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ローマでケバブを食して…

留学生時代、ローマで1番治安が悪いとされていた地区に住んでいた。そこはイタリアでなく、リトルアジアな所だった。でも、一度たりとも怖い思いをしなかった。安くて美味しいインド料理や中華料理、中東料理などがあり、中でも1番お世話になったケバブ。

よくテイクアウトして食べてた。懐かしい味。
アメリカやヨーロッパでは、移民が問題になってるけど、イタリアは他国に比べて寛大な気がする。
テイクアウトを待っていたら、客引きのお兄ちゃんが、物売りの入店を阻止していた。
なかなか安全じゃないか!(笑)
インド系の人々はよく働き、優しい。彼らがやってる雑貨屋?コンビニみたいな品揃えのお店もよく利用していた。

先日カステッリに連れて行ってくれたマダムは、アフリカの難民を受け入れ、家?シェアハウスをつくり仕事先を探すお仕事をし、難民の子供を養子に迎える準備もしていた。
イタリアの友人の伯父様もアフリカによく行き、病院などを作るお仕事などもされている。

アラブ文字や聞きなれない言語を聞くと、意味がわからず怖い気がするけど、じつは色々な色眼鏡が、恐怖心や猜疑心を招き、ボタンのかけ違いを起こしてるのかもしれない。

もちろん、色々あるわけで…駅や地下鉄には改札が出来、警官や、大きな銃をもった軍人達の警備に、緊張感を煽られるけど、守られてる感はある(笑)。
古代ローマ時代、門を開いて、あらゆる人種をも受け入れて寛大を示した事などに思いを寄せてみたり…

ローマにいると、様々な世界観に刺激を受ける高揚感は、ローマが好きな理由の一つ。
そして4ユーロでお腹いっぱいになるケバブを売ってるローマが好きだ(笑)

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