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【デッキ】Hello Happy New World!【紹介】


初めましての人は初めまして、木村あしえです。


大分更新をサボりましたが、今回は超久しぶりにデッキ紹介をしたいと思います!!




つまり、おもちゃです!!








今回のキーカードはこちら!!!

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「十王編 第3弾 幻龍×凶襲ゲンムエンペラー!!!」のパックにて収録された、《百鬼の邪王門》です。巷では、【赤黒鬼札王国】(合ってるかな?)で猛威を奮っているカードです。


そんな強力なカードを罰当たりなことに今回はおもちゃで使用します。



とは言え、このカード単体では戦えません。

この門から出てくるクリーチャー、つまりもう一人の主役が必要です。



↓その《邪王門》からだす主役はこちら!!↓









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《新世界 シューマッハ》です。そもそも皆様このカードをご存知でしょうか?

場に出たときにお互いの手札を全て捨てた後、任意で5枚までドロー出来る効果を持ちます。

「エピソード3 レイジ VS ゴッド」(2013年)にて初めて収録されましたが、「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」(2018年)で採録されていたみたいです。(見向きもしませんでした←)


自身の文明も相まって、相手の手札が増えて、こちらの手札が減りやすい【ビートダウン】と相性が良いカードと注目されていました。









ですが、









初収録当時はあまり使われず、目立ったところだと【えじまスパイダー(Nスパイダー)】の5枚目以降の《サイバー・N・ワールド》として使われていた程度だったと記憶しています。



今回のおもちゃは《邪王門》を用いて、格段に簡単になった《シューマッハ》の踏み倒しを"相手ターン中"に狙います。












大事な事なのでもう一度言います。













相手ターン中に踏み倒しを狙います!!!










勘のいい方ならもう察しがついていることでしょう。


そうです、【カウンターマッドネス】に転用出来るのです!



頭に"???"を浮かべている方のために一応説明しておくと、




?/カウンターマッドネスとは/?

相手ターン中に手札から捨てられた場合に発動する効果である、通称【マッドネス】を利用して、相手ターン中に打点を形成して【ビートダウン】を仕掛ける特殊なデッキタイプのことです。


この捨てられた場合と言うのは、相手の【ハンデス】に限らず、何らかの効果で相手ターン中に捨てた場合でも発動するため、


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このような自分のカードの効果で手札から捨てた場合でも発動するのが特徴です。







話を戻します。








★邪王門とシューマッハ★


今回使用するこの2枚の組み合わせの注目点は、

1.後続の確保
2.複数回のカウンター
3.上記2つによる相乗効果 の3点

《シューマッハ》による手札の破棄後の引き直しにより、【マッドネス】の展開後に後続を確保することが出来ます。
これにより、《邪王門》によるファーストカウンター中にセカンドカウンター用の《邪王門》や【マッドネス】を引ける可能性があるため、複数回に亘る盤面展開を可能にします。

上記のように2枚目を引き当てた場合だけではなく、予め手札に複数枚の《邪王門》を引いていた場合、これらを一度に全て使用宣言することで、カウンターエンジン複数体によるカウンターを一度に狙うことが可能になります。
これにより、場合によっては山札が一周する程の爆発的な速度で山札圧縮が可能になりました。

そして、これらの相乗効果により、手札の【マッドネス】が少ない或いは持っていなくても、強引に山札から引いて展開が可能になりました。



これらは、【カウンターマッドネス】の主流である既存の《ヒャックメー》型では実現が難しく、大きな差別点と言えます。





↓前語りが長くなりましたが、こちらが今回のデッキリストとなります。↓




★デッキリスト★

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前述の通り【マッドネス】を強引に引きに行けるため、既存の型ではデッキの1/5くらいを占める【マッドネス】の枚数を《バイケン》4枚のみに抑え、今回は《邪王門》に大きく寄せた構築にしました。


大まかな回し方としては、

1.邪王門をいっぱい集める。
2.適当にビートしつつも、《ジャオウガ》で自分のシールドを0枚にする。
3.邪王門でカウンターして打点をいっぱい作る。
4.いっぱい殴る。 

以上となります。







★採用カード★


《百鬼の邪王門》4枚

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今回の構築では受け札としての側面が強く、基本的に相手の攻撃に対して発動します。後述する《シューマッハ》か《アントワネット》を踏み倒し、手札入れ換え効果により《邪王門》と【マッドネス】による連続展開を狙います。

