春と桜と私

1年間しっかりじっくり根を張って

毎日　まいにち
陽を浴びて　水を吸って　栄養を蓄えて

時には雨に打たれ　風に吹かれ　

夏にはセミのおうちになって

冬には雪の帽子をかぶって

深呼吸して春の匂いを感じたら・・・

目の前いっぱいに広がる満開の桜

今年も春を届けてくれてありがとう

春の柔らかい暖かさにのんびりしていたら
あっという間にサヨナラの時間

薄いピンクからだんだんと赤色に近づいて
花びらたちが風にのって、水色のキャンバスの上を走っていく

桜の　花びらの　新しいスタートだ

花びらたちはどこへ行く？

さあ　私もどこへ向かう？

また会えるのは次の春

今年よりずっと美しい姿で
春風の吹くあの坂で、あなたと私　会いましょう

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春になりましたね！

桜が満開を迎え、その綺麗な姿を一目見ようと多くの人が川沿いや名所に集まっていますね。
私も春が溢れる景色を目に焼き付けて、写真にも収めました。

私の家の近く　本当に歩いて数秒のところに桜の木がたくさんある坂道があります。
毎日通るこの坂道で四季を感じ、毎年その坂で桜の写真を収めています。

今さらかもしれないけれど、今年は新たな気付きがありました。

「私たちは花が咲く、この時期の桜に目をやるけれど、私たちと同じように毎日一生懸命生きている」

私たちは、桜が満開を迎えるこの時期にだけ注目しがちだけれど、この美しさは1年間蓄えてきたものがあるからこそだと思います。

私も美しく咲くために、桜のように積み重ねられる人になりたいな。
そしてまた来年、今よりもっと素敵な姿であの木の下で笑っていたい。

そんな風に思いました。

では、皆さんに桜をおすそわけして、おわりたいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。