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庭のシジミバナが満開だ

久しぶりに今朝は早くに目覚めた。3時半だった。目覚めたのは3時半だったがベッドから出たのは4時半頃だったかな。それでも早い。

昨夜、少し早めに寝たからだ。寝たというより酔っ払って横になったというほうが正しい。だから今朝早くに目覚めたんだ。寝不足はない。こんなふうに書くとまるで呑気な父さんだ。そうかもしれない。ふとおもう。

ベッドからリビングに移動して着替えを済ませた。こんな朝早く、することもないのでノートパソコンを立ち上げ、FacebookやらTwitterを上から下へ流し読みする。いつも通りだ。

しばらくすると閉めきったままのカーテンの裾あたりから外の光が入りだした。椅子から立ち上がり縁側に出てカーテンを勢いよく開ける。外は曇りだ。それに意外と寒い。寒い一日になりそうだ。

今日は、妻と山へ出かけようと約束したがどうかな。寒そうだ。山歩きではない。湧き水を汲み出しに行く。ここ数年、定期に行っているのだが、2カ月ほど前に汲み出して持ち帰った水がなくなった。

妻はまだ寝ている。今日は曇りだ。それに寒い。起きてきたら、どうするか聞いてみよう。気晴らしに行きたいわというと予想されるが聞いてみないこよにはわからない。天気のようなところがあるから。その日その時になってみないとわからない。

リビングからキッチンに移動する。コーヒーのお湯を沸かすために水道水を湯沸かしポットに必要な分だけ入れる。いつもなら山で汲み出してきた湧き水を使うのだが今朝は仕方ない。水道水だ。湯沸かしポットをセットして電気のスイッチを入れる。棚から食パンを取り出しトースターに。

食パンは、いつもは「ホテル食パン」だが、今朝はちがった。ドンクのパンだった。過日、筋トレ仲間のYさんがnoteに「ホテル食パン」のことを書いていた。読んだとき、Yさんの家と一緒だと思っておかしかったことを覚えている。

さっきから朝食のことを書きながら過日のことを思い出し、「ホテル食パン」と書きたくて仕方なかった。たぶんこのnoteをYさんも読んでくれるだろうから、ここは「ホテル食パン」のことを書いておかなくちゃと思って、ここまで来た。

それで「ホテル食パン」とやっと書けたと思ったそのすぐ後、本当に「ホテル食パン」だったかな、「ホテルの食パン」だったかも、正しい名前がどっちだったか怪しくなった。確かめようとわざわざキッチンまで行って食パンを取り出し見たら、袋に印字されたロゴは「ドンク」と書いてあった。これにはまいった。笑ってしまった。

今朝、僕は「ドンク」のパンを食べてたんだ。いつもの「ホテル食パン」じゃなかったんだ。笑った。

文章筋トレを書くことで、今朝の食パンが事件?になった。ちょっと大袈裟だけど日常は大袈裟なぐらいがちょうどいい。ささやかな事件だ。

入れたてのコーヒーと焼きたての食パンを両手にもってリビングに移動する。いつもの椅子に座り朝食をすませた。

妻はまだ起きてこない。玄関を出て新聞受けから朝刊を取り出す。リビングにもどって朝刊を広げる。1面左下の「折々のことば」を読む。

今朝の「折々のことば」は、どうもいまいちよくわからない。理解できない。二度三度と読み返す。四度五度読んでみる。そして諦める。時間を置いてまた読んでみよう。

スマホもパソコンも開けたくない。そうだ。「中動態の世界」を読もう。第4章の言語と思考だ。一度は読んだが、ゼミ用のレジュメを書くためには二度三度読む必要がある。もう一度、4章のはじめから読もう。

やっぱりおもしろい。それに気持ちが浮ついているとき、しっかりとした本を読むのはいい。とても落ち着く。確かさがある。白いページにしっかりと印刷された文字を目で追う。それだけで充実していく自分がわかる。読むこと、書くこと、日々大事にしていきたいと思う。

お父さん、山歩きもするの?

妻が起きてきた。いきなりの第一声だ。どうやら行くつもりらしい。

今日が、はじまった。 1624文字


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