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ブルースワット ♯39 宇宙獣 命の絶叫

2024年1月24日より第39話がニコニコ動画さんにて配信されています💜💙🖤
(現在は有料配信になっています)

この回は、地球に降り立った宇宙生物を巡る攻防をと同時に、シグの実直さとある少年の心の動きが描かれているお話となっています。
では早速行ってみよう・*・:≡( ε:)

プラチナムを狙うスナイパーはサラ!?
クイーンの狡猾さが光る38話のおさらいはこちらから👇👇👇
(ニコ動リンク)

(noteリンク)


主要ゲスト

・陽平(苗字クレジット無)  演:青木海
山奥で定食屋を営む父親と二人暮らし。学校までの距離が遠いことからあまり友達がいない。登校途中に出会ったミール獣と友達になるが……。

・陽平の父(名前クレジット無)  演:野崎海太郎
息子、陽平と二人で暮らしながら定食屋を営んでいる。が、陽平がミール獣と友達になったことからジスプにインヴェードされ、利用されることに。
(野崎さんは仲代達矢さん主催の無名塾出身。シグを演じた土門廣さんの先輩にあたる。テレビ・映画など出演作多数)

あらすじ

シグが見たザジの夢。その夢の中である歌を聴いたシグは突如苦しみ出す。それと同時に、ある宇宙船が地球へと落下する。その宇宙船の主のミール獣と出会った少年、陽平。ふたりは友達になるが、ミールの歌声に怯えるスペースマフィアがミールを放っておくわけがなく……。

感想ツイートその他雑感

独りぼっちのふたり

今回はエイリアンの中枢神経を麻痺させる歌声を持つミール獣が地球に降り立つところから話はスタート。そのミールは自分の歌声を聴いても体調に変化をきたさない地球の少年、陽平と友達になります。
学校に馴染めない陽平。
仲間を皆殺されてしまったミール。
ふたりは歌声を通して友情を育んでいきますが……

シグの想いとミールの決意

ミールが地球に降り立つのと前後してザジの夢を見ていたシグは、ジスプに翻弄される陽平父子に自らとザジを重ねたのか──ミールを捕え、陽平の父をも人質にするジスプに独り立ち向かいます。
ミールと共にエイリアンであるシグに不信を抱いていた陽平が彼の言葉に心から耳を傾けた時、ミールの心にも変化が。彼が命を賭けた歌声は必聴です!

この話の思ひ出

は、とにかくジスプにムカついた(╬◣д◢)ナロ-!!💢
笠原竜司さん、お顔立ちはっきりしてる上にめっちゃ悪役芝居板についてますよねぇ……。それと、怪人態の声当ててる小峰裕一さんもまたまぁ小憎らしいこと!(陽平のお父さんにインヴェードしてる時殴ったろか👊と思ってた😇)
シグを最初拒絶する陽平くんの態度も切なかったし、ミールの最後の絶唱は見ていられなかった記憶が残ってます😢
(実は今でもこの話が一番観るのキツいんすよ……(苦笑))

今週のプラチナムくん降臨理由

はもう! ここ! 
陽平父子を救うため歌い、息絶えたミール。
そこにジスプが攻撃を仕掛けてきます。
サラさんと共に爆撃からシグ達を守り叫んだひとこと!

「許せねぇぞジスプ!
お前ら絶対許さねぇ!!!」

ショウの怒りにプラチナムが応えた!
今回は地上に降りなかったものの、ショウのドラムガンファイヤー、いつも以上に気持ちがこもってるように見えたし、ドラムガンファイヤー撃ったショウの陰からシグが飛び込んでディクテイター撃つ所なんか最高でしたね!

