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手持ちの櫛まとめ。

手持ちの櫛にいくつか増減がありましたので、
現在使用している櫛について自分用にメモ。

1.馬櫛(二十三や/さつまつげ櫛)4.8寸/大荒歯(4.7mm)


縁あって、二十三やさんの櫛を購入させて頂きました。

櫛に携わるたくさんの方々が尽力下さった、とても素敵なプロジェクトです。争奪戦だったにもかかわらず、こうして購入できたことは本当に奇跡でした。お迎えできてすごく嬉しい…!
縁を繋いで下さったすべての皆さまに、心から感謝しております。

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手持ちの小さな櫛や目の細かい櫛たちが、乾燥のせいかどうにもこうにも使いにくくなってまいりまして(とても引っ掛かる…;)
なら大きな櫛ならどーだ!!と思って大きめサイズの馬櫛をお迎えしてみたところ、これがものすごく使いやすくてびっくりしております。
太くて硬くて多い上に、長くて緩やかな癖があるという中々に扱いにくい私の髪の毛も、ざくざくと梳かせるのがとてもありたがい。
現在いちばん使用頻度が高いのはこの馬櫛です。

寝起きや帰宅直後はたっぷりと空気を含んでメドゥーサのように膨張している私の髪の毛も(あと湿度の高い日も乾燥し過ぎる日もなかなか凄いです;)、引っ掛かりを感じることなくスルスルと梳かせるのはホント優秀。
しかも高さがあって持ちやすいです!!
高さがある櫛ほんと大好き。

長さ14.6㎝、高さ5.5㎝、厚みに至っては何と1.2㎝(!)もありますので、握り込んだときにどっしりとした安定感があるんですよね。
馬櫛いいなあ!最高です。

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届いたときは、大荒歯(歯の間隔4.7mm)のあまりの歯の少なさとスカスカ具合にちゃんと髪を梳かせるのか不安になったけど(素通りするんじゃね…?とか大変失礼なことを思っておりました申し訳ありません!!)、私の髪質にはこれくらい荒い歯が使いやすい。

細歯はけっこう力を込めて梳かさないと髪に歯が通らなくて、いつかバキッと折れるのではないかと心配していたんですよね。
ボリュームのある髪質の人には馬櫛はもってこいです。

いつも櫛を乗せているトレイ(ただの不要になった茶托…)に置いてみると、こんなにもはみ出るゴツさ!

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下の写真の櫛がまるでおもちゃみたいに見えます。
下のも一応3.8寸あるんですけどね;

次につげ櫛を購入する機会がもしあるなら、持ち歩き用に3寸か4寸くらいの馬櫛をお迎えしたいと思ってます。
物産展情報とかチェックしとこ。

2.解櫛(二十三や/さつまつげ櫛)4.5寸/荒歯(3.7mm)


こちらも縁あって我が家へお越し頂いた二十三やさんの櫛です。

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愛用の3.8寸のさし荒はちょっと小さくて持ちにくい&乾燥してきたこの季節はときどき引っ掛かりを感じるため、今度はもう少し大きめで目の荒いものを、と思って購入した商品。

長さ13.6㎝、高さ3.9㎝、厚さは0.85㎝くらいと馬櫛に比べるとだいぶ小ぶりですが、これだけ長さがあると梳かせる面積がぐっと広がるし、手にも馴染んで持ちやすいです。

いきなりこの櫛で髪を梳かすと引っ掛かることは検証済みなので(どれだけ扱いにくい髪なの私…!)、上記の馬櫛でざくざくと梳かして絡まりを解いたあとに、丁寧にゆっくりと梳かしてます。

3.解櫛(辻忠商店/さつまつげ櫛)3.8寸/さし荒(2.9mm)


使い始めておよそ5か月、だいぶ手に馴染んでまいりました。
大荒歯→荒歯→さし荒の順でもつれた髪をゆっくりと丁寧に梳いた後の、最後の仕上げとして使ってます。

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ごく一般的な髪質の人がつげ櫛を購入する際は、並歯とか中歯と呼ばれる歯の間隔2.3mmくらいのものを勧められるみたいですが、私の髪にはこのさし荒(歯の間隔2.9mm)が限界だなあ。
これ以上の細歯は髪に櫛が通らないし、いつか絶対歯がバキッと折れる…;いやそれどころか本体から真っ二つに折れる気がする…!

ーーというわけで、歯の細かい櫛は泣く泣く手放しました;
櫛は物産展みたいに実際に使い心地を試せる場所で買うのが一番かもしれませんね。私も次は物産展で色々試してみたい。

ちなみにこちらの櫛、大きさは
長さ11.6㎝、高さ3.7㎝、厚みは0.9㎝です。

4.解櫛(ダイソー/桃の木櫛)4寸/さし荒(2.9mm)


2本持ってた桃の木櫛、1本をカビでだめにさせてしまいました…;そのため現在手元にあるのは1本のみ。
今年は梅雨が長くてじめじめとしてたところへ、うっかり密閉容器に収納してしまったのが良くなかったようです…反省( ノД`)

最近はダイソーの櫛コーナーでも桃の木櫛ってあんまり見かけないし(コームは良く見るけど私には使いにくい)、何よりヤスリで削る作業が案外面倒なので、この最後の1本が折れたりカビたりしたら、桃の木櫛は卒業しようと思ってます。
ちゃんとした櫛に慣れてしまうと、あたりの弱さとか櫛通りの粗さに物足りなさを感じてしまう…;

用途としては持ち歩き用なので、常にかばんに入れています。
値段が値段ですし、落下や汚れの付着を気にせずに気軽に使えるのは便利ですね。


というわけで、現在所有しているのはこちらの四本です。
薩摩柘植の方はいつか飴色に変化するまで、大切に使っていきたいと思ってます。

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