ダブルバトル【最高423位】【最終562位】ハイスぺ妖狐と晴れエース
初めまして。みっちーです。
シーズン8お疲れ様でした。
今回剣盾ダブルに初挑戦して自身で目標にしていた瞬間最高500位以内、最終800位以内を達成できたので記念に構築記事を残しておきます。
【構築、ダブル挑戦経緯】
最推しVtuberである紙代なつめちゃんのイメージにピッタリな色違い原種キュウコンを使用して上を目指したい!という実にオタクな理由で挑戦を決意
原種キュウコンを使うならシングルよりダブルの方が強いだろうという判断しダブルバトルに挑戦してみることを決め、筆者の緑版からの相棒であり元々ダブルでは強かったらしくキョダイマックスが追加されて更に性能が上がったフシギバナと組み合わせた晴れパを組んでみることにしました。
エースがフシギバナだけではパーティーパワーが足りなくなると思い圧倒的火力で相手を焼き払えるリザードンを採用。ダイマックスしても耐久に多少不安があるエースの補佐役としてピッピを投入。この4匹は早い段階で確定となりました。
後の2匹は120戦くらいまでオーロンゲ、ルガルガン、ドサイドン、サマヨールといったポケモン達を入れていましたが1000位台から抜け切れず困っていたので状況を分析し以下が課題だと感じたのでそれらに対抗できるポケモンを探すことにしました。
・この指+トリックルームを止められない
・オーロンゲやルガルガンがなぜかイエッサンの前で置物と化す
・エースバーンに先にダイジェットを積まれていると晴れ下のフシギバナでも抜かれるため厳しくなる
・雨パへの立ち回りが窮屈すぎる
・バンギラス、ドラパルトが重い
これらの課題を解決するためにこの指を無視してトリックルームを阻止でき、エースバーンや雨パを相手にした際自身がエースとなって戦えるジュラルドン、バンギラスとイエッサンとドラパルトに強く不意打ちで上から多くの相手を縛れる一撃の型ウーラオスの2匹を採用して構築が完成しました。
【個別解説】
キュウコン@気合の襷
特性:日照り
臆病 149(4)-x-95-133(252)-120-167(252)
熱風/嘘泣き/守る/催眠術
ハイスぺ妖狐剣士Vtuber
ASMRやソシャゲ、マイクラといったゲーム配信を主に行っている個人勢Vtuber期待の星!!
というのは色違い原種キュウコンがぴったりな紙代なつめちゃんのことであるのでオタクはここまでにして真面目に解説します。
軸となる天候起動要員 選出率2位
まずこの子を採用するにあたって真っ先に考えなければならない点がコータスとの性能や役割の違いを意識することでした。正直に言ってしまえば単体スペックや環境も踏まえてコータスの方が優秀であるのは否定できません。コータスとの違いを意識した点は以下になります。
・アローラキュウコン以外全ての天候要員より素早さが高いため天候取り合戦を行う際初手に投げるのは厳禁
・トリックルームに対して切り返せないのでトリックルームをさせない動きをする必要がある
・噴火のような高火力技もないので自身で暴れるような展開を想定していない
・素早さが高いのでフシギバナ以外の隣のポケモンより先に動くことができ、相手側の多くのポケモンに対してもそれが言える
他にもあるとは思いますが筆者が意識していたのこれくらいになります。
そのため技構成をリザードンと共に上から相手を制圧するための熱風、隣のポケモンの(たまに自身も)火力を擬似的に上げることができる嘘泣き、あれば便利な守るを確定として、最後の1枠をただ上から行動できるだけでワンチャンが生まれる催眠術を採用しました。
上記の意識した点を踏まえて、初手からリザードンと並べて制圧していく、フシギバナが場に出ている際に裏から出して天候を奪うことで素早さ関係を逆転させるといった動きが主な役割。持ち物は1でもHPが残っていれば仕事ができるため気合の襷を持たせました。
きちんとコータスとの違いを意識しそれにあったパーティーを組めばコータスに引けを取らない優秀な天候起動要員として大活躍してくれました。
今回結果を残せたのは間違いなくこの子とこの子を使うきっかけとなった紙代なつめちゃんのおかげなのでTwitterとYouTubeへのリンクを張っておくのでチェックしてくれたら嬉しいです。
フシギバナ@命の珠
特性:葉緑素
控え目 156(4)-x-103-167(252)-120-132(252)
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/大地の力/守る
エースその1
文句無しに最強でした。晴れ下での縛り性能、キョダイベンタツでの削り、ダイアシッド、ダイアースで火力と耐久上げられることによる立ち回りの豊富さと強い部分をいくらでも挙げられます。
選出率も1位でほぼ全ての試合で選出しました。
晴れ下で上がるのは素早さだけのため火力アップ用に命の珠で採用。
眠り粉を当てる前提でいると外しが負けに直結するため採用したくない、炎打点はキュウコンとリザードンで充分なためウェザーボールも不要と判断したため最初から最後までこの技構成で使い続けました。
