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ストライカー論

自分はユーヴェ贔屓だから仕方無いが、ここ10年〜15年は、メッシ、ロナウドの豪快な得点シーンばかりが多く配信されました。
しかし、彼らはドリブル突破からの豪快なシュートなど多く理不尽なプレーが多い!
(ごめんなさい勝手な思い込みです)

しかし、フランス代表、ユーヴェCFの「トレゼゲ」やイタリア代表「インザーギ」の2人に対して、
自分は彼等こそは生粋のストライカーだと自分は思う!
①派手なドリブルシュートは無い
(泥臭いゴール)
(ゴール前でのキックの技術の種類の判断)
②敵ゴール前でのDFに対して消える動作
(いかにフリーでもらえるか)
③ボールのもらい方
(確実にシュートを打てる持ち方)
④空間認知能力の高さ
⑤膝下からのボールに対して振りの反応が早い

自分は昔、サッカーの指導20年以上指導をしていた時に②、③に対しては基本的な動作や説明などで色々教えて後はでゴール前の判断は各自の判断任でした。
(アッレグリに近いかな?)

しかし、④、⑤に関しては難しかったと言うか?
教えられなかった。
「トレゼゲ」「インザーギ」などはボックス内での足の使い方やボールの落ちて来るポイント等はセンスの塊?(これは、教えられない?FWの経験?天性?)

兎に角、膝下のプレーは早い、大振りしない確実なシュートが多い。まずDF視野から消えて的確にフリーでボールを貰う、そして、そこからコンパクトに振り抜く、そして確実に点を取る。
この一連の動作(膝下のプレー)が早い!
(トーキックやインサイドキック等を使い決して大振りしない使い方が上手い)

膝下のプレーは感性?かもしれない、自分は日本人FWには、ゴール前でのこの膝下のプレーに関しては出来る人は少ない気がする。
日本人全てでは無いが宇宙開発シュートになってしまうのが多々多い?

膝下のプレーはコンパクト差が必須だと思う。
派手なゴールも必要かもしれないが確実に1試合1点を取れるヒットマン(ストライカー)が日本人に現れて欲しい。

自分はヴェルディの武田やアントラーズの柳沢やベルギーの上田、ゴン中山、イタリア代表だった、スキラッチやロッシが自分の考えるストライカー論に近い気がする。
特に武田は自分の思うストライカー論に1番近いプレーヤー?
「ごっつあんゴール」が多いと言う方が多いが彼は確実なヒットマンだと思う。
代表ではあまり活躍は出来なかったがボックス内での嗅覚はピカイチだった気がする。Jリーグであれだけのゴール数はヒットマンだと思うし①②③④⑤の感性は高いと思う。

ストライカーを育てるのは、難しい気がするとおもいます。
特に膝下からのボールプレーは感性かもしれない、良く自分が聞くのはFW(ストライカー)はエゴなプレーが必要と言う方が多く聞くが、エゴで確実に点は取れない、いかにボックス内でのプレーが大切な気がする。

色々ごちゃごちゃと言ってしまいましたが、自分が思うには①②③④⑤が可能性が高かったトレゼゲやインザーギの様なプレーヤーを輩出して欲しいと思ってます。
1試合のみでケチャップドバドバでは無く、兎に角1試合ワンプレーで1点のプレーヤーが生まれて欲しい
ストライカーの感性を育てるのは、どうしたら良いか長年の疑問が何十年経っても解決はしないだろう?   

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