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【レポ】ミンギのファンコンサートに行ってきた

こんにちは。今回は11月12日にレン(チェ•ミンギ)の初となる日本でのペンコンThe Day After(通称:TDA)に行ってきたのでそのレポをまとめたいと思います。ミニョンさんとはKCONにて思いがけない形で会うことができましたが、ミンギはNU'EST活動休止後初めての来日イベントということでどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしていました。ちなみに現場が二週間連続で続いてしまったためKEYLANDが終わってからこのレポを書いています。そちらもまた改めて……

【セトリ】

1.Rocket Rocket
-MC-
2.MOVE (TAEMIN)
3.Paradise
-MC-
・Attention (New Jeans)
・POP! (NAYEON)
-VCR-
4.모든 날, 모든 순간 (ポール・キム)
~REN's LIFE 2022~
・동반자 (テ・ジナ)
・Chitty Chitty Bang Bang  (イ・ヒョリ)
・Hard To Say I'm Sorry (Chicago)
・Smile Boy (イ・スンギ)
・Born This Way (Lady Gaga)
・Wicked Little Town (Hedwig OST)
・The Origin of Love (Hedwig OST)
5.나너에게 (You & I)
-VCR-
~アンコール~
6.기옥을 걷는 시간 (NELL)
7.LOCO(PM9:00)

のんびりと準備していたら開演には間に合いそうだけど開場には間に合わなさそうな時間になってしまい、気持ち急ぎ足で豊洲Pitに向かう私。結局開場に間に合ったものの定刻になってもなぜか開場せず(どうして)。座席は10番台の下手側でした。大きな箱ではないし今回は着席だったので結構見やすい。

VCRが流れてから一曲目Rocket Rocketの音楽とともにミンギが登場。脚がなっっっっがいの。NU'EST時代の曲だしアップテンポの曲だしでテンション上がりつつずっと頭の中で「脚なげ〜〜〜〜〜」となっていた。ソロになってもキラキラアイドルしてくれるの有り難いです。

一曲目が終了すると皆さんお馴染みの古家さん登場。10月のKCONぶりですね。11月3日がミンギの誕生日だったのでサプライズでお誕生日を祝う指示を古家さんから受け、ついに本人登場。表情だったり喋り方だったりが愛嬌に溢れてて衝撃を受けた。とにかく可愛い。「皆さんに会えて、キュンキュン🫰😄🫰」とかジェスチャー付きで言われるので本当に脳が溶けそうになる。日本語を沢山喋ってから「日本語、難しい〜〜〜」と頭を抱えて叫んでいたのもめちゃくちゃ可愛かった。日本語と韓国語を交えながら頑張って喋ってくれたんだけど不意の「호텔가기 前に 바로 すき焼き」は笑ってしまった。

ソロ名義のロゴの意味も説明してくれたんだけど、王冠のようにも蓮の花のようにも瞑想している人にも見えるということで古家さんが「レンさんはどういう部門で王冠を受けたいですか?」と聞くと「アーティスト」と答えていた。ソロになってからはミュージカルをメインの活動分野とするものだと勝手に思っていたので驚きつつも嬉しかった。ソロアルバム待ってます。

REN名義のロゴ

MCではNU'ESTと関わりが長い古家さんが昔の思い出話なんかもしてくれて面白かった!古家さんの「どこで初めて会ったか覚えてる?」という質問に対する「東京ドーム?」というボケには口角が上がってしまった。古家さん曰くしゃぶしゃぶ屋さんで初めて会って肉を食べながら「よろしくお願いしま〜す」と言われたらしい。デビューしてから10年間の思い出を振り返りつつ、「10年間で幸せをくれたものは?」という質問には「NU'ESTの皆さんやファンの皆さん」と答えていてオタクは泣く。「良い人の周りには良い人が集まるんですね」という古家さんの言葉に「そうですね」と相槌を打っていた。

ミュージカル三銃士のソウル公演を終えての来日、韓国に戻ってからは釜山公演もあるとのことで故郷で公演ができることが嬉しそうだった。韓国でのドラマ出演が決まったことについても「10年でやっと!!!」と喜びが溢れ出ていた。"知らない、ふたり"ぶりだと言っていた、実に6年前のこと。

"知らない、ふたり"よりローソン店員だったファン・ミニョン

日本の公演のために"超超超可愛い"を練習してきてくれたというミンギ。まずは"超可愛い"と"超超可愛い"として(どっちがどっちか忘れちゃった)きゃりーぱみゅぱみゅのチェリーボンボンと大塚愛のさくらんぼを踊ってくれた。さくらんぼを踊るときに「もう一回!」のコールをちゃんと入れてくれるので楽しい。めちゃくちゃ恥ずかしがりながらも「みなさん全然笑ってない!」「もっと大きく拍手してください!」と喚起された。トリ(?)の"超超超可愛い"はいぬのおまわりさん(ののかちゃんver.)。全力で"可愛い"をやり切ってくれました。マスクの下では皆んなニッコリだったと思うので安心してほしい。

