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No.8 "ナム"とは誰? 誰でもないナム? Ψ 神話を書き換えるマンデラエフェクト

ナムとはいったい何者なのか?

最も単純な疑問であり、謎でもあります。

初めてナムが現れた時、名前を名乗ったあとに、
「海の力 水の力である 青白く渦巻き 螺旋状に旋回して立ちのぼる すさまじい力である」と言いました。

また『ナム "RNAM" 』の物語の中で、「ナムとは "誰でもない" という意味」だと、ナム自身が自己紹介する場面があります。

それって、もしかして名無しの名無(ナム)ってことですか?(笑)

また「ただ一つなるもの」「創造の力そのもの」であり、そしてこれは完全にネタバレになってしまいますが「実は、わたしは、あなたなのです」と、さりげなく言うシーンがあります。

これは登場人物に対してであると同時に、読んでいるあなたであり、書いている私でもある、という意味です。

そもそもこの物語は、ナムによって見せられた超リアル映画をひたすら書き起こしたものなので、もしかするとこのセリフが一番正解に近いのかな?・・・とも思いますが。

でも、そうは言っても、こんなびっくりすることだらけの情報を教えてくれる存在が、あなただなんて言われても、そう簡単には納得がいきませんよね。

それともなければ、自分自身のハイヤーセルフを入り口として『創造の一点』=ゼロポイントからやってくる情報、あるいはアカシックレコード的な生命の記憶の貯蔵庫にアクセスしているということであれば、アリなのかも? ?

そうなると、その意識は永遠に開き続ける蓮の花サハスラーラのごとく無数の三千大世界の宇宙意識へと成長し続けて・・・

あぁぁ、、、だんだんと気が遠くなってきました(笑)。

どちらにしろ、ナムは突然、私の人生の中にこの上もなく重要なガイドとして現れたということに変わりはありません。

ところで最近、友人からとても面白い情報をいただきました。
世界中にナムと良く似た神様の名前があるのを見つけたというのです。

そう言われて自分でも調べてみたところ、ズルズルと芋づる式に・・・

あぁ、その話をする前に、バリ島の聖なる泉近くでナムと出会って一番最初に「名前はナム」だと言われた時に、その発音がとても難しくて、カタカナでどう表記するか、随分迷ったいきさつをお話ししておきたいと思います。

「ナ」はナとヌの混ざったような、「ム」はマとムとメが混ざったような、本当に微妙な発音だったのですが、迷った末、ナム発祥の地の古代カウィ語のルーツでもあるサンスクリット語の "rnam"から「ナム」という表記を選びました。

これには「ただ一つなるもの」または「帰依する」という意味があり、日本の「南無阿弥陀」の「南無」にも繋がっているわけです。

さて、世界の神様たちの話に戻りますが、まずはご覧ください。

❶シュメール神話において「ナンム」(nammu)は始原の存在海の水の神」。ナンムは海の女神ティアマトの原型であったと推定されている。

❷エジプト神話における原初の神、「ヌン」(Nun)は「原初の水」と呼ばれ、水の神、あらゆる存在の起源とされる。

❸西アフリカ ドゴン族に伝わる創造神アンマが大地に雨を降らせて生んだ水でできた双子の精霊ノンモ」。 ドランバロ・メルキゼデク「フラワーオブライフ1」によるとインカにもこれにそっくりの創造神話が残っているという。

❹竹内文書の天地開闢の記録によると、天神一代すべての元となる始原の神は天無極躰主王大御神 (モトフミクライノミノヌシオオミカミ)、別名「ナンム」或いは「ナンモ」と呼ばれ、その名は陰陽が生まれる前の「元無極」の意であるという。

❺「ヌム」 num 北ヨーロッパ、サモエード語派ユラーク語族の天空神 シベリアのサモイェード・ユラク族の神話に登場する神で、ンガとともに両神は創造神ないし最高神とされる。時の始まりとともにヌムは果てしなく広がる海を探検させる ...


ご覧の通り、いずれにしても原初の神や、水や海の力と強い繋がりのある神様ばかりということで、「ナム」という名前の "オン" は、何かしら根源的な存在であると同時に水のエネルギーと非常に深い関係があることは間違いなさそうです。

それにしても、ナムと出会ったあと、私だって名前の手掛かりを探して相当長い間、散々調べたのですよ。今のようにインターネットで何でもすぐに検索出来る時代ではありませんでしたが、それでも一所懸命本で調べたり、詳しそうな人に色々尋ねたり。

でも、その時は一つとして見つからなかったのに、この見事な "勢揃い" はいったいどういうことでしょうか?! 

皆さんは知ってましたか?
シュメールだって、エジプトだって、もっと有名どころの神様はいっぱいいるじゃないですか? そんな神様たちを差しおいて、始まりの神様がこんな名前だったなんて・・・

極めつきの竹内文書に至っては、文書については大昔から知ってはいましたが、天地開闢の記録の筆頭に、そんな紛らわしい神様の名前があったなんて話はまったくの初耳です!! もし一度でも聞いたら、絶対に忘れるわけがない! 

しかも『その名は陰陽が生まれる前の「元無極」の意である』だなんて、もう、うっとりするぐらいナムの本質と被りまくってますって!!

えーーーっ、

聞いてない、聞いてない、聞いてない、
💦💦

"ナム" はいつの間に、wikipedia に出てくるくらい、そんなにメジャーになっちゃったの?

でも、詳しい人に聞いたら「そうですよ、それが何か?」と言われてしまうかも知れませんね。
だからこれはひょっとすると、またしても『マンデラエフェクト』案件ではないかと思うのですよ。

マンデラエフェクトは、神話も書き換える?

いや、参ったなぁ。

おそらく私はごく最近、またまた知らぬ間に世界線をジャンプしてしまったようです。

もう今年に入って何度目?! 

だけど、その度に少しずつ、私にとって好都合の世界へと移動しているような気がしてなりません。(笑)

マンデラエフェクト、面白すぎます!



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木倶知のりこ 著書:●絵本『小箱のなかのビッグバン』 *・* ・*●『ナム "RNAM" 時空を超える光と水の旅』

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