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ブルースワット ♯22 シグよ さらば!?

9月27日より第22話がニコニコ動画さんで配信されています💜💙🖤

この話は、ショウ達地球人と宇宙人であるシグとの違いを明確に描きつつ、彼らの絆がさらに強くなる一遍となっております😌💜💙🖤
では早速行ってみよう!・*・:≡( ε:)

爺ちゃん魂炸裂! ショウの行動が粋な21話はこちらから👇👇👇

(ニコ動リンク)

(noteリンク)


主要ゲスト

・インヴェードされた男(役名クレジット無)  演:神威杏次
ザイバーにインヴェードされた男。ゾドーに従い、雇われた男たちを率いてJ-3000とブルースワットを狙う。

・雇われた男達(役名クレジット無)  演:新堀和男・竹内康博
スペースマフィアに金で雇われたチンピラ達。何故か火炎放射器を持っており、J-3000を取りに行ったショウとサラの前に立ちはだかる。

あらすじ

星を滅ぼされた宇宙人がシグを呼んだ。駆けつけたブルースワットに彼はJ-3000を託して息絶える。100年に1度の繁殖のチャンスにシグは逸るが、雄花に毒があると知ったショウとサラは反対。ショウと揉み合ううちにその花粉を吸ったシグは中毒症状に陥る。彼のために植えられたJ-3000を探しに行くふたりだったが……。

感想ツイートその他雑感

すれ違う想い

シグを呼んだ宇宙人が地球に持ち込んだもの。
それはJ-3000……通称:死神のキスと呼ばれる、宇宙人には強い毒性を持つ雄花でした。
これさえあれば地球からスペースマフィアを追い出すことが出来る───そう考えたシグは、100年に一度雌花が咲くこのタイミングで繁殖させようとします。
しかしそこに待ったをかけたのは他でもないショウとサラ。自分たちだけが平和になり、シグひとりを戦わせるのを良しとしないふたりに対し、甘いと突き放すシグ。
今回は感情的になるシグに対し、毅然とNOを突きつけるショウの冷静さが際立っていましたね。 

この人たちが名も無きゲスト?!

今回の主要ゲストを見て驚かれた方いると思います。
役名無きゲストに並んだレジェンドのお歴々。

・神威杏次さん
・新堀和男さん
・竹内康博さん

ちょ! 待てよ! と木村拓哉さんばりに言いたくなりません?
神威さんは「特捜エクシードラフト」のカルロス東郷役で我々ファンにはお馴染み。「特捜ロボジャンパーソン」「仮面ライダーJ」など出演作は多数にのぼり、現在は映画監督としてご活躍されています。
また新堀さんは「バトルフィーバーJ」から「鳥人戦隊ジェットマン」まですべてのレッドのスーツアクターを務めたレジェンド中のレジェンド!
ブルースワットのアクション監督にも名前を連ねておられ、今も後進の指導にあたられています。
竹内さんは言わずと知れたシグのスーツアクターで、翌年に戦隊作品に移られた後は昨年の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」までの作品すべてでスーツアクターを務めていたんですから……。
贅沢すぎるぞ当時の製作陣よ……‎( ꒪⌓꒪)

J-3000の恐ろしさ

さて、宇宙人には毒性の強い雄花。地球人には無害であることがわかっていて、シグは繁殖しようと躍起になっていましたね。

ところがだよ!

このJ-3000、実は地球人にも毒性があると劇中で明らかになったんです。その正体はなんと雌花!
雌花の棘に毒があったんですねぇ……(´・ω・`)
それに侵されたショウにも危機が……!
ショウの危機を救うべく、すでに毒に侵され弱った身体に鞭打って駆けつけるシグは必見です!😭
(崖でのシーンに某ジャンルを思い起こした諸女子も多かったことでしょう……( ˇωˇ ) 実は私もだ!)

続くロンリーバトル

って?  と思ったそこのあなた!!!
サラさんですよ! 我らが美杉沙羅さん😭😭😭
今回、やむを得ずショウと二手に別れたあと、ザイバー(11話とは別個体)は彼女に狙いを定めて追い続けます。
彼女は一旦自分の身を崖下の激流に投じ難を逃れますが、プロテクターを持ってきたセイジをかばいながら合流地点に走る彼女はまたしてもロンリーバトル😭😭😭
それでもきっちり生きて戻る彼女は真のプロですよ!

この話の思ひ出

この話はねぇ……前コーナーでもちと触れたけど、とにかくショウを助けに行ったシグとの崖のあのシーンが強烈過ぎて……🫣💓アラヤダ
(だって今回のサムネからしてそういうシチュでしょ?!)←マテコラ😑
学生時代、友達に少し感化されて同人世界(二次創作)にいたわたくしといたしましては、ちょっとドキドキしたよね〜🫠🫠🫠
サラさんのロンリーバトルもハラハラするし(°_°;)ハラハラ(; °_°) 
ちょっとセイジ! しっかりしなさいあんた男でしょ?! ってテレビの前で小声で絶叫してました(笑)←ほら、寮生活してたから😅

今回のベストなやり取り

はもう冒頭の2場面!
まずひとつ目。話自体はハードなのに、ショウのこの語り出しにらしさを感じずにはいられなかったの😂😂😂

ショウ「シグ、本当に聞こえたんだろうな? 夢だったら怒っちゃうぞ俺は」
シグ「いえ。確かに私を呼んでいました」
サラ「宇宙から何か重要なものを運んできたっていうのね?」
シグ「そうです」

ショウの「怒っちゃうぞ俺は」最高か🤣🤣🤣
(なぜかこのセリフの陰にさとう珠緒さんを見てしまった……😂)
この短いやり取りの中でも、キャラクター性がはっきりしていて本当にいいんです!

