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[てるるんチャレンジ#4使用構築] 対面構築がしたかったザシアンスタン

はじめに

さとちん(@kisseasura468)です。今回はてるチャレチーム戦#4で使用した構築を紹介します。はっきり言ってそこまで強くはないですが、ザシアン軸での対面構築に挑戦した構築はあまりないと思ったので残しておくことにしました。

構築経緯

 サイクルをするのもされるのもめんどくさくなったが、それでもザシアンが使いたかったので、ザシアンでも対面構築組みたいと思ったところからスタート。9月のシーズンのときに触ってたザシアン構築で、ザシアンランドエレキの3体が使ってて感触がよかったのでこの3体を軸にすることに。ランドは主にザシアンミラーで、エレキはオーガや黒バドで活躍が見込める。
 KTさんの黒バド構築を使っているときに強いなと思ったエンテイを採用。いかく効かない猫騙しで怯まない、そこそこ高い火力とそこそこの耐久、広い技範囲に先制技と、欲しい要素を満たしている。
 ランクでスイクン+チョッキエンテイの並びを組み込んだザシアン軸にマッチングし、とても強かったのでスイクンを採用することにした。おいかぜによるS操作とバクアで特殊アタッカーと戦える点、耐久が高く多少の無理がきく点が魅力的。
 エレキが出しづらいときの相手のスイクンなどの処理に不安を感じたのと、タスキまで削った黒バドを上から縛れるポケモンが欲しいと思い、ゴリランダーを採用した。
 軸以外の3枠には、タスキ悪ウーラオスやいかくが効かずゴリランダーやウルガモスを上からワンパンできるするどいくちばしクロバットなどを試していたが、いくら対面構築とはいえあまりに受けができないのはいかがなものかとなり、没となった。(ちなみにクロバットを入れるとザシアンミラーやゼルネアス軸に対してゴリゴリに強くなる。)

コンセプト
こちらはサイクルを減らしつつ、高火力で相手のサイクルを破綻させ、いずれかのポケモンの一貫をつくる。または対面での殴り合いを制す。

個体紹介

ザシアン

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特性:ふとうのけん 持ち物:くちたけん 性格:いじっぱり
実数値(努力値):189(172)-242(236)-136(4)-*-136(4)-180(92) 
:きょじゅうざん/じゃれつく/せいなるつるぎ/まもる
配分意図
H:あまり A:「A222ザシアンの+1きょじゅうざん確定耐え」調整を50%の確率で一撃 S:最速トルネロス+1

みんな色違い使うだろうからふつうのでいこうっていう逆張りが発動してしまった。
環境にBを少し甘えている調整がみられてきていたのでコイントスみたいな感覚できょじゅうざん撃っているとそこそこワンパンできた。ほんとはA特化で使いたかったけどSを少し伸ばしたかったからあきらめた。崩し性能を評価してAをめちゃめちゃ上げたが、耐久にあまり割いていないため崩され性能もそこそこ高く、バランスが難しい。

ランドロス

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特性:ちからずく 持ち物:いのちのたま 性格:ひかえめ
実数値(努力値):191(212)-130-125(116)-168(140)-101(4)-126(36) 
:だいちのちから/サイコキネシス/みがわり/まもる
配分意図
HB:A244ザシアンの+1きょじゅうざんを87.5%で耐え C:あまり S:準速アマージョ+2

自分で言っておきながらB少し甘えた。じーんさんが配信で、サイコキネシスがあるとランドミラーで強いと言っていたので採用した。おかげでランドミラーにすごく強かった。Sを上げればもっとザシアンランドミラーで有利になる。火力とのバランスが難しいが一考の余地あり。

レジエレキ

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特性:トランジスタ 持ち物:きあいのタスキ 性格:おくびょう
実数値(努力値):155-*-70-152(252)-71(4)-277(252) 
:10まんボルト/エレキネット/かみなり/まもる
配分意図
ぶっぱ

かみなりはカイオーガ用だが、それ以外でもワンチャンをつかめることがある。チームメイトのアカザさんが、「オーガ構築にとってゴリランダーは取り巻きでどうとでもなりやすいが、タスキエレキはちょっとめんどくさい」というようなことを言っていたので、スカーフなどではなくタスキで採用した。全然スカーフでもありかもしれない。

