊。
常に客観的に物事を見ることができていて、分析や所感の言語化も上手い。たまに言葉選びが独特。
一言で言うと、ずるい人。

汰一くんのことは、簡潔に言い表せられる言葉がなかなか見つからないです😂
それくらいよくわかんなくて、同時にとても魅力的な人だと思います。

いつかの個人YouTube配信でファンからの質問に答えてくれた時「好きなものは?」と聞かれて、1番最初に「バレーボール」と答えた汰一くんのことがずっと忘れられずにいます。
本人にそんなつもりはなかったのかもしれないけれど、1番最初に出てくるものがバレーなんだなって思ったら、少し見方が変わったというか。
でも思えば、ずっと大好きなバレーボールを楽しむために、自分ができることを探し続けてたのかな、なんて勝手に感じたりしました。

優勝した19-20シーズンの翌年、オフシーズンにブロックの基本から見直して練習に取り組んだとどこかのインタビューで答えていました。
その甲斐もあって、最後の最後までブロックランキング首位を争う大活躍。
翌シーズンの代表にも選出されたんですよね。

嬉しくてこのためにレンズ新調したり全通したり楽しかったな

文字にすると単純に見えるけど、優勝シーズンで自分が貢献できてなかったと思った部分を重点的に取り組んで、翌シーズンにはしっかり結果として残すって絶対簡単なことじゃないと思うんです。
でも汰一くんはそれができる人で、苦にならない人なのかなって感じました。
あんなにケロッとしてるのに、さらっとそういうことしちゃう人なんですよね。
格好良すぎるよ。
私が応援してきた中で特に印象に残ってるのはそこなんですけど、見れば見るほど、こっちがもっと好きになっちゃうようなことをさらっとやってのける。

試合に出てなくても飄々としてて負けても悔しさとかを露わにする人じゃないんですけど、でも多分試合には出たいし勝ちたい人だと思ってて。
私が特に好きなのは、ブロック決めた時もそうなんだけど止められなかった時。
スパイク止められてもケロッとしてることが多いのに、ブロックで相手を惜しくも止められなかった時とかに1番悔しそうな顔するんですよ。
なんでかなって考えた時に、自己責任じゃないけどベンチから指示がない限りは自分で考えてブロックの位置とかタイミングを決めて跳んでるからなのかなあと思ったり。
上出来の試合でもここはもっとできたと思うって、絶対そこで終わりにしないところもあって、汰一くんも自分に厳しくて、自分の行動に責任を持ってる。
そういうところが好きだなあって思うんです。

正直まだまだできると思ってます。年齢で区切りをつけるなんて勿体無い。本当に寂しい。今年も辞める辞める詐欺であって欲しかった。大好きなバレーをまだまだ楽しめるんじゃないかって、その姿をもっともっと見せてほしかったって、多分この先もずっと考えてしまうと思います。

でもやりたいことを見つけた、迷いも後悔もないってはっきり言われてしまったらこちら側はそれを受け入れるしかないのかなと。
次のステージでも、汰一くんらしく突き進んでほしいなというのも本音です。受け入れるのには、慣れるのには時間がかかるかもしれないけれど。
この先全然違う道だったとしても、変わらずそのままでいてくれたらなと思いますし、たまにでいいからSNSなどで元気な姿が見れたらなあ、ってちょっとだけわがままなことを考えるくらいは許してほしいですね😂

早稲田OB の絆

6人もいたんだよ

テクトにはたくさん早稲田OBが所属してたので、そのみんなとの絆も大好きでした。
ことあるごとに集まってプライベートでご飯したり、試合会場でも写真撮ったり。
テクトはみんな仲良しってよく聞きますが、その中でも特別なものを感じてました。
そういうエピソードをSNSを通じてでも知れるのが大好きだった。会場でOBが固まってたら、絶対そこに目がいったし写真もたくさん撮らせてもらった。
たまにコート内がほぼ早稲田になった時なんか大騒ぎして、全然早稲田とゆかりも何もないけど、早稲田組が大好きで仕方ありませんでした。

違う道を進んでも連絡は取り合ったり集まれる時には集まったり、絆が消えることはないのはわかってるんですけどね。ただただオタクがそれを目の当たりにできる機会が減っちゃうのが悲しいっていう。これもただのわがままですね…笑
しょうがないね、オタクってわがままな生き物だからね(主語でか)

垣根を越えてもWの絆は強いんだよなって思うよね

2人がいたから

多分私は、汰一くんと優斗くんがいなかったらここまでバレーボールにハマってなかったです。
全国各地に飛び回ることも、写真を撮ることも、ファンクラブに入ることも、こうやってnoteを書くことも、大好きなフォロワーたちと出会うこともなかったと思います。