今週のベストなやり取り

は最後。
ミールの墓を作り、彼を弔う陽平父子とブルースワット。そこで陽平は言うんです。

陽平「ミール。父ちゃんを無事に取り戻してくれてありがとう。(振り返って)シグさん。ミールの歌を、もっともっとたくさんの人に聴いて欲しかった」 
シグ「(陽平の言葉の途中で彼の頭をそっと抱き寄せ)ミールの歌は、心の中にありますよ。永遠に」

このやり取りがこの話のすべて!
シグの揺るぎない想いが、エイリアンという存在であった彼に対する不信感を取り去ってくれた証であり、何よりミールの歌を「無駄にしない」という最後のシグのモノローグ……これ、今後活きてきますので、ぜひ心に留めて見続けていただけたらと思います😌✨

今週の名ゼリフ

これもシグ!
ミールを、そして陽平父子を守ろうと独り奮闘するシグ。陽平の「エイリアンなのにどうして僕のことを助けてくれるの?」という疑問に自分が借りている身体(広瀬剛)の息子、ザジがジスプに利用されていたことを話し、

「負けてはいけない。逃げてはいけないんだ。
君たち父子は必ず救ってみせます」

地球を、そしてザジを守る───これがシグの戦う理由。その決意を受けてミールは立ち上がります。
電流が身体に流れる中、命を賭けたミールの歌声が響き、ジスプもシグも苦しみます。
駆けつけたショウはシグに逃げるように言いますが、

「命を削って、ミールが歌ってくれています。
私だけが逃げる訳にはいきません!」

ここがもうシグの生真面目さというか、彼の実直さの真骨頂とも呼べる名場面!
実はこの場面にも今後に繋がる描写があります!
ここも心の片隅にメモしておいてね____✍️

今週の美杉沙羅さん

はもうね! ここなの! ほんの一瞬なんだけど。
「プラチナムくん降臨理由」の中で少し触れたんですけど、ミールが息絶えた後、すぐに攻撃を仕掛けてきたジスプの念波をショウと共に受けた直後の構え!!!
これがもう超絶カッコよくてですね(*/ω\*)キャー!!
ショウももちろんだけど、絶対に陽平くん父子には手を出させないって意志を感じるんです🥹
(もちろん最初の定食屋さんでの笑顔もキュートなんだけど、その場面とのギャップがもうたまらん☺️💘←何か撃ち抜かれた音🤦‍♀️イツモノコトダロ)

Another Story

「どうもありがとうございました」
店の片付けを終えた陽平くんの父が、私たちに頭を下げてくる。
「いえ」
「私はもっと───陽平の心の声に耳を傾けるべきだったのかもしれません」
彼の言葉が、何故か私の胸に刺さる。
「大丈夫だって。これからじっくりふたりで話せば。きっと」
ショウの言葉にサラも、そしてセイジとスミレも笑顔でうなずく。
ほんの少しだけ顔をほころばせた陽平くんの父と別れ、山を降りる途中の道で、考える。

(ミールの歌声を無駄にはしない)

そう決意したものの、その方法が浮かんでこないのだ。
「─────だよ、シグ」
「え?」
「えらく難しい顔して考え込んでるからよ」
「疲れてるんじゃない? シグ」
ショウとスミレの言葉に、セイジとサラもじっとこちらを見つめる。
「身体は平気です。ただ─────」

ミールの歌を。彼の最期の絶唱と決意を。
どうにか戦いに生かせないものか。

率直に打ち明けると、
「ミールの歌の特殊念波には、エイリアンの中枢神経を麻痺させ苦しめる作用があるんだっけ」
私の話を直に聞いていたスミレが応える。
「ええ。しかしミールはもう居ない。彼の持つ念波をどう再現したらいいものか」
「セイジ、お前出来ないのかよ」
「さすがにそれは無理だよ。だいたい、その念波がどういうふうにエイリアンに作用しているか解読するところから始めないと」
「そうなると───専門家の力を借りるしかないってことね。それこそ、地球人とエイリアンの双方の身体の仕組みを解明できるほどの」
サラの言葉を聞いた私の脳裏に、ある人の顔が浮かぶ。
「…………そうか!」
「シグ?」
「何か思いついたのか?」
「はい─────」
私の頭の中に浮かんだある人物の名前を告げると、サラとスミレが力強く頷いてくれる。
「間違いないわ。あの人なら」
「よし、セイジ。この作戦のサポート頼んだぜ」
「よっしゃオーライ!」
ショウとセイジの言葉に背中を押された私は、携帯電話を取り出しある番号をプッシュした。

To be continued……

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