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私とベイスターズ DeNA編

こんばんは。melon.です。

NEW GENERATION IS HERE.

キャンプインまであと僅か。球春に向けて、機運が高まるのを感じます。

新キャプテンの佐野選手。応援しています。

『FOR REAL』の終盤で筒香選手が語っていましたが、キャプテンの重圧を一人で抱え込むことなく、佐野選手の魅力で新しい時代を創ってほしいと思います。

2020年シーズンは佐野選手自身もレギュラー争いの最中にあり、自身とチームの成績の二重で苦しむこともあると思います。そこをチーム全体で支え合い、キャプテンがハッピーな組織作りを目指してほしいです。

新しいビジターユニフォームもカッコいいですね。旧ビジターユニより横浜ブルーの比率が多くなり、より先進的でシャープな印象を受けました。新しい時代を自分たちが主役になって切り拓いていく、そのような強い意志を感じるデザインだと思います。はやくこのユニフォームで躍動する選手の姿を見たい気持ちになりました。

さて、今回は私とベイスターズ DeNA編です。大して面白くもない自分語りにお付き合いいただき、有り難うございました。私とベイスターズシリーズ最終章にしようと思います。

チームの成長と自分を重ねて

2011年。ベイスターズに大きな転機が訪れます。球団の身売り問題。最終的にはDeNAに株式が譲渡され、横浜DeNAベイスターズとして新たな船出となりました。

当時はチームがどうなろうと、選手を応援していくつもりでしたが、チームが横浜を離れるのでは?と話題になった時にはさすがに困惑したのを覚えています。

しかし、チームは横浜に残り、中畑清氏が監督に就任。私も早速Mobageに登録しました。

その時私は高校生。多感な時期のなかで、中畑イズムにより変わろうとしているチームの姿に多くの刺激をもらいました。

野球選手である前に一人前の人間であれ。何点差でも諦めない。応援してくれる全ての人を大切にする。

チームが弱くても、中畑監督の熱い人間性に私は魅せられていきます。

2012年シーズン最終戦後のミーティングの言葉。

『ダグアウトの向こう』でみる、石川選手や荒波選手とのやりとり。

シーズン3度の7点差逆転。

チームの成長に自分を勝手に重ね、ベイスターズとともに私も成長している。そのような感覚を感じるようになっていました。

横浜優勝とベイスたん

さらに、中畑監督とともに私を救ってくれたのは、どこまでもポジティブな横浜優勝という言葉とベイスたんです。

勝つことの喜び、勝つことの難しさ。どんなに自分を律し、ベイスターズのためにと尽くしても、想いが叶ったり、届かなかったりという矛盾や理不尽。

野球とは人生そのもの

ホントにその通りだと教えてもらいました。

中畑監督退任。ラミレス監督誕生。

中畑監督は確実にチームを変えました。しかしチームの成績は振るわず。中畑監督は退任し、ラミレス監督が就任します。

ラミレス監督も私の人生に大きく影響を与えた人物です。

中畑監督は持ち前の発信力でトップダウン型の監督であったのに対し、ラミレス監督は自身も組織のリーダーとしてチームの先頭にいながらも、選手が実力を発揮できるよう適材適所にマネジメントしていくボトムアップ型のリーダーであると考えています。

※これに関してはラミレス監督が良くて中畑監督が悪いというわけではなく、中畑監督がチームを変えてくれたからこそ、ラミレス監督のマネジメントが活きてくると考えます。しかし、筒香選手が自身のキャプテンシーを存分に発揮できたことはラミレス監督の手腕が大きいと考えています。

Tomorrow is another day.

どう始めるかではなく、どう終わるか。

この二つはラミレス監督により、私が大きく影響をうけた言葉です。

良いことも悪いことも切り替えて、明日のために準備する。

スタートダッシュを決めることに力を注ぐだけでなく、ゴールから逆算し、そのゴールのために必要なことを考えていく。

日本の心とラテンの文化を知るラミレス監督が発する言葉は、根性論や規律・責任にとらわれていた私の頭にものすごく刺激になりました。

特に最近、どう始めるかではなく、どう終わるか。のマインドは現代の日本社会においてとても重要ではないかと考えるようになりました。

スタートに固執して、着地が不明瞭。

会議のスタートは時間きっちりに始まるのに、終わる時間にはルーズで、論点がぶれたり、いたずらに時間を消費している。そういった光景はどの組織でもみられるのではないでしょうか?

スタートで結果を出すことに多くのエネルギーを費やすだけでなく、たとえスタートで躓いても、ゴールを見据え、納得できる決断をしていく。このマインドはとても大切だと感じています。

少々熱くなってしまいました。

しかし、ラミレス監督のマネジメントは私にとって、モデルケースの一つです。

収穫

今回は長文になりました。

私はDeNAベイスターズになってから、チームとともに成長してきたと思っています。

この気持ちはきっとこれからも変わることはありません。

ベイスターズが今後私にどの様な刺激をくれるのか、楽しみで仕方がありません。

さあ、もうすぐで2020年シーズンが始まります。

今年は人生で2度目のキャンプ見学に行けることになりました。

キャンプ見学手記もいずれ書けたらと思っています。

これからもお付き合いいただければ幸いです。

有り難うございました。

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