エンテイ

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特性:せいしんりょく 持ち物:とつげきチョッキ 性格:いじっぱり
実数値(努力値):201(84)-183(252)-111(44)-*-98(20)-134(108)
:せいなるほのお/しんそく/かみくだく/ストーンエッジ
配分意図
HB:A222ザシアンの+1きょじゅうざんを2耐え
HD:C152レジエレキの10まんボルトを2耐え

KTさんが使っていたエンテイ。めちゃくちゃ強そうだから使ってみたらめちゃくちゃ強かった。居座り性能が高く上振れも狙いやすいと、コンセプトを体現してるかのようなポケモン。わりと技を外されると致命傷になる場面が多い。

ゴリランダー


特性:グラスフィールド 持ち物:きせきのタネ 性格:いじっぱり
実数値(努力値):198(180)-194(252)-110-*-90-115(76)
:グラススライダー/ねこだまし/まもる/ウッドハンマー
配分意図
H:あまり A:最大 S:準速61族+2

努力値振りはあまり考えられていないので要検討。Sを伸ばすことで、初手の出し負けが減るとアカザさんが言っていたので、Aを削ってSを上げるべき。

スイクン


特性:せいしんりょく 持ち物:たべのこし 性格:ひかえめ
実数値(努力値):206(244)-*-136(4)-149(204)-136(4)-112(52) 
:ねっとう/バークアウト/おいかぜ/まもる
配分意図
H:たくさん C:あまりをありったけ S:おいかぜ時最速黒バドを抜ける

居座り性能が高いので、相手に負担をどんどんかけていくためにかなりCを上げた。黒バドにもバクアが半分入る。反面、耐久はかなり甘えているので大事に扱うためにまもるを持たせた。よく初手でレジエレキが釣れるので、ボルチェンをまもることで逃がさずに隣のポケモンの攻撃を当てられるのが強かった。


選出

これといった基本選出はなく、相手のメンツに合わせて選出を決めていた。多かった初手のパターンを紹介する。

スイクンorゴリラ+ランドロス

ザシアンミラーや相手の初手にランドロスが出てきそうなときによくこの出し方をしていた。

スイクン+エンテイ

ゼルネアスや黒バドに対して多かった。黒バドの場合は後発にエレキを置きましょう。

レジエレキ+ザシアン

トルネオーガアマージョなどに。特性順でスカーフ判定しましょう。ランドロス入りの場合は控えたほうがいいかも。黒バドコジョンドに対してはこの出し方はおすすめしません。じゃんけんに勝つ自信があるのなら別ですが。

レジエレキザシアンランドロスは後発に置くことが多かった。ランドやザシアンの一貫が比較的作りやすいのもあるが、スイクンやエンテイを絡めた初手の汎用性がかなり高かったというのもある。

きつい相手

トリルカイオーガ軸、白バドレックス軸、グラエンテイチェリム
無理
鉄壁ボディプ白バド、サイクルオーガマンダ

良かった点

パワーの高いポケモンが多いのでアドが取れるとそのまま押し切れることが多い

コンセプト通り。2度目のサイクルを回せない状況とかにしてやると裏のエンテイとかランドロスで通る技押してるだけで勝ちとか、ちょっとつついてやるとザシアン圏内に入ったりするのが強かった。

いかくやねこだましに悩まされない

エンテイとスイクン、この2体がとても強かった。技範囲広いし先制技あるし、ガオガエンやゴリランダーなどの重要なサイクルパーツがおのずと出てきてくれるのでその2体を削れるのがでかかった。また、ザシアンもほぼA特化なので1回のAダウンが気になる場面が少し減ったと感じられた。

課題

不利対面をまくる、またはごまかす手段が少ない

サイクルを回すことはあまり想定せずに組んだのでそれはそうって感じ。特に初手の出し負けはそこそこ致命的。

択だったり読みを通さないといけない状況が多い

サイクルを回して安定択を取るみたいな動きができないのでこの状況になりがち。

おわりに

てるチャレでは予選こそ勝てましたが、トップカットでは勝てず、チームメイトのキャリーに頼る形となってしまいました。まあそれもチーム戦の醍醐味だということで許してください。

もうシリーズ10終わるのにこんな記事出すのもどうかと思ったんですが、これまでの傾向からワンチャンもう一回やる可能性もあるし、一応残しておくことにしました。
もし使おうと思う方がいれば、努力値や技、持ち物など、自分の好きなように変えて試してほしいと思います。
なにかあれば気軽にさとちん(@kisseasura468)までよろしくお願いします。
それではここまでお読みいただきありがとうございました!

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