見出し画像

No.16 第三の目 II Ψ ♾ 見えるものと見えないものの境界

『ナムの日記帳』には、このような類いの図解が度々出てきます。

これを見ただけでは何のことかさっばり分かりませんね。

これは陰陽二元の "シングル・メビウス 相対界" と、神と人とがどこで切っても金太郎アメのように表裏一体となる "ダブル・メビウス 絶対界" との違いについての講義の一部でした。

アハハ・・・、ますますわけが分かりませんね。

こんな調子で、ナムはたまにこんな幾何学的な図形をいっばい繰り出して、アタマが綾取りみたいにこんがらかりそうなレクチャーを何日もかけてやることがありました。

これはとても面白いのですが、ついて行くにはかなりの集中力が必要で、時にはヨリ目になっちゃったりもします💦(笑)

この時、ナムは最後にこんな説明を付け加えました。


「潜象と現象の間には境界があるわけではなく、単に "目" の限界があるにすぎません。」


目に見える世界と見えない世界の間には、連綿と振動数の変移が続いているだけで、私たちの意識が主にカバー出来る限界を仮に境い目としているだけ、ということです。

目、つまり意識が変われば世界の様相もガラリと変わってしまうわけです。

そして、

「次元界や、光の構造を理解する作業は、実はそっくり自分の意識や目の構造を理解していく作業なのです。
自分自身の内側に境界が無くなっていくと同時に、境界のない世界というものが次第に現れてくるのです。」


ということです。

これはドランヴァロ・メルキゼデク氏の著書『フラワー・オブ・ライフ』の中にも、似たようなことが書かれていました。

ドランヴァロ・メルキゼデク著『フラワー・オブ・ライフ 第2巻』より
目の図はただの図面としてよりはるかにもっと意味のあるものなのです。
それは実は眼球の背後にある幾何学と、光そのものの幾何学を表しています。
なぜならそれらは1つであり、同じものだからです。
光波は、図12-20のように動きます。
ここにヴェシカ・パイシスと光の関係をはっきり見てとることができます。
電気的要素は正弦波を描きつつ軸の上を進み、同時に磁気的要素はそれに対して90度の角度で、やはり正弦波を描いて進みます。
そして同期しながらそのパターン全体が90度ずつ回転していくのです。
真のヴェシカ・パイシスの図は、目の幾何学であり光の幾何学でもあるのです。
ドランヴァロ・メルキゼデク著『フラワー・オブ・ライフ 第2巻』─人の光の体、マカバ─より

つまりメルキゼデク氏は、「光」と「目」の構造は、同じ幾何学的パターンで成り立っている、と言っているわけです。

なるほど、目は光を捉えるために出来た器官なのだから、確かに理屈は合います。

そして、「光 」は可視光線としての電磁波だけではなく、宇宙をくまなく満たしている時空間の情報エネルギーそのものの一部でもあります。

そこに共通する幾何学パターンを見つけ出すって、・・・これ、めっちゃ天才じゃないですか?

あっ、そうか、
メルキゼデク氏は "トート" から情報を授かっているんでしたっけね!


この本は2005年に初版が出ていますが、私が読んだのは、つい一年前のことです。

古代から伝わる「神聖幾何学」「フラワー・オブ・ライフ」と呼ばれるものについては何となく名前は知っている程度で、実はこれまでゼンゼン興味がありませんでした。

それが2020年から怒涛のように流れ込んできたゼロポイント情報の流れの中で、もう否応無く導かれ、この本もその中の宿題の一つとして目の前にぶら下げられて、読まざるを得なかったのです。

で、実際に読んでみて、以前の私だったら、多分この構造が持つ衝撃的な意味にはまったく気づかず見過ごしていただろうな、と思いました。

何ごとも、出会うタイミングがとても重要なのですね!

この「光:電磁波」と「幾何学パターン」の関係性は、私の取り組んでいたテーマでもある水の励起に時空創造エネルギーを具体的に繋げる方法にとっても非常に重要なものだったのです。

これはいずれまた「ゼロポイント」の件で深掘りしたいと思っています。


ところで、私はこの数年、暗闇で目を閉じたまま物が見えるということをちょくちょく経験しているのですが・・・

どうもこれは私個人だけのことではなく、地球上で同時に起こっている何らかの形態形成場的な共鳴現象の出来事の一部のような気がしてなりません。

これについては、次回また詳しくお話ししたいと思います。

つづく


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*


木倶知のりこ 著書:●絵本『小箱のなかのビッグバン』 *・* ・*●『ナム "RNAM" 時空を超える光と水の旅』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?