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01図鑑#12|独立独歩の精神で点と点を繋げ未来を描く男!

01図鑑とは、01図鑑の運営メンバーが774 FIELD LEARNINGに関わる人たちにインタビューを行い、noteで発信する人物図鑑です。

今回ご紹介するのは、774 FIELD LEARNING 2期生、りゅーちゃんです。

りゅーちゃんの年表
1995年 千葉県に誕生
2002年 小学校入学、高校3年生までサッカー少年
2015年 大学入学(日本大学理工学部)
2019年 電気通信大学大学院に進学
2020年 ベルギー、カトリックルーベン大学に研究留学
    774プログラムに参加、NO BORDERとして活動開始
2021年 大学卒業後は製薬業界の会社に入社予定(技術職)

774に参加したきっかけ

Interviewer: 参加の経緯はどんなものだったんですか?

りゅーちゃん:後々は起業したいなと思い始めていたこと、そして774はその名の通り特に何者でもない自分に合っているなと感じたことがきっかけ。

774への参加理由

Interviewer: 最終的に774には参加しようと思った理由はなんですか?

りゅーちゃん:起業したいな、何か自分で物作ってみたいな、って思ってたからなんだけど、そもそものその価値観を持つに至ったのは、留学が割と引き金になっていて。もともとは、大学院に入って留学生が多い研究室に入ったときに仲良くなったメキシコ人に誘われたサッカーの場で色んな外国人に出会って、「なんで日本来たの?」って聞いてると、みんながみんな明確な理由持っててすごいかっこええなって感じた。例えば、俺は金持ちになるんだという中国人、帰国後教授になるんだという台湾人とかね。ぜんぜん俺と違うなあと思って留学した。

りゅーちゃん:留学する中で、ゆとりを持って自由に働く外資系勤務の人や、日系大企業の人達と出会う中で、めちゃくちゃ頑張って就活してっていうレールに乗った人生って微妙なんじゃないかって感じるようになってきて。色んな生き方に触れる中で自分自身の価値観も変わっていったっていう背景があるかな。

774での活動

Interviewer: 774に実際に参加してみてどうでしたか?

りゅーちゃん:一番大きかったのはモチベーション高い人とつながりを持てたことだなと。自分のチームはメンバーそれぞれの目指すところが似てて、774が終わった今でも一緒に活動しようってなっているのが良かったと思う。チームで何かやるという取り組みは今まであまり経験がなかったんだけど、同じ目的に向かって走ってみて、人に対する関わり方の経験値が得られたり、例えば「話すことが好き」だという自分の新たな側面にも気づくことができた。

Interviewer: 反省点であったり、もっと工夫すればよかったという点があれば教えてください。

りゅーちゃん:もっと時間費やしてコミットしても良かったかもしれないという心残りが若干あるかな。でも、その分はこれからの活動で回収していこうと思うよ。

Interviewer:774生全体を活気づけてくれたチームでしたが、どんな思いで取り組んでいたんですか?

りゅーちゃん:メンバーの3人が3人とも単純に他のチームの人たちに興味があったのが大きい。某Jさんが引っ張ってくれたけど、大前提みんな興味があった気がする。色んな人居るなあって思うのが楽しいんだよね。それこそ、人と関わること自体はあんまり好きではないと思っていたけど、意外と人によっては会話がしてみたいなって思う人がいることにも気づけた。774には面白い人が多いなって。

Interviewer:774の最高の有効活用ですね。

りゅーちゃん:いい意味で自分のことを主張している人が多い774だからこそだったな。今まで人に強い興味を持ってこなかったからびっくりした。自己主張してくれる人に対しては興味が湧いて話したくなるし、自分のこと伝えたくなるし、支えたいなって感じる。勝手に自己主張する人たちの集団の中だから自分が自己主張しても批判されないし、居心地がよかった(笑)

774で学んだこと

Interviewer: りゅーちゃんが774で学んだと感じることはありますか?