また、バトル誘発効果により、《アントワネット》を能動的に自壊させる事が容易になった他、《バイケン》以外でも相手の盤面に干渉出来るようになりました。

やや心許ないですが、《デイヤー》込みで【SA】を8枚採用しているため、攻めの《邪王門》としての運用も一応可能です。



《新世界 シューマッハ》4枚

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カウンターエンジンその1。

前述の通り、《邪王門》と【マッドネス】の連鎖的な展開を狙います。そのため、基本的に相手ターン中に《邪王門》から踏み倒しでの運用が主になります。

例外として、相手が手札にボルドギやシノビ等の受けのカードを抱えている可能性が考えられる場合は、自ターン中に出してそれらを全て【ハンデス】するケースがあります。






《闘竜麗姫アントワネット》4枚

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カウンターエンジンその2。

自身の破壊時の手札入れ換え効果により、相手ターン中に破壊された場合に【マッドネス】を展開出来ます。
これにより、疑似的に破壊されないアタッカーとして運用します。

また、《邪王門》の対象が《シューマッハ》だけでは心許ないため、《邪王門》のバトル効果でミクセルと相討ちしたり、あえてバトルに負けることで自壊し、手札を入れ換える役割もあります。

場合によっては《シューマッハ》以上にドロー出来るため、こちらを優先して《邪王門》から出すケースがあります。

また、忘れがちですが手札を入れ換えずに【バウンス】も可能であるため、手札の内容や状況に応じて使い分けます。






《MEGATOON・ドッカンデイヤー》1枚

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カウンターエンジンその3。

相手ターン中に《邪王門》から捲れた場合に【マッドネス】とGRクリーチャーを同時に展開出来ます。また、こいつが場に居るときに《シューマッハ》や《アントワネット》が絡むとGR召喚が大量にストックされます。

殿堂入りしてしまったのが非常に悔やまれます。







《斬隠蒼頭龍バイケン》4枚

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数ある【マッドネス】の中で唯一相手の盤面に干渉出来るカードであるため、不用意にマナには置かずに基本的に手札にキープします。《邪王門》で処理出来ないサイズのクリーチャーはこいつで処理します。

《アントワネット》の効果で場に出た場合、手札から捨てられた枚数にはカウントされないので、この枚数分《アントワネット》のドロー枚数が減る点には注意が必要です。






《鬼ヶ大王 ジャオウガ》4枚

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《邪王門》の【鬼エンド】を達成するため、どちらかのシールドを0枚にする必要があります。

能動的に自分のシールドを全て手札に加えることで、手札を増やすだけでなく、攻めきれずに相手のシールドを0枚に出来なかった場合でも、自ら【鬼エンド】を達成することも可能です。



「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と言うやつです。







《"乱振"舞神 G・W・D》3枚

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相手の盤面をこちらのリソースに変換するだけでなく、《アントワネット》の弱点である、ブロッカー】の処理が主な役割となります。

また、《邪王門》から出すと最大2~3面処理出来るばかりか、【SA】であるため追加の打点としても運用出来るので、攻守ともに活躍します。









《海底鬼面城》4枚

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《ジャオウガ》や《邪王門》と言ったキーカードを集めるだけではなく、デッキの性質上、こちらの手札を多く見せることで、相手に【マッドネス】の存在をちらつかせる心理的な効果もあります。

相手にも手札を与えてしまうことになりますが、《シューマッハ》で全【ハンデス】することで与えたハンドアドバンテージを全て破壊出来ます。

また、《ジャオウガ》で能動的にシールドから剥がすことも可能です。その場合は要塞化してたこのカードは手札に加わらず墓地へ行くので注意しましょう。









《一なる部隊 イワシン》3枚

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このデッキでは、《アントワネット》と役割がやや似ており、相手ターン中に破壊されることで【マッドネス】を展開出来るため、一般的な墓地肥やしカードとしてではなく、主にアタッカーとして運用します。

また、手札から捨てられた場合や《邪王門》で墓地に落ちた場合でも発動するため、《シューマッハ》や《アントワネット》で引き直した後に追加の【マッドネス】を出す事が可能です。








《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》4枚

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単なるサーチとしてではなく、自分のシールド内容を確認出来るため、《ジャオウガ》で手札に加わるカードが把握できます。

手札やシールド内容との相談になりますが、サーチする優先順位は、《邪王門》≧《ジャオウガ》>《バイケン》>他のカード、のケースになることが多いです。

また、初見殺しの側面を強く持つデッキでもあるので、相手に公開せずに手札に加えることにより、相手へのデッキバレを防げます。







《永遠の少女ワカメチャ》1枚

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《鬼面城》や《邪王門》だけではなく、大量の引き直しをするため山札を爆速で消費します。
そのため、【LO】防止のための山札回復用のカードです。《イワシン》と同じく、《邪王門》で墓地に落ちた場合でも発動します。

また、《邪王門》で落ちてしまった【マッドネス】や墓地の《邪王門》を山札に戻して再度引き直しを狙う役割もあります。




《∞龍 ゲンムエンペラー》1枚

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《邪王門》や【マッドネス】による盤面の展開後に【ムゲンクライム】による召喚を狙います。