草打点をギガドレインにしているのはエナジーボールとダイマックス技の打点が変わらず、連発したい場面が多く、体力管理にも役立つと判断したためです。実際ギガドレインのおかげで勝てた試合もありました。
リザードンとジュラルドンとフシギバナのどのエースにダイマックスを切るかは相手の初手を見てからしっかり決めて動くのが大事になってきます。
とにかくこの子を信じ抜くことが大切で上から行動するということの重要さを改めて実感しました。緑版からの相棒が環境トップで大活躍してくれているのが本当にうれしいですが広角レンズ以外での初手ねむりごなは許しません。
リザードン@拘りスカーフ
特性:サンパワー
控え目 153-x-99(4)-177(252)-105-152(252)
熱風/暴風/ソーラービーム/ブラストバーン
エースその2。選出率3位。
超火力で全てを焼き払う姿は見ていて爽快の一言に尽きます。
キュウコンと一緒に熱風撃ってるだけで勝った試合がめちゃくちゃありました。持ち物はフシギバナに命の珠を持たせたこと、キュウコンの嘘泣き→ダイマックスリザードンの攻撃と行った流れが強いんじゃないかと閃いたこと、フシギバナにダイマックスを切る際にリザードンの削りを事前に入れておくと楽になること等様々な点を踏まえてスカーフを選択しました。
上記のことから最速にする理由がないため火力アップも兼ねて性格は控え目。
守るがないことで窮屈に感じた場面も多かったですがそれを加味してもスカーフでの採用は正解だったと思います。特に対イエッサン+フーディンは本来このポケモン達ではウーラオスしか対応できないのですがスカーフリザードンで上から熱風するだけでイージーウィンできます。
ダイマックスで拘り効果が解除されるのでダイマックスエースとして暴れることも多かったです。。。が最速でないためリザードンミラーでは絶対にやってはいけません。熱風で削って裏のウーラオスの不意打ちやフシギバナで縛れるようにしましょう。ダイマックスしない時は基本的に熱風しか撃たないので他の技はダイマックス技の火力優先で高火力技のみです。
ピッピ@進化の輝石
特性:フレンドガード
図太い 175(236)-x-110(252)-x-88(20)-55
H:16n-1調整
この指止まれ/手助け/守る/サイドチェンジ
エースを補佐する名脇役。選出率4位
特性のおかげでいるだけで仕事するしこの指により安全にエースを動かせる。その分ヘイトが集まるので守るは必須だと思いました。この指、守るは確定で手助けはあれば便利と思い採用、最後はダブルバトルの闇であるサイドチェンジ。この技のおかげで勝てた試合も負けた試合も数知れず・・・
出すだけで強いですが最も輝いていたのは対エースバーン。エースバーン+エルフーンみたいな構築にはピッピ+ジュラルドンから入るとお互いの相性補完が優れているためサイドチェンジを駆使することでエースバーンを完全にいなせます。
ジュラルドン@突撃チョッキ
特性:筋金入り
控え目 175(236)-103-135-189(252)-73(20)-105
H:16n-1調整 D:余り
流星群/ラスターカノン/10万ボルト/ドラゴンテール
トリックルーム阻止要員兼相手によってはダイマックスする3体目のエース。選出率5位
特性によりこの指や怒りの粉無視で攻撃できるのが非常に優秀でした。主にサマヨール入りの構築に初手で投げます。トリックルームを張られたら即負けのようなパーティーなのでサマヨールにドラゴンテールを撃つのが最も重要なお仕事。サマヨール以外のトリックルームはリザードンキュウコンで焼き払えるので余り考えていません。
フシギバナだけでは不安な雨パの対策も兼ねて突撃チョッキを持たせてキングドラと撃ち合えるようにしました。カジリガメはゴリランダーのせいで完全にいなくなってるようなので考慮外です。実際当たりませんでしたし。
ピッピの解説でも記載した通りエースバーン入りに積極的に投げダイマックスしていきます。フシギバナとリザードンのダイマックスはこちらのエースで押していく形ですがこの子がダイマックスする際は相手のダイマックスエースを返り討ちにする形で動きます。
技構成に関しては雨パに出すつもりだったので10万ボルトを入れてますが殆ど使わなかったのでこの枠はなんでもいいかもしれません。チョッキを持たせて場持ちをよくしているのてっていこうせんではなくラスターカノンにしましたが1長1短な気がします。竜技2つは確定です。
ウーラオス(一撃の型)@黒い眼鏡
特性:不可視の拳
意地っ張り 176(4)-200(252)-120-74-80-149(252)
暗黒強打/インファイト/不意打ち/見切り
このパーティー唯一の鎧環境からの参戦。(キョダイフシギバナは除く)
とにかくバンギラスがきつい!エスパー一貫するとワイドフォースがやばい!ドラパルトがダイマックスエースにもなれる構築がしんどい!ついでにキョダイベンタツやキョダイゴクエンで削れた相手を上から縛りたい!