りゅーちゃん:お互いが何を考えているのかを深堀り、表面ではこう言っているけど、その発言の裏側にある理由・背景を理解することが良いチームビルディングに直結するということを学んだかな。チームのあり方、チームの成長プロセスの理論とかを言語化して図式化して教えてもらったのは良い学びだった。しかも、それが座学に留まらず、実際に実践の場の存在が前提になってるからね。

Interviewer:メンバーの発言などの裏側を知る方法論・知見があれば教えてください。

りゅーちゃん:相手のこと全部理解するのは困難だけど、根掘り葉掘り聞けるような雰囲気作りが大切。メンバーに例えば機嫌の良くない雰囲気があったとしても、聞きづらいことではあるけど実際にちゃんと、話を真摯に聞いて真摯に受け止める。そんな経験の積み重ねが信頼関係の醸成、ひいてはメンバーの裏側をも理解することにつながっていったかなと思う。どれもこれも全ては嫌がらせではなくてお互いの理解のためであるっていう共通認識があったことが大きいね。

Interviewer: 本当にそうですね。ちなみに他にも学びを挙げるとすれば何かありますか?

りゅーちゃん:そうだね。自分の内から滾る熱意・想いをもって行動することが大事だよという教えは今でも残っているかも。綺麗事っぽいけど、色々やっている人がそう言っているのを聞いて、言葉の重みみたいなのを感じて自分も自分の想いを大事にして、それが誰かに伝わってなにかポジティブに作用させられたら自分も嬉しいし、価値を届ける相手側にとっても幸せなことだと思ったからさ。

774参加前後の変化


Interviewer: 774に参加したことで変わったことはありますか?

りゅーちゃん:他人の考えを受け入れたほうがいいなと気づいて、実際に受け入れる度量ができた。774には色んな考え方を持って、いろんな活動をしている人がいて、だからこそ違うものは違うものだとしてそれを気持ちよく受け入れる。

Interviewer: 受け入れてみてどうなりましたか?

りゅーちゃん:みんな違うんだから自分は自分のやりたいことをやればいいやって思えた。人のことを受容する経験を通して自己受容もできるようになったなと思う。

りゅーちゃん:人の考えには正解はないんだと改めて思ったね。人の考え方自体を変えるんじゃなくて、自分の持っている選択肢・情報を与えるにすぎないんだよね。自分で選びとって自分にとっての幸せの尺度を持って生きる、人それぞれの考え方を尊重する。だから俺も俺らしく好きに生きようってね。

今、活動していること

Interviewer: 現在はどんな活動をされているんですか?

りゅーちゃん:NO BORDERの話でいうと、子どもたちの自由な発想を伸ばすということを絵本を通じて行おうと考えている。現状ではまず子どもたちの反応とかを見てブラッシュアップしていきたいかな。ちなみに僕は塾講師してるんだけど、そこでも良くないなと感じている部分とかをアイデアとして改善策を考案して実現に向けて走っているんだ。個々人の個性が活き、やりたいことに向かって取り組んでいけるようにしたい。

りゅーちゃん:個人としては、まずは簿記2級まで取りたいなって思っている。マネーリテラシーの講座受けてて、自分の会社を持ちたいんだったらそれくらいの知識が必要だって言われて。お金周りの勉強はしていきたいね。あとは英語。普通に会話レベルで使えるようになりたい。もっとネイティブに近い域に持っていくために色んな検定とかを受けつつ早めに極めたいなと。それこそ英語ができたら取れる情報量が増えるからね。現地の人がどう思っているのかは現地の人と話さないと得られないからさ。対等にコミュニケーションを取れるように持っていきたいな。そしてプログラミング。修士まで行っているからある程度やっているけど専門と言えるものはなくって。Webサービスが作れるような言語の全体像を知って、人を雇ったときに内容がちゃんと分かって適切な指示ができるようなレベルまでにはもっていきたい。

どんな未来を描いている?

Interviewer: 最後の質問です。りゅーちゃんはどんな未来を描いていますか?

りゅーちゃん:みんなが自分の好きなことをやって自分の幸せを追求していくことができるような社会にしていきたいなって思う。大前提僕自身が自分の好きなことをやりつつ、NO BORDERなどの活動を通じて少しずつ前進していきたい。死ぬとき後悔することは「挑戦しなかったこと」だという話を聞いてて、「やっときゃよかったな」をできるだけ減らしたいな。

橋本竜我 profile
会社員。様々なことを経験、勉強してきたが、今は教育に興味があります。将来は、自分の事業で子供たちに「自分で考え生み出すことの楽しさ」に気づいてもらい、親にはいかなる挑戦も応援する土壌を家庭内で創出したいです。





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