《アントワネット》が無力化されてしまいますが、《邪王門》や《シューマッハ》、《バイケン》、《G・W・D》等、無力化されないカードが多いため、《ゲンムエンペラー》下でも動きが制限されにくいのが特徴でもあります。





《キラードン》1枚

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《復讐 チェーンソー》1枚

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《デビル・ドレーン》1枚

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この3枚は自由枠です。

今回は《邪王門》に寄せて、盤面処理に優れる《キラードン》、10枚目のカウンターエンジンの《復讐 チェーンソー》、5枚目の《ジャオウガ》として《デビル・ドレーン》の3枚を採用しています。

今回は闇文明の枚数が少ないため、最低でも闇文明で、かつ扱いやすい単色の中から適当に選びました。





GRゾーン


《回収 TE-10》2枚

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一度使用した墓地の《邪王門》を回収し、再度使用する事が出来ます。恐らく今回採用したGRクリーチャーの中で一番当たりです。





《魔神轟怒 ブランド》2枚

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《ソニーソニック》2枚

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《ポッポーポップコー》2枚

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自ターン中に《デイヤー》を出した場合に、打点を形成できる《ブランド》と《ソニーソニック》、《アントワネット》の天敵である【ブロッカー】を処理出来る《ポップコー》を採用しています。

特別何か話す内容も無いので次へ行きます。









《アカカゲ・レッドシャドウ》2枚

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自ターン中では実質【SA】の1打点となる他、今回のデッキでは相手ターン中に出すことも可能であるため、その場合は、相手ターン中に相手のシールドをブレイクする事になり、実質【S・トリガー】ケアとなります。

《邪王門》で早期に場に出せれば、相手ターン中に《デイヤー》のGR召喚ストックが大量に貯まりやすいため、相手ターン中にシールドの全ブレイクも狙えます。






《サザン・エー》1枚

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《ゴルドンゴルドー》1枚

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GR召喚のストックが貯まった場合を想定して、こちらは使いまわせるリソースの回復と、盤面処理のため1枚づつ採用しています。







超次元ゾーン

《ガイアール・カイザー》2枚
《勝利のガイアール・カイザー》1枚
《勝利のリュウセイ・カイザー》1枚
《勝利のプリンプリン》1枚
《超時空 ストームG・XX》1枚
《時空の戦猫 ヤヌスグレンオー》1枚
《時空の英雄 アンタッチャブル》1枚

※画像は割愛します、ブラフなので。


今回は不採用ですが、このデッキタイプにはこのカードが採用されるケースがほとんどであるため、

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ブラフとして非常に効果的であるため採用しています。

(無くもいいです、使わないので)








★採用候補カード★


《異端流し オニカマス》

踏み倒しメタと場持ちの良いアタッカーです。場合によっては《イワシン》との入れ替え候補になります。
※メジャーなカードであるため画像は割愛します。


《光牙忍 ハヤブサマル》
《メメント守神宮》

《アントワネット》を【ブロッカー】にすることで自壊させます。《ハヤブサマル》は《メメント》に比べて奇襲性が高く、《バイケン》ともシナジーします。
対する《メメント》は展開した盤面も【ブロッカー】化するため盤面が強固になります。
※メジャーなカードであるため画像は割愛します。





《無頼聖者サンフィスト》

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【ブロッカー】持ちの【マッドネス】で、《バイケン》で処理出来ない除去耐性持ちのクリーチャーへの壁役になれます。





《サイチェン・ピッピー》
《スーパー・サイチェン・ピッピー》

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このデッキタイプではほぼ採用されますが、《邪王門》による打点形成が可能であるため、今回は採用しませんでした。
しかし、【マッドネス】を強引に引きに行けるため、既存の型よりは《ストームG・XX》を作りやすいと思います。





《影より出でて影に還るシャドウ》

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強制攻撃付与により相手に打点を溜める隙を与えず、強引に《邪王門》でカウンター出来るようになる他、シールド追加により《ジャオウガ》のバリューが上がります。





《憎悪と怒りの獄門》

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《ジャオウガ》により能動的にシールドを0枚に出来るため、《邪王門》を警戒して相手が攻撃して来なかった場合のカウンターになり得ます。




《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》

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手札を抱えるデッキの性質上、召喚制限効果と相性が良く、【ビビッドロー】を達成するためデッキトップ操作のカードも同時に採用することになります。
その場合、副産物としてデッキトップ操作により《邪王門》で任意のクリーチャーを出すことも可能になります。


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最後になりますが、《デイヤー》を入れ換える事により、新レギュレーションの【オリジナル】にも一応対応出来ます。
メインデッキには極端に高価なカードは多分無いので、興味を持った方は是非遊んでみて下さい。



《邪王門》に寄せすぎたため、ほぼ【カウンター邪王門】と言ったほうが正しい気がしますが、以上が新時代の、いいえ……







【新世界カウンターマッドネス】でした!


(《新世界 シューマッハ》だけにね。)




あしえ





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