前田 直哉

サクソフォンを吹いて韓国語を話す人です @01__22_

前田 直哉

サクソフォンを吹いて韓国語を話す人です @01__22_

最近の記事

村松 渓歩 バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」について

はじめに低音楽器、と聞くと少し地味に感じるかもしれません。ただ、旋律を演奏することが比較的少ないバリトンサクソフォンを、近年ソロ楽器として解釈するのが時代の潮流。2022年11月東京・新大久保にて、村松渓歩作曲の『バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」』をデュオリサイタルにて演奏しました。 (特設サイトはこちら→) バリトンサクソフォンのためにソロ作品を書くことになった経緯や、作曲家自らもサクソフォンを演奏し学んできたその過程など、知ってから聴くと面白いよもや話

    • 韓国で音楽文化を長年育んできた"楽園楽器商店街"へ

      2022年冬。 韓国ではジャズサクソフォン奏者として活躍され、現在東京都内で管楽器修理を勉強されているイ・スンテクさんと、スンテクさんのご実家ご近所さんでサクソフォン奏者のパク・ギュヒョンさんにお会いしました。 旅行で少しだけ訪れた間に現地で活動されるプロたちから、日本と似て非なるお隣さんのサクソフォン事情を伺ってきました。 ソウルに2箇所の楽器店街ソウル市内で楽器店が集まる有名な街が、漢江の南北にそれぞれ一つずつ。 南部の”瑞草洞楽器通り”は、オペラハウスやコンサー

      • 韓国ご飯は現地人オススメがやっぱり一番でした

        年末年始休暇を使い、なけなしの貯金をはたき、3年ぶりに凍てつく寒さの韓国ソウルへ。限られた日程の中で一番の目的は、久々に会う友人と美味しいご飯を食べることでした。 韓国一の繁華街・カンナム滞在初日は、大学生活を共にしたヌナと会うことに。昨年京都と東京での留学生活を終え、今は韓国や日本でフルート奏者として活躍するオ・ジヒョンさんです。彼女が京都芸大研究生の頃にインタビューした記事もあるので、ぜひご一読を! チェーン店の中で二十年以上生き残るグルメとは 交通の要所・カンナム

        • 3年ぶりに友だち会いに韓国へ

          コロナ禍が始まってから3年コロナ禍でも留学した友人たちと異なり、大学卒業後東京で就職という形を取ったが最後、都内で会社員生活を過ごしてきた3年間。 その間、サクソフォンとは別に翻訳業も始めて、切っても切れない国になりました。12月に入ってからは、毎週韓国の友人が東京に来てくれるようになり案内するうちに、「そろそろ自分も行けるんかな?」だなんて思いながら通帳残高を眺めていました。 そんなこんなで、入社以来のなが〜いお休みをいただいた年末年始に、突然韓国へ行ってくることにしま

        村松 渓歩 バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」について