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思わぬ検査と人のあたたかさ
こんにちは、霜月です。
ここ1〜2週間ほど空咳が続いており、季節や気候の変化によるものだろうとは思いつつ、このご時世なので念のためと急遽病院に行ってきました。
昨日の夕方、仕事の合間にかかりつけ医(といっても数年ぶりでしたが)に電話して症状を伝え、そもそも受診してよいかを尋ねると、先生に確認して折り返しますとのこと。
30分ぐらい経って電話があり、通常の診察時間に来てくださいと言われました。もしこの時点でコロナ疑いだったら別枠だったんだろうな。
仕事も混んでないし定時退勤だ!とリュックを持ち上げたところで自分宛の電話がかかってきて、軽くパニック起こしましたがどうにか事なきを得ました。そもそもわたしがメールで問い合わせた件の回答だったので、むしろ今日やることが明確になってよかった。
無事に病院の受付時間にも間に合い、検温して体重と血圧を測ってしばらく待機。血圧、久しぶりに測ったらまた上85/下58まで下がってました。なんでや。
思いのほか早く診察室に呼ばれ、咳以外の症状はない(頭痛と目眩はひどいけど元からあるもの)と伝えました。
念のためPCRと、それが陰性であれば血液検査をして、感染症なのか何らかのアレルギーなのか調べましょうということに。
PCRは想定していたものの、実際に受けるのは初めてでした。細長い綿棒が出てきた瞬間「やべえ絶対痛い、泣く」とガチガチに構えたのですが、思ってたほど痛くなかったです。よかった。
20分弱待って、陰性っぽいということで血液検査に進みました。むしろこっちの方が想定外で心臓ドキドキしてた。
新卒の健康診断で人生初の採血をした時に気分が悪くなってしばらく動けなかったので、それ以来採血の際は必ず寝かせてもらっています。
今回は最初左で採ろうとしたんですがうまくいかず、結局右で採りました。看護師さん、2回も刺してすみませんって謝ってくださった。全然いいのに。
そのまま横になって待たせてもらい、先生が来られて「安心してください、まったく異常なしです」と笑ってくださいました。
まずPCRは陰性。
血液検査も白血球はじめすべての値が正常の範囲内で、炎症反応?を示す値に至っては0.0%なので、感染症の可能性はほぼゼロとのことでした。
「これで安心ですね、おいしいものたくさん食べて元気モリモリになってください」
「もし咳しててあれ?みたいに見られたら、これ(陰性結果)が目に入らぬか!と突きつけてやってください。レシートと間違えて捨てないようにね!」
「血液検査の結果もお渡ししておきます。プレゼントフォーユーです」
知ってたけど相変わらずだなと、先生のテンションに思わず笑っちゃいました。
看護師さんたちにも良かったですねと口々に言われ、じわじわとホッとしました。
万一陽性だったらどうしよう、家族に何て言えば、仕事は、この後どうすればいいんだろう、とぐるぐるしていたので。
何らかのアレルギー反応だろうということで、主に咳を抑える薬を処方してもらいました。心療内科の薬もあるのに、一気に飲むものが増えた。治るならいいか。
会計待ちの間、隣で同じく陰性結果が出た方が安心して泣いていたのを見て、なんだかわたしまでもらい泣きしてしまいそうでした。
コロナ禍になってから心療内科以外を受診したのはほぼ初めてでしたが、改めて医療従事者の皆さんの優しさを実感しました。
仕事終わりの遅い時間に急に受診したわたしに20時を過ぎても笑顔で対応してくださり、陰性だったことを一緒に喜んでくださって、感謝しかありませんでした。
もともと感染対策はしっかりしているつもりですが、改めて気をつけて過ごそうと思います。
ちなみに安心して気が抜けたのか、いきなり咳が本気出してきてます。普通にしんどいから勘弁してくれよな。
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