2人がジェイテクトSTINGSというチームにいなかったら今の私は存在してません。これは本当の話。

それぞれの良さはもちろん、2人の関係性みたいなものも大好きでした。先輩後輩だけど友達家族みたいな…なんとも言い表せない距離感の2人をずっと見ていたかった。
並んだらコソコソ内緒話してケラケラ笑ったり、かと思えば真剣にバレーボールの話をしたり。相手が点を決めたら自分の時より喜んだり。お互いのことをリスペクトしてるのもインタビューとかnoteとかですごく伝わってきて、そういうところも好きだった。
性格も趣味も全然違うのに、バレーボールに関してはまっすぐ同じ方を向いているように思えて、同じような温度感で、なおかつ2人それぞれのペースで、自分の信じた道を進んでいく姿を見ているのが生き甲斐になってた。
あくまでこれは私から見た2人なので全然違うかもしれないけど。

叶うならばずっとずっと同じ場所で応援させてもらえたらと思っていたけど、それは無理だということもわかっていたし、いつか別々の道を行くことになるんだということも覚悟していたつもりだったんだけどなあ。
全然できてなくて、最後なんて来なければいいのにって何度も思いました。
最初からなんてわがまま言わないから、せめて私が2人を初めて見た日からやり直させて欲しかった。

今もまだ実感が湧いてません。
最後までいつも通りすぎて、来季テクトの会場に行ったら2人ともいるんじゃないかなんて思ったりもして。そんなことないのは頭ではわかってるんですけど。
優斗くんは現役を続けてくれるから応援するために試合を見にいくのには変わりないけど、この先きっと今までみたいな気持ちを味わうことはできないような気がしています。
胸にぽっかり空いた穴が埋まることはないのかなって思います。

それくらい私にとって特別で、かけがえの無い大きな存在でした。
でも、そんな2人のことを応援してたこの数年間、苦しいこともたくさんあったけどそれすらも大事な思い出で、間違いなく私の人生の中で1番充実していて幸せな時間でした。
これからもずっとずっと、私は2人が大好きです。何にも変えられない最高の宝物。
たくさんたくさんありがとうございました!ぽっかり空いた穴に埋めるくらいの気持ちで、一つもこぼさないように大事に大事に抱えてこれからも生きていこうと思います。

最後に

うわー気持ち悪いね!読んでて気分を害された方はごめんなさいなんですけど、冒頭でも言ったように責任は負えませんのでそっと忘れてください。すみません。

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
noteを始めたのが2022年の4月ということで、まるまる2年。それなりに続けることができたのは推したち並びに読んでくださってる皆さんのおかげでもあります。
ありがとうございました。

オフシーズンに入りましたし、今季は代表を見に行く予定もありません。
シーズンが始まったところで同じ熱量の更新ができるかは今のところまだわかりませんので、予定は未定とさせていただきます。ごめんなさい。

本当に本当に寂しくて仕方ないんですけど、今はまだ実感が湧いてないので何とかなってる感じです。多分来季始まってようやく実感して…その時自分がどうなるのか想像もつきません。

今季も会場でたくさんの方にお世話になりました。長い付き合いをさせてもらってるフォロワーに加えて、毎年新しい出会いをさせていただいてます。
これも推しが導いてくれたご縁なので、本当に感謝ですね。この素敵な出会いを大事にしていきたいです。
来季もなんだかんだきっとどこかの会場にはいると思いますので、お見かけの際はぜひ声をかけてやってくださると嬉しいです!

noteではそれなりに書いてきてるけど普段ここまでちゃんと推しのことを言語化してこなかったような気がするので、書きたいことがありすぎてまとまりませんでしたが、この辺で終わります。いつまでもうだうだ書いちゃいそうなので。

改めてここまでお読みいただきありがとうございました!
大好きな2人の写真をたくさん貼って終わりにします。

写真たち

※時系列バラバラです

優斗くんの代名詞
この仕草も好きでつい撮っちゃうやつ
STINGSの白ユニが1番似合ってると思ってしまう
味方が明るくなれるような雰囲気を作れる人
ただ撮るだけで様になる
この試合も忘れられないものの1つ
ブロックの後のガッツポーズ見れた時の幸福感すごかった
試合中の楽しそうな笑顔が大好きで
これもすごい印象に残ってる
こういうのを見るたびに絆を感じずにはいられなかった
それにしても写真が下手くそすぎる😂
好きなんだよな(語彙)
いつだって楽しそうな2人を記録に残したくて
夢中でシャッターを切った
汰一くんが目を負傷した時
誰より心配してた優しさの塊
優斗くんはたまに讃え方が独特
21-22シーズンの14勝目
これの為に大分まで行ったんだよ
スタメンコールで2人が呼ばれる
ことが1番嬉しかった
大好きトリオ
並んでたら絶対撮っちゃう背中
人のジャージに物勝手に入れたり
「FU」だけ見て自分のと間違えてる時もあったなあ
汰一くんのSAの時
TOに話してたっぽいことがハマったからこの顔なのが尊くて大好きな1枚
いつでもどこでもおしゃべり
SA取って内緒話することあるんだ
ほんとに大好き
試合中の真剣な話も
楽しそうな表情も
この背中も、もっと見ていたかった
最後まで変わんなかったなあ
次のチームでも今以上の活躍を
新しい道も本人らしく輝いて欲しい

最大限の感謝を。
ありがとうございました!

またいつか!👋

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