誰かの為の料理

毎日毎日料理している。
私は食べることが好きで何でも食べられる。
子供らもまぁ多少の好みの差はあれど出されたものは食べるし、なんならよく食べるほうだと思う。
旦那に至っては多分結婚してからごはん残したこと無いと思う。

家族皆美味しいと言ってお皿を空っぽにして、
全員スクスクすくすく順調過ぎる程育ってるので、嬉しいし作りがいもある。
このご時世外食も不安があるし、子供3人ともなると栄養バランスや旬や彩りを考えたり、なかなか手間はかかる。
自分の味に飽きたりもするしめんどくさい時もあるし、正直料理したくない日もある。
でも今私は専業主婦で、これを仕事だと思っているので、頑張って料理している。


お料理上手な義母様はお肉お魚の脂が嫌いだった。
なのにステーキもハンバーグも、ブリの炊いたんも揚げ物も何でもつくる。
自分は食べない。
食べても赤身の部分少しだけ。

同じくお料理上手な祖母は瓜アレルギーだった。ぬか漬けは美味しかったし、ポテトサラダには大量のきゅうり。
祖父の仏壇にはしょっちゅうスイカやメロンがお供えされてたけど、勿論自分は食べられない。

ふと思う。


自分が食べないものを、毎日準備してつくるって
しかもそれを美味しく提供してくれるって
ただ「家族それぞれが好きな美味しいものを食べさせてやりたい」っていう愛情以外の何でもないよな。

…あれ?
うちの母の得意料理はなんだっけ。
まったく思い出せん。
そういえば母は料理嫌いだった。

でもまぁ愛されていた記憶もあるし、取り敢えず元気で、大人になっているので、いいか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?