MCではPOP!Attentionのカバーダンスも披露してくれたんだけど、これも全力で踊りきってて輝いてた。ちなみに選曲の理由は好きだからとかではなく流行ってるかららしい。古家さんの無茶振りで二曲通しでもう一回踊ってくれた時に、袖に捌けていたダンサーさんが首を傾げながら再登場したの笑えた。ガールズグループのダンスはやっぱり難しいみたいで沢山練習したらしい。「難しいけど(僕は)上手だから😁👍」と話していたのが最高でした。

私がシャオルなのでMOVEカバーには大歓喜したし、Paradiseをマイクスタンドでじっくり聞けたのも良かった。Paradiseは初めてのソロ曲であり作詞作曲に参加した初めての曲でもあるので思い出深いと語っていた。(かと思ったらその後どこかで作詞作曲はもうしないと言っていてズッコケた。)ポールキムのカバーも真っ直ぐに歌い上げてくれて、これでもかというくらい歌声を堪能しました。

パフォーマンスの合間でレンカソ(レン×ピカソだと思われる)のお絵描きコーナーなる時間も準備されていたんだけど、これはお題に対して"チェミンギ"としての回答と"レン"としての回答を絵で表現するというもの。おもり(大森)にあったニュイの宿舎で過ごしたこと、大森の桜が綺麗だったこと、寝起きは眉毛がないこと(?)、直毛すぎて管理が大変なことなど色んな話を聞かせてくれた。(ちなみに古家さんも直毛らしくミンギは「そうだと思いました!」と言っていた。)レンがよく言う言葉を吹き出しに書き込むというお題では「けっこんしてください(⁉️)、かおがぽぽ(ぱんぱん)ですかこんびにはどこですか」と回答。ちなみに前日にコンビニで雪肌精のローションを買ったらしいです。そこからずっと顔が浮腫んでいないか気にしてて笑った。かなり久しぶりの来日なのにひらがなをスラスラと書いていて感動しちゃったね…

次はファンの質問に答えるコーナー。会場に入ってすぐ付箋にメッセージを書くスペースがあったのでそこで集められた付箋がボードに貼られて登場。「ベトナム語で"愛している"と言ってください」という付箋を選び、「ベトナム語分かりますか?」と古家さんに聞かれると固まって「わかりません…」と答えるミンギ。結局メッセージを書いたファンの方にマイクを渡して発音を教えてもらうことに。繰り返し教えてもらって「Anh yêu em〜〜〜‼️」と叫んでいた。豊洲でベトナム語を叫んだ韓国アイドルって他にいるのだろうか。他にも美貌の秘訣を聞かれて「昨日買ったローション(雪肌精)本当に良かったです」と教えてくれた。

最後にファンにマイクを渡して直接質問に答えてくれることになり、見事当選した方が「日本で松屋は食べましたか?」と尋ねると笑顔で「大盛り一丁〜〜〜〜‼️‼️」と大きな声で応えていた。どうやら今回はまだ行けていないようだったけど「これが終わったらこの衣装のまま松屋行ってポテトサラダ食べます」と言っていた。「大盛りが好きです」とのこと。その流れで大森に住んでいたときに松屋で大盛りを頼んだら「オオモリイッチョ〜〜〜〜!!」と言われて大森だから"オオモリ"って言ってるんだと思っていた話を教えてくれてめっちゃウケた。そういえば入り口で付箋をチラッと見たとき皆んな松屋のこと書いてたよ。

チェミンギとレンが対話しつつミュージカルの演じ分けを実演してくれるVCRなんかもありつつREN's LIFE 2022のコーナーに。これがめっっっっっちゃ良かった。釜山で生まれてから今までの人生を振り返りながらその時歌っていた・聞いていた曲を歌ってくれるんだけど、"REN"という一つのミュージカル作品を見ているようですっかり魅了された。PledisにキャスティングされるきっかけとなったスーパースターKで歌った曲、月末評価で歌ったもののトレーナーに途中で止められてしまった曲……一曲一曲に"REN"の物語が詰まっていて、その物語に思いを馳せながら聞き入ってしまった。途中でNU'ESTがデビューした時の映像が流れた時には、優しい笑顔でスクリーンを見つめて「拍手してください!」と言っていた。デビューするまでの道のりの困難さ、デビューしてからも待ち受ける障壁、プロデュース101のこと、色んなことが本人の口から語られて、悩んでいた昔のミンギを励ましてくれた曲としてロールモデルでもあるレディガガのBorn This Wayが歌われるともうそのメッセージ性に感動せずにはいられなかった。それでもって歌が上手い……ミュージカルのインタビューで「グループだとボーカルにあまり注目してもらえない」と語っていた記憶があるけど、ミュージカル主演としての経験を重ねているだけあって表現力も安定感も素晴らしくて歌そのものの巧拙を気にしすぎることなく曲のメッセージに集中できた気がする。前に番組でも歌っていた동반자は特に声量が凄くて圧倒された!

