![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26641757/rectangle_large_type_2_733ab1ea57d25703d95c18c7f9aca810.jpg?width=1200)
しくじり先生 ~ポンコツの呼吸~
初めましての人は初めまして、木村あしえです。
TCGに限らず、何事も経験が大切ですがそれは常に良い結果の事とは限りません。
皆さん必ず一度はしたことあるのではないでしょうか?
プレイングミス。
こういった経験を積み重ねることも上達するためには必要不可欠であり、ミスをしてしまったと言う「結果」だけで終わるのではなく、ミスが発生した「過程」や「考え方」を整理し、次に繋げることが大切です。
しかしながら、僕はポンコツ野郎日本代表みたいなところがあるため、もはやプレイングミスとは言い難い、一般的なプレイヤーなら決してしないと思われる、"しくじり"があります。
今回は僕がcsで実際に勝てる試合を負けにした、
"しくじり"についてご紹介します。
1.ダンディ・ナスオ失踪事件
最初の事件現場はDM甲子園、僕は東北屈指のデッキビルダーちゃまさんが当時作成したアレフティナ型のイメンループを使用していました。
ほぼループパターンに入っており、ループパーツであるラグマールが山札にあることが確定していたため、ひたすらにジャスミンループで山札を掘り進めていました。
しかし、ラグマールはおろかボトムを固定出来るディスピエロも一向に見つからずとうとう山札が残り2枚になってしまい、ボトムのラグマールが回収出来ずにLO負け。
対戦が終わり、カードを片付けていると盤面に埋もれていたあるカードが顔を出しました。
おや???
もう皆さんお気付きでしょう。
ナスオをバウンスして再召喚していればボトムのラグマールを回収し、ループに入る事が出来たのです。
僕はループ中の乱雑な盤面に埋もれて気付きませんでした。(使ったカードくらい覚えとけ)
僕はこの事件を期にカード捌きは綺麗にするように心掛けています。
2.革命チェンジし忘れ事件
事件現場はおやつ東北個人戦、僕は対モルトNEXT最終兵器だった、あくうぇ式ロージアダンテを使用していました。(ウィズダム・フェウスとかアルスパが入っていたやつ)
対面は勿論モルトNEXT・・・
ではなく、当時デッキが発売されて間もなかった頃のドルゲユキムラ
打点で越えにくい相手のデスマッチ・ビートルがひたすらに重く、しかも2体立てられてしまい圧倒的に不利な状況でした。
なんとかウィズダムやアルスパを駆使して同一ターンに2体を除去し、ダンテを絡めながら相手の盾を0枚にすることに成功します。
また、予めエメラルーダで盾に天門を仕込んでおいたため、ウィズダムをミラクルスターに革命チェンジしてアルスパを回収すれば確定で耐えることが出来るため、ターンが帰ってくれば概ね勝てる……、
は ず だ っ た
相手の盾を0枚にし、ターンを返した後に盤面と手札の違和感に気付いたのです。
「(あれ?手札のウィズダムどこだ??)」
「(うん?ミラクルスターもう1枚持ってたっけ??)」
「(………!!)」
ミラスタ革命チェンジしてねえ!!
実はダンテにはチェンジ出来たものの、ミラクル・ストップが手札に無かったため、最初の3点で吸い込むナウがトリガーした場合に怪しくなる状況でしたがこれが通り、細い勝ち線を通せつつある興奮のあまり、次の革命チェンジをし忘れたのです。
そのため盾で受けきることが困難になり、おまけに制限時間も迎えたため、初歩的なミス過ぎた恥ずかしさもあり投了。
見ていた友人曰く、最悪スペゲには持ち込めた可能性はあったそうですが、それでも「概ね勝ち」を「最悪負け」にしてしまったのでお粗末な話です。
皆さんは、危機的状況を脱したからといって興奮して足元を見失わないようにしましょう。
3.途中までオリジャケア事件
事件現場はおやつ東北殿堂構築チーム戦、僕が使用していたのはヒラメキウォズレック、予選抜けをかけた予選最終戦でチームは1ー1、僕の試合に全てが懸かっていました。
最速で展開を開始しましたが、モアイランドとヴァリアブル・ポーカー、エクストラホールが盾落ちでモアイランドの着地まで繋げることは不可能でした。
相手はビッグマナ系のデッキで、最低限オリジャをケアするためにズテラでマナを空にした後、2コスを展開して3マナまでマナを伸ばしてから殴るプランに切り替え、目指すゴールが見えていました。
そして、ゴール直前の3マナ目をチャージするターンに僕の思考がバグり、とんでもない暴挙に出ます。
僕「ノーチャージでオボロカゲロウを召喚!」
みんな「えっ!???」
オボロの手札交換のバリューに目が眩み、マナチャージをしなかったため、本来の目的であるオリジャがケア出来ていなかった訳です。
いざ殴るときに事の重大さに気付き、もしオリジャを手打ちされた場合に勝てなくなるため、殴り始めるも自業自得と言わんばかりにオリジャをしっかり踏み盤面が壊滅して敗北。
余談ですが、この前日におやつ東北2ブロックのチーム戦で優勝しており、両日とも同じチームだったため2連覇が懸かっていただけに本当に申し訳なく、天国と地獄を味わいました。
皆さんは目先のことに囚われて、本来の目的を見失わないようにしましょう。
※もし見ていたら組んでくれた2人へ
本気で反省しているため、ネタにするか悩みましたが許して下さい。
4.ラキナン宣言数字忘れ事件
最後の事件現場はシーガル泉cs、僕はダールエモG型が流行する前のウェイブ型のシータミッツァイルを使用していました。
対面はドロマーハンデス、ラッキーナンバーで「3」と「7」を宣言し、オリジャとテック団をケアしながら盾を詰めましたが、ダイスベガスがトリガー、Dスイッチ→レアレジで盤面のミッツァイルや大量のマナゾーンがバウンスされ、ターンを返しました。
それでも盤面には、大量のGRクリーチャーやウェイブが残されているため、ナンバー宣言下で相手がこの盤面を返すのは容易ではありません。(墳墓でも盤面が残る)
もし、この盤面を返せればこちらはマナが壊滅的なので立場が逆転するため相手は長考、そして相手の逆転の一手とは……。
相手「オリジャで」
僕「おっけーです」
…………。
うん?????
この男、自分で「3」を宣言したことを忘れているのである。
本来放たれることのなかったオリジャにより盤面は壊滅し、その後も粘るが時間切れになったため、僕は投了。(またオリジャかよ)
しかし、今これを書いているということはこの男は気付いたのだ、自分で「3」を宣言していたことに…
1週間後にな!!!
以上が僕がcsで実際にやらかした"しくじり"でした。
正直こんなしょうもないミスをするのは僕だけだと思うので教訓も何も無いような気がしますが、皆さんはcs中や試合中はちゃんと集中するようにしましょう。
絶対に僕みたいにはなるな!
約束だぞ!!
あしえ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?