【第16回目】清水裕也の偏愛ソング(羊文学 光るとき)

羊文学は女性3人で構成されているオルタナティブバンドです。

グループ名に『文学』という名前がついていますが、『光るとき』の歌詞は確かに文学的です。

何回だって言うよ、世界は美しいよ

「世界は美しい」という使い古された歌詞が、次に続くひとことで全く新しいメッセージとなっています。

君がそれを諦めないからだよ

逆説的にこの歌詞をとらえると、『君が諦めれば世界は美しくなくなる』ということでしょうか。

Aメロから文学的な表現が多いこの曲は、5分49秒と少し長い釈となっていますが、歌詞をみながら味わうととても短く感じるから不思議です。

この歌詞を25歳の女の子が書いていると思うと、驚嘆します。

今後の活躍に期待します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?