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つげ櫛使い始めました。

先週から、つげ櫛を使い始めました。
木櫛の中でもさつまつげ櫛はとりわけ素晴らしいと口コミ等で見聞きしてたため、かなりハードルを上げておりましたが、実際使ってみると期待以上にとても良いです。
つげ櫛って凄いですね…!

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注文していた櫛が届いたのは7月23日の夕方ごろ。
蒸し暑いこの季節、万が一にも汗で汚したり湿らせたりしたくなかったので、入浴後にしっかりと髪を乾かし、更に石鹸で手をきれいに洗ってから使い始めることに。
ついでにエアコンをドライに切り替えて、部屋の中の湿気対策も万全にしてからの開封の儀(笑)

だってつげ櫛は、大切に使えば親子二代、扱いによっては三代に渡って使用できると言われてますからね!一生ものどころの話ではありませんので、そりゃあ扱いも慎重になるってものです。うん。


実際に手に取ってみると、いかにも木製といった感じのダイソーの桃の木櫛に比べて触った感じはとてもなめらか。
さつまつげは年輪の積み方がとても密だと言われているように、ぎっしりというか、とてもみっしりとした感じがして(語彙力…;)、一瞬、プラスチックかな?と思うくらいにつるりとしています。

…まあ桃の木櫛は表面のニスを取るため紙やすりで削っておりますので、多少の表面のざらつきは仕方がないのかも。
けっこう雑にヤスリかけたし;

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今回購入した櫛(写真のいちばん右)の大きさは、3寸8分と記載がありました。実際に測ってみたサイズは11.6㎝×3.8㎝ほど。

ちなみに桃の木櫛は12.3㎝×5.1㎝くらい。
だいたい一回りくらい小さい感じです。
幅が小さいことはあまり気にはなりませんが、高さがないのはちょっと物足りない気がしてしまいますね。私はわりと指が長くて、この部分の高さがあるほうが手のひらで包み込むように持つことができて安心する。それに、しっかりと固定出来て手に馴染みやすいし。
さつまつげ櫛はあまりぎゅっと握り込めず、指先だけで支えてる感じがして、梳かしているとき落としそうでちょっと怖い;

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歯の間隔も、できれば桃の木櫛と同じくらいのものが欲しいと思い、<さし荒(歯の間隔2.9mm)>にしてみました。
並べてみるとほぼぴったり。やったね!

さし荒は福袋でも大人気で、真っ先に完売するみたいですね。
また、たとえストレートであっても髪が太くて硬くて多い人には、さし荒がおすすめだという記載をちょいちょい見てたので、購入できてラッキーだっだなあ!と最初は思っていたのですがっ。
つげ櫛で梳かしているうちに髪がおとなしく柔らかくなってきていて(これは良い傾向)、さし荒では物足りなさを感じてきています。

洗髪して乾かした直後や起床後、外出後などの髪がもつれた状態だと、いつものようにボッサボサのバサァ!といった感じなんですけど(ゆるいクセもあるからホント大変;)、丁寧にゆっくりと櫛を通すうちに、つるつるん、すとーん!!髪が大人しくなるんですよ。
美容院でトリートメントをした後のように、指通りがとても軽い。
そのため櫛が素通りするような感じなんですよね。

これまでかなり引っ掛かりを感じていた桃の木櫛も、つげ櫛を使った後だとするするっと髪を通り抜ける。これまでけっこう力を入れてとかしてたのに、ここまで手応えが無いとかびっくりです。
もう少し目の細かい櫛も気になってて、次は<中歯(歯の間隔2.3mm)>を買ってみようかと検討中。

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歯先の丸い桃の木櫛に比べると、つげ櫛の歯のあたりはけっこう強め。こうして並べてみると先が尖っているのがよく分かります。
でも、不思議と痛くはないんですよね。
マッサージしている感じで頭皮が心地よいです。

桃の木櫛にも個体差があるみたいで、歯が尖ったものを購入したこともあるんですよね。でもあれは削り方が良くないのか普通に痛かった。
刺さるというのがまさしくぴったりなくらいの尖り方で、頭皮から少し浮かせて髪を梳かすという面倒な使い方をしていました。
(そしてあまりにも使いにくくて処分しました;)

それに比べると、本職の職人さんが削ったものはやはり違う。
あたりの強さも地肌への良い刺激になっているし、何より髪がさらつやになるのが嬉しくって、お手入れの時間がとても楽しい。
いぶしたような独特な匂いも好きで、ついくんくんしてしまいます(笑)

今回は辻忠商店さんのB品福袋を購入しましたが、ネット上でもよく言われているようにどこがB品なのか全く分かりません。
素敵な商品を格安で購入できて嬉しい限りです!

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