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ワクチン接種

好物の厚切りベーコンを薄くスライスしている時、
えっちゃんから電話。いつも以上に興奮気味な声。
「あんたもすぐ電話しぃ! ワクチン打てるかも知れんで。私、今予約取れたよ」 薬物注射のお誘いやね。

covid-19を予防するアストラゼネカ社製ワクチンは統計的に若い人たちに副反応が多く起こるとのことで、ドイツでは60歳以上の人だけに接種することに決まったらしい。
優先接種が進む中、このワクチンは予定よりあまり気味。無駄なく有効に接種を進めるためのイレギュラーな対策で、60歳以上であれば電話予約して接種できる可能性が出てきた。

と言ってもすごい人数の申し込みがあるだろうから、きっと電話なんか繋がらないんじゃないか? でもダメ元で試してみた。
「もう少し待ってね」的なリールメッセージを聞くこと25分、諦めかけたその時、予約センターに繋がった。
明日の18時40分にキャンセルが出てるので予約可能とのこと、あまりにも急な、そして嬉しいオファー。
名前、生年月日、住所、メールアドレスなど口頭で伝え、予約完了。
確認証も問診票(誓約書)も発行されず、後は直接会場に向かうだけ。
あまりにもあっさりとことが進んだので、半信半疑だ。

D村(Düsseldorf)の接種会場は、アレーナ(サッカー競技場)
とてもしっかりよく考えられたシステムでスムーズに接種できるようになっている。
受けにきてる人はほとんど年配の方ばかり。今現在の優先接種は78歳以上なので当たり前なのですが、その中で還暦なりたての新参者の僕はちょっと浮いた感じがする。

接種センターの様子は後半に続く。 タイムリーなお話なのでサクッと書いてみよう。   ーまー

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