真夏の赤ワイン
ワインって、料理だけでなく四季感も大事だ!とここ数年で感じている。
そのきっかけになったのは、ワールドカップでイタリアが優勝した年、2006年夏の話し…
若かった私達、酒豪友達のYちゃんとフィレンツェに旅行。
昼間しかやってないトラットリアで1ℓの赤のハウスワインを注文。
当時二人、だいたい軽く一人頭1本を飲んでいた。
そして、酒飲みは、やっぱ赤ワインだろ!と無知な酒飲みもどきでした。
500mlじゃぁ足りなすぎ、でも1ℓは、多過ぎ。リストワイン=べらぼうに高いと思いこんでいた。そして地元客でごった返す店内。カメレーレ捕まえるのも一苦労だから、多ければ残せばいいよね…となり、1ℓ注文すると、
「お嬢様方、このクソ暑い夏に赤ワイン1ℓは、多過ぎます。そんなに飲んで炎天下は危険です。」
と教育的指導(笑)500mlの赤ワインを持って来ました。
当時は、イタリア的配慮がわからず、客のリクエストを却下するサービスに度肝を抜かれたけど(笑)
今ならわかります。
夏は、夏向きのワインがあると…
夏にコテコテなもの欲しくない。
だからメニューも、泡、白、ロゼが合うような、料理なんだと…
そしてワインリストは、一流な所はそれなりですが、それなりのトコなら、そう高くないし、イタリアのカメレーレは、お勧めを尋ねると
見た目(懐具合や年齢)で妥当なワインをアドバイスしてくれるからすごいと感心する。
でもココのハウスワイン悪くないんだけどね(^_−)−☆キャンティ自分の畑で造ってる的なこと言ってたし…
でも、夏にはもう2人で1ℓは流石に頼めません…
冬なら、あったまるから頼む(笑)かも。
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