美術館▷▶231022 ゆっくり眺めながら、 「これ、季節いつだろうね。」 「なんか……似てるね」 「たくさん、描いたねえ」 あ……これとか。 「描けそう」と 「リンクしたね」恥ずかしくていえず 微妙な笑顔だったかも分からない 足取りの速度が同じだと気づき じんわり嬉しくて俯くと 「あー、ブーツ履き忘れた」 似たブーツ揃えたかったと。 その言葉を耳にし くるぶしあたりが こそばゆくなる ハグするまで、動けません そんな言葉を口にするくらい まろやかな日でした。
