【ありがとう】 作者:八雲・李

【ありがとう】 作者:八雲・李

少し気恥ずかしいですがお手紙を書いてみようと思います
いつも明るく、真っ直ぐで、みんなの士気を上げてくれる…そんなあなたにありがとうと伝えたい

初めましてから不思議と憎めない人でした
最初は明るい人でした
しかし、人間らしい部分を知っていく度に「応援したい」に徐々に変わっていきました

色んなものを抱えながら生きているあなたは松明の炎の様に力強く見えて、実は蝋燭の炎の様な人でした
毎日の一瞬一瞬を全力で生きるあなたの姿は、今もとても眩しいです

貴方がきっかけで私の輪も日々広がりました
嬉しくもあり寂しくもある、そんな毎日です
何故寂しくなるのか?
それは、あなたが瞬きをしている間に消えてしまいそうだから
あなたはそれを否定するでしょう
それでも私はそう感じるのです

友人だとしてもお互いに頑固なので平行線になることやわざと折れてくれていることもあります
本気でぶつかってもらえないと哀しいものなのですよ?
それでも私は何度でもあなたと向き合います
それが友人だと思うので

あなたのことを最初の頃より人間らしく感じているんです
最初は明るくしていても壁を感じていました
今も壁が無いわけではありません
壁はあって当たり前だと思うので
それでも私の、いや、あなたを大切だと思う人たちの言葉を聞いてくれてありがとうございます
あなたが紆余曲折しながらでも真っ直ぐなまま突き進めるように、心の底から応援します

貴方は一人じゃありません
周りにはあなたの友人が沢山います
できる限りで支えます
間違えそうになったら頬を引っぱたいてでも沼から引き揚げます
だから安心してください

貴方が本当に大切にしたい人たちは貴方の味方なのですから

最期にあえてこう書くことにします
「今日も生きててくれてありがとう。これからもよろしくね」

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