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地域と企業を「まぜる」まちづくり

静岡工場博覧会 略して「ファクハク」が昨年数十社の製造業がタッグを組みスタートを切った。そして今年もこの取り組みが行われるということで昨日「説明会」に参加させて頂いた。


仕掛けているのは山崎製作所の山崎かおり社長、そして実行委員の小林さん、阪口さん、伊豆川さんの皆さん。


伊豆川さん
小林さん
阪口さん


この取り組みにお伺いした理由は「静岡鉄道の研修」を受け入れていただくため。
昨年の第一回目の時に実行委員の皆様と静岡鉄道人事部とディスカッションをさせて頂きファクハク参加の企業へお伺いし「課題」をお聞きして それを若手社員が自社のリソースなどを使って解決するというもの。これがなかなか大変な研修だったのですが、一方みんなの満足度は高かったというのが実際のところ。

「越境学習」という言葉があり、会社の枠を超えて学ぼうという動きが高まっており、法政大学の石山先生や沢渡あまねさんが提言されている。
この方法論に自分も共感をさせて頂いており、会社から飛び出そうという方向が生まれた。 ファクハクとの取り組みは昨年からスタートしているが 実はその前には「5社研修」という 静岡鉄道・静岡ガス・静岡銀行・鈴与・スター精密という5社の若手の合同チームを3つ作り上げ、地域の企業の方とコラボレーションをし研修を実施させて頂いていた実績がある。

「きっかけはコロナ」
1年前の2019年に自分が静岡鉄道株式会社の顧問となり毎週金曜日に出社をすることとなった。そして1年後 あの「コロナウィルス」の蔓延が始まる
当時、世の中は緊急事態宣言などが発令され、出社率を5割〜0まで様々な方法論を試しリモートワークやワーケーションなども実施された。そんな中で「研修」をどうするのかという課題もあり、外部から講師を呼ぶのではなく内部での研修を実施しようとなり自分が一部担当をさせていただくことになった。

この当時、静岡鉄道にて自己啓発休暇という制度を取得して静岡県菊川市の地域おこし協力隊に応募し合格をしていた現在静岡鉄道人事部の大山さんが現地にいてくれたこともあり、菊川市の飲食店やお茶の工場の皆様の課題解決を行うPBLを実施。この取り組みも時間の割り当てが大変だったが、各人のスキルアップにつながったと感じている。

つづく

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