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4月のお茶事

お茶事を再開しました。
伝えたいことがあってのお茶事。

自分らしいお茶の在り方を模索していた中で、
師匠や作家さん、お道具とのたくさんの運命的な出会いがあり、
それこそ連綿とストーリーになっています。ココでも事実は小説より奇なり。
茶事ではその事実を少しずつお話ししています。

耀庵は内なる輝きという意、
自分のすべきことを考えながら、
主体的に自分らしい輝きを放てるといいなと。お弟子さんにもお客様にも伝えてゆきたい事です。

最後にこの春の終わり頃、香りの良い食材が出揃い、芳しい季節、
先日の献立より。

汲み出し / ハーブティー しずかにかおる

ご飯 / 飛騨高山のはさがけ米
お味噌汁 / 千鳥蕪
向付 / こちと真鯛の昆布締め、花山葵、和布

お椀 / 紫蘇豆腐、蛤、うど、糸三つ葉

焼き物 / 鴨のロースト 根三つ葉のお浸し

焼き物 / 筍、ふき、和布の炊き合わせ

八寸 / 砂肝のコンフィ 栄螺

香の物 / 白菜とレモンの浅漬け、セロリと昆布の浅漬け、きゅうりの甘辛漬


お客様も喜んでいただいたようで、ほっと一息です。

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