REN'S LIFEの終盤ではミュージカルの豊かなキャラクター達に出会ってミュージカルに魅了されたことを目を輝かせながら語って、最後にHedwigから二曲を歌ってくれた。Wicked Little Townは英語版しか聞いたことがなかったけど、穏やかに優しく語りかけるようで説得力のある歌い方から力を貰えました。

最後の挨拶では「僕の日本語が上手だったらもっと面白くできたのに」と残念そうにしていたのが印象的だった。(十分に上手だったし物凄く楽しかった。)それから「韓国語の曲が多かったけど、僕から伝えたい言葉は歌詞から感じ取ってほしい」ということを語っていて、選曲一つ一つに意味を込めて準備をしてくれたことが伝わりました。韓国語がダメダメな私でもこれだけの感動を貰ったので、歌を聞いて即座に歌詞を理解できる人であれば感動も一入だったことでしょう…

記念写真を撮ることになり「ボルハートしてください〜」と言われたのでハートを作りつつスローガンを掲げるオタクたち。こういうスローガンイベントってある意味定番だし本国の公演でもやっていたから向こうも察してるんじゃないかと思ったけど、振り返ったミンギが「わぁ〜こんなのいつ準備したんですか〜〜」と感嘆していてこちらまで嬉しくなってしまった。私は入り口でスローガン貰っただけですが……ちなみにスローガンのメッセージは"민기❤︎로부터 행벅한 오늘이 기적이야(ミンギ❤︎から幸せな今日、キセキだよ)"でした。(ミンギのファンダム名"민기적"と掛けていると思われる。)

公式Twitterより

そして最後の一曲LOCO。「皆さんが見たいかと思って準備しました」と言っていたけど、私自身大好きな曲で一番楽しみにしていたので最後の曲にして高まる期待値。「スマホのフラッシュを付けて振ってください〜!」と言われたので電源を切っていたスマホに再び電源を入れて構える私。電源入れた瞬間めっちゃ電話掛かってきてて焦ったけど無視してスマホを降り続けました(ごめん)。やっぱりステージ向きの曲だし楽しいコンサートを締めくくるのに最高の曲だった。プロデューサーのサバイバル番組で披露された曲なのであまり有名ではないかもしれないけど本当に良い曲だしパフォーマンスも面白いのでもっと聞かれてほしい。ちなみにこの曲でMusic Bankにも出てました。

ライブの余韻に浸るのも束の間、待ち受けるお見送り会。前列から順番に規制退場になり、ついに私が座っている列の番に。会場を出て通路を真っ直ぐ進んでいくと出口近く左手側にパーテーションが見えるので、きっとあの裏側にミンギが……!と息を呑む。いよいよ近付く順番に緊張していると左手側ではなく真正面にミンギが見えて驚く私。てっきりアクリル板でもあるものだと思っていたので、仕切りもなく(その代わりマスクはしてた)すぐ目の前にいるミンギに動揺してしまう。前の人が皆んなファンサを求めるでもなく手を振っていたのと焦っていたのもあってとりあえず手を振っておいた。目は合わせられた気がするけど、あまりの近距離にパニックになったのかあんまり記憶が無い。すごい目が大きかったのは何となく覚えてる。いやあんな目の前にいると思わんし……

今回のコンサートのThe Day Afterという題名は、NU'ESTのレンから一歩踏み出して歌手・俳優のレンとして新しい道を歩み始める日というような意味が込められているらしい。それを踏まえてみても、これからどんな新しい姿を見せてくれるのか見届けたくなるような良いコンサートだった。なんだか最近はソロ活動を追うことが多いけれど、ソロ歌手の単コンってアーティスト本人が構成や選曲にコミットする比重も自然と大きくなるし、フェスやグループの単コンからは得られないものがあるなぁと思います。それから今回はペンミではなくペンコンということで曲数も多く、一曲ごとにメッセージを込めて歌っていて予想以上に"聞かせる"コンサートだった印象です。「この日のことを一生覚えていると思う」と語っていたけれど、久しぶりの日本で楽しい思い出ができていればオタクも嬉しいです。日本に来てくれてありがとう!また遊びに来てください!!

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