それと打って変わったここ!長くなるけどごめんね🙇‍♀️

シグ「ショウ、サラ。どうしてJ-3000の繁殖に反対なんですか。百年に一度しかないチャンスなんですよ。人工的に大量に繁殖させることも出来ます」
セイジ「そうだよ。戦わなくても地球からエイリアンを追い出せるのにさ」
スミレ「そ、そうよ」
サラ「……あなたはどうなるの? シグ。J-3000はエイリアンだけじゃない。あなたも地球から追い出すことになるのよ」
シグ「それがどうしたというんです。J-3000さえあれば地球は安全なんです。インヴェードされたザジのことは気がかりですが、あなた達さえいれば」
ショウ「それで俺達地球人はめでたくハッピーエンド。お前はまた宇宙であいつらと戦い続けるってわけか。──ゴメンだね! 俺達の目的はあいつらを追い出すことじゃない。ぶっ潰すことだ!」
シグ「甘いですよショウ。エイリアンの侵攻はこうしている今も進んでるんです。ただの感傷では何も解決できません」
ショウ「何?!」

J-3000の繁殖を巡るブルースワット内での意見の違い、はっきり出てますよね。
地球が安全ならと主張するシグ。一旦は賛同したセイジとスミレちゃんに対し、はっきりとNOを突きつけるのはやはりショウとサラでした。
一緒に戦ってきた仲間を独り放り出すわけにはいかないという、ふたりの想い。
そして自分は戦い続けてでも、まず地球の安全を最優先しようとするシグ。
自分の安全や生命よりお互いを思いやる。だからこそ衝突するこの場面は本当に見ていて切なかった😢

今週の名ゼリフ

は最後! ショウとサラさんのここです!
J-3000を焼却した後、シグにこう言います。

ショウ「お前言ったよな。俺だけを死なせないって。俺だってお前ひとりを戦いの中に放り出すわけにはいかないんだ。別に宇宙まで守るなんてデケェこと言うつもりはねぇよ。ただ、ひとりでも死なせたくないやつがいる限り、俺は戦いを辞めるつもりはない。サラも、セイジもスミレも、みんなそう思うから戦えるんだ」
サラ「それが感傷であっても、間違いであってもよ」

そう! そうなのよ!!!😭😭😭(号泣)
シグが冒頭ショウに言った「甘いですよ」。これは戦士として最適解の答えなんです。
戦う以上、非情な判断を強いられることがある。そして決断しなきゃいけない。
プロとしてシグは言った。
でも、ショウもサラさんもそれを良しとはしなかった。プロだけど。でも、シグと共に戦う道しかふたりは最初から考えてなかったし、セイジとスミレちゃんもふたりに賛同してくれた。
だって仲間だもん😭
来週からさらなるうねりが待っている彼ら。
その前に絆を結び直すこの話……最高過ぎる😭😭😭

今週の美杉沙羅さん

はもうここ! ここしかない!!!
雄花の毒に侵されたシグのために雌花を取りに行ったショウとサラさん。でも、ザイバーの攻撃の手は緩みません。それどころか、狙いをきっちり定めてくる。その狙いが心臓の音だと気づいたサラさんは決断します。
二手に別れて、ザイバーから逃れた方がJ-3000に向けて走るのだ、と。
前線の3人が個々でしっかり立っているからこそ下せる判断であり、決断だとわかります。そしてそれを飲み走るショウからも、サラさんへの信頼が垣間見えてすっごく好きなの🥹✨
(その前にザイバーのビームから逃げる場面で転がるサラさんをさりげなく止めてあげるショウの行動もめちゃくちゃ良き🥰💙)

Another Story

自室に戻ったシグの脳裏に、花を託し、散っていった同胞の姿が浮かんでは消える。

J-3000さえあれば、地球は安全──そう思っていた。彼も。そして自身も。
さすが死神のキスと呼ばれるだけのことはある。
地球人に対する毒を雌花が秘めていたなんて、誰もが知りえなかったはずだ。
彼の想いを引き継ぐことが出来なかったことへの後悔の気持ちがある一方で、シグの胸を打ったのは、ショウとサラの気持ちだった。

『お前ひとりを戦いの中に放り出すわけにはいかない』
『それが感傷だとしても、間違いであってもよ』

自身がNOを突きつけた、彼らが持つ甘え。
まさかそれを受け入れた上で共に戦う選択をするとは。

自分のことなど、放り出してくれればいいものを。
元々独りだったのだから。
彼らさえよければ、それでいいでは無いか。

だけど。

ふたりの言葉を思い返す自分の中にある、あたたかな気持ち。
スペースマフィアとの戦いが終われば地球を去る身だ。仲間であっても踏み込まないようにしなければと自分を律して来たつもりだけど、いつしかそんな心の距離は無くなっていたのだな、と実感せずにはいられない。 

(ありがとう)

シグは思う。
宇宙人である自分を受け入れ、スペースマフィアをこの地球でぶっ潰すと宣言し、戦うことを改めて示してくれたショウに。
それに賛同してくれたサラ。そして、セイジとスミレに。

この4人となら、きっと戦える。
そしていつの日か、奴らを殲滅させることが出来る。

先は見えていないのに。
何故か確信が持てた自分に驚くシグを導くように、ほのかな月の灯りが自室を照らしてくれていた───。

To be continued……


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