そんな我儘を全て解消してくれた救世主ポケモン。選出率6位
襷が余ってなかったので黒い眼鏡で我慢してもらってます。
ちゃんとダメ計してないから役に立ったかはよくわかりません。。。
ジュラルドンと合わせてシーズン最終日から投入しました。選出率は低いですがめちゃくちゃ強かったです。本当に上記の問題を全て解消してくれました。終盤のダイマックスがお互い亡くなった後での特性による守るの無効が頼もしすぎました。
【選出、立ち回り等】
基本選出
初手:キュウコン+リザードン
裏 :フシギバナ+ピッピorウーラオス
相手に天候操作役とサマヨールがいない場合は基本的にこれで出します。
初手で熱風×2で制圧できる場合は脳死で熱風を押して裏のポケモンにリザードンかフシギバナのダイマックスを押し付けていきます。フシギバナよりリザードンのダイマックスの方が通ると初手の対面で判断した場合は1ターン目からリザードンがダイマックスして暴れて後半残った相手をフシギバナで上から処理していきます。
対エースバーン&エルフーン
初手:ジュラルドン+ピッピ
裏 :ウーラオス、フシギバナ、キュウコンから選択
エースバーンに対してはジュラルドンでダイマックスをして隣のサポート役にダイスチルやダイドラグーンを撃ち無力化させていきます。その際ピッピが狙われるので守るで一旦様子見しピッピ次のターンからサイドチェンジでピッピとジュラルドン両方を守る動きを強気に行います。ダイマックスさえ切れればエースバーンはウーラオスや晴れ下フシギバナで縛れるので問題ありません。逆にこちらはダイマックスが終わっても耐久が上がったピッピかジュラルドンが場に残っているので有利に戦えます。
エースバーンに限らず追い風パに関しては晴れ下フシギバナもあまり意味がないのでピン出しすることも多かったです。
対砂パ
初手:フシギバナ+ピッピ
裏 :キュウコン+残り3匹を相手の手持ちにより選択
キュウコンの解説でも記載した通り初手にキュウコンを投げてはいけません。相手が初手からバンドリでくる場合は裏からキュウコンを投げつつフシギバナでドリュウズ方向にキョダイベンタツを撃ちます。バンギラスに対して1ターン目に自分から弱点を付くことはできないのでベンタツの定数ダメージをいれることで次のターン以降で再度のキョダイベンタツでの突破を狙います。
対雨パ
初手:ジュラルドン+フシギバナ
裏 :キュウコン+残り3匹を相手の手持ちにより選択
初手でジュラルドンとフシギバナどちらにダイマックスを切るか決めて迅速にキングドラを処理しに行きます。あまり多く当たらなかったので立ち回りが確立できていません。キングドラさえ処理できればそこまで困ることはないですが一度だけ最後まで残ったダイマックスをニョロトノに切られて負けたりニョロトノの催眠術が当たって負けたりしたのでニョロトノも早めに処理した方がいいのかもしれません。
対この指+サマヨール入り
初手:ジュラルドン+フシギバナorピッピ
裏 :ウーラオス+初手