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サンジョベーゼと私。

イタリアワインの魅力は、品種の多さだ。
世界一の種類があると言われている。

故に、よっぽどのイタリア好きじゃないとあの種類を覚える気にはなれないはずだ。
醸造方法や栽培方法などをかけあわせれば、無限大ってことになる。
一生かけても飲みおおせない…と感じ、よっぽどの事がない限り、イタリアワインしか飲まないと決めていた。
だって肝臓は一つしかないから(笑)

「どのワインが好き?」とよく尋ねられますが…他国は迫害主義(笑)だかイタリアワインにたいしては、博愛主義者なので選べない。
どれも全てが愛おしい。

しかし、私が初めて飲んだイタリアワインは、きっと…キャンティだろう。
当時キャンティクラシコを飲むリッチさは、持ち合わせてなかったはずだ(笑)。

イタリアで一番生産量の多いのは、サンジョベーゼだ。中部地区の主要品種だけに…
ローマに留学中(このころは、まだワインの事がよくわかってなかった。)は、お手頃価格なこの手のワインを知らず知らず飲んでいたに違いない。
サンジョベーゼの魅力は、ピンからキリまであり幅が広い。サンジョベーゼの逸品といえば、ブルネッロ ディ モンタルチーノ。

キリはキリで意外にイケる。焼き肉などのバーベキューなんかや焼き鳥とか合わせやすい。

北イタリアの洗練された味わいや南イタリアの力強い味わいも、魅惑的だが…

巡り回って、サンジョベーゼってしっくり来る。


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