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01図鑑#11|固定概念をぶっ壊しみんなが自由に表現できる世の中をつくる「社会起業家」

■774への参加理由

インタビュアー:なかにしさんはなぜ774に参加しようと思ったのですか?

なかにしさん:「社会起業家」というキーワードでインネット検索していたときに、偶然774のWebサイトを発見したことがきっかけで、いままでの経験は問わないということもあり、チャレンジしてみようと思い参加することにしました。

インタビュアー:「社会起業家」という聞きなれないキーワードが出てきましたが、具体的にはどういった人をいうのですか?

なかにしさん:チェンジメーカーとして社会で起きている課題を解決することを目的に、課題解決をビジネスとして成立させることでボランティアやNPOとは違う角度で社会に貢献する人といいます。

インタビュアー:なるほど!社会起業家を目指すべく、774参加を決意されたんですね。

なかにしさん:起業というとお金儲けが一義的な目的に見られがちですが、お金儲けが一義的な目的ではなく、社会貢献したい!というもやもや感から774をきっかけに脱却したい!と思い、参加を決意しました。

インタビュアー:もやもや感っていうのはまだ社会起業家としての活動ステップが明確に定まっていないけど、行動に移すことでそれを明確にしたいということでしょうか?

なかにしさん:もともとアイデアを創るのが好きではあったのですが、人と接している中で本音で話せてない自分がいて、自分自身がもっているアイデアをどう表現したらいいのか、どう広げていけばいいのかわからなかったことをもやもや感と表現しました。774をきっかけに自分のアイデアを形にしてそれを広めるための訓練をしたいと思いました。

■774での活動


インタビュアー:774では「絵のない絵本」でシナリオつくりを担当されていました。シナリオはもともと創った経験があったのですか?

なかにしさん:もともと絵本型のRPGゲームを創る構想がありました。最近のRPGゲームは映像ばっかりがフォーカスされ、肝心のシナリオが面白くないと思っています。ファミコンでドラクエやFFをやっていたときのわくわく感がバージョンアップするにつれて劣化してきた感があり、作り手側の目的がお金の回収に走っていると感じている。開発費がかさむことでお金の回収に走ろうとする動機は理解できるものの、シナリオで楽しませられる方法がないかを考えたときに、RPGゲームでなくてもいいのではないかと考え、絵本という媒体を選択しました。
絵本を選んだ理由は、親子の関わりを深めたい親に対してリーチさせることで親子のコミュニケーション不足を解消したいと思ったからで、低年齢層の子供が興味を示す絵本で学校や塾でアプローチしない教育に対してアプローチしたいと思っています。

■774で学んだこと・774参加前後の変化


インタビュアー:なかにしさんが774で学んだと感じることは何ですか?

なかにしさん:シナリオという形で自分の考えを形にできたことと、子供に対して苦手意識があったのですが、自分が作ったシナリオをもとに喜んでくれる子供を見たときに、苦手意識がなくなったことが学びというか、個人的な気づきを得ることができたことですね。


■今、活動していること


インタビュアー:今後「絵のない絵本」はどう活動していくのですか?

なかにしさん:774参加当初になりたいと思った「社会起業家」になるべく、法人化を進めていこうと思っています。 774の活動は「Trial and Error」の連続でしたが、774の活動と同様に法人化に向けた活動も「Trial and Error」で少しずつ前に進めていきたいと思っています。

■どんな世界を創る人?


インタビュアー:最後に、なかにしさんはどんな世界を創る人ですか?

なかにしさん:様々な可能性を縛る固定観念を壊し続ける人ですね。何かを始めるにあたり、表面的には年齢や性別等、制限をかけることが最近は少なりつつあるものの、実際は制限がかかっていることがあります。そういった固定概念を壊し、みんなが自由に表現できる世の中を「社会起業家」としてサポートしていけたらなと思っています。
インタビュアー:ありがとうございました!

《取材を終えて》
774の活動から生まれた「絵のない絵本」が法人化を遂げどう進化・深化していくのか、楽しみですね♪

なかにしさん写真

なかにしさんプロフィール
現在は筋トレが趣味であるものの、以前はベンチプレスを購入したあと三日坊主で終わっていたが、2019年夏に何か体を動かしたいという衝動にかられ、筋トレを再開。筋トレをすることで身体がどう変わるのかといった探求心とメンタルへの変化に興味がわき、現在も筋トレを続けている。「土と内臓」が愛読書。

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