超電子バイオマン ♯33 出るか?! 新必殺技
本日9月15日は第33話の放送から40年です❤️💚💙💛🩷💛
バイオマンの強化編第2弾にして、今回の主人公は高杉くん。彼の過去を絡めたバイオマンの団結力に是非注目してね!!!
では行ってみよう・*・:≡( ε:)
主要ゲスト
・監督(名前クレジット無) 演:日吉としやす
高杉の母校、明立高校の野球部監督。甲子園を目指していた中、古傷を庇い退部した高杉を見放す発言を一度はしたが、彼の真剣な眼差しと、仲間の姿に何かを感じたのか1000本ノックを手伝う。
(子役としてデビューした日吉さんは東映作品で多くの作品に出演。スーパー戦隊シリーズでは野球選手を多く演じている。現在は引退)
あらすじ
新しいスーパーエレクトロンを体得すべくバイオスーツと自らの鍛錬にかかる5人とピーボ。そこへメイスン・サイゴーンに次ぐ強化改造を施されたファラとメッツラーが立ちはだかる。未完成のスーパーエレクトロンで立ち向かうも歯が立たず、高杉が大ダメージを負うことに。検査で彼の身体には多くの古傷がわかったその瞬間、当の高杉が突然バイオベースを抜け出して向かった先とは────。
感想ツイートその他雑感
高杉くんの意外な過去
今回明かされたのが、高杉くんが秘めていた意外な過去でした。それは、4〜5歳の頃大きな怪我を負ったことで全力を出すのを無意識に怖がってしまい、かつて仲間を裏切ってしまったというもの。
甲子園を目指すというのは今も昔も相当高いハードルですよね。中心選手だった彼に抜けられたチーム、そして監督の失望は容易に想像がつきます。
しかし今回、高杉くんはそんな自分に打ち勝とうと再度母校を訪れますが、監督はそんな彼に背を向けるのです……。
友情の1000本ノック
しかし諦めず野球部のグラウンドで待っていた高杉くんの前に監督が登場してくれました! 必死に食らいつく高杉くん。しかし、一度膝を付いてしまう───そんな彼に声をかけたのは何と郷さん!❤️
監督とのやり取りを見ていた仲間達が応援に駆けつけてくれる展開は何度見返しても胸熱🥲 そして、郷さんのノックが見ちゃいられないと監督自身が1000本ノックを引き受けてくださるところで涙腺崩壊するよね😭😭😭
今週の出撃当番by新帝国ギア
は、メイスン・サイゴーンに続いて強化改造されたファラ、メッツラー。そしてファラキャット。
当ロボ曰く「キケンな女」と化したファラは口から炎を吐き(ファラビームストーム)、何とキッス(ファラキッス)までも!!!😱😱😱
まさに危険な女と変貌を遂げました!
そしてメッツラーも変幻自在さに磨きがかかり、腕が自由に伸縮するアームストレッチ、そしてメッツラービームでバイオマンを翻弄するのです。怖😱
この話の思ひ出
は、とにかく高杉くんの過去の重さよなぁ……。
「生きるか死ぬかの大怪我だぜ」と南原くんが評するほどの多数の傷跡。身体が壊れる衝撃を幼い頃に経験してたらなそりゃなぁ……となった記憶。
私もそれなりにおてんばでオイタしてるので、すっごく自分と重なった記憶あるんですよね。
それと郷さんが買って出た1000本ノック!
あそこの「立て! 高杉!」の声色のかっこよさはマジでやばいんですってば!(*/ω\*)キャー!!❤️❤️❤️
今週のベストなやり取り
は、先程も取り上げましたがやっぱりここ!
一度は突き放されてそれでも1000本ノックを受けるためにグラウンドに戻った高杉くん。一度倒れた彼を鼓舞するのは郷史朗のこの言葉!
郷「立て! 高杉!」
高杉「(どうにか身体を起こし郷を見つめ)……その声は! ご、郷だったのか? (そして駆け寄ってくる難波ら、ジュン、ひかるに)みんな……!」
郷「行くぞ! 高杉!」
高杉「(ポジションに戻り)よし、来い!」
(郷が再びバットを振ろうとするのを止める手)
郷「監督……!」
監督「変わろう。素人のノックは甘くて見ちゃいられない」
郷「お願いします!」
監督「高杉! これが本当の1000本ノックの始まりだぞ! (バットの先を向け)行くぞ!」
高杉「お願いします! 来い!!」
😭😭😭😭😭😭😭
最高でしょう?! 最高すぎんか???😭😭😭
監督とのやり取りを見ていた4人は、何としても高杉くんに1000本ノックを受けて欲しくて立ち上がり、彼の眼差しに何かを感じ取っていた監督が、その想いを引き継ぐ……。名ゼリフのコーナーで取り上げるけどこの後の監督の心の声からの呼びかけがめちゃくちゃ良いのよ!
今週の名ゼリフ&🏅MVP🏅
(お前は本当に、何か大きなことに挑戦しようとしているんだ。その目を見ればわかる)
「今度は最後までやり抜くんだ!
そうすればもう、お前は何者にも負けない!!」
監督はわかってるんです。たとえ状況はわからなくても、高杉くんの向かうべき大きなものの本質を。彼が突然野球部を去ってから、忸怩たる思いをしてきたことでしょう。それでも高杉くんに手を差し伸べてくれた監督の心の大きさにコーナーを合体させてMVPを贈りたいと思います。
そして、支えた4人にも。
Another Story
「今度こそ倒したと思ったのに!」
真吾の叫びは、俺たちの胸を打った。
いつも陽気で、なんなら女性陣をからかっては返り討ちに遭うほどの失言すらするこいつに、こんな過去と挫折があったなんて俺は思いもしなかった。
「そんなことは無いグリーンツー! ダメージを与えたんだ!」
スーパーエレクトロンは一歩前進した。
郷さんのこの言葉が、真吾だけではなく俺たちをも勇気づけてくれる。
戦いが始まってミカを喪って。
多分、その時以来の大ピンチに陥ってる俺たち。
でも、今回は5人で戦うこと、力を蓄えることこそがこのピンチを切り抜ける鍵になると信じてる。
郷さんも俺も真吾も。ジュンとひかるだって。
戦うしかない。
歩みを止める訳には行かないんだ。
真吾を勇気づける俺たちの前に、今度はドクロメガスが立ちはだかる。
負けるもんか。
身体はボロボロでも、心は負けない。
ピーボが呼び寄せてくれたバイオロボに乗り込みながら、俺はそっと前を行く真吾の背中に手を添えた。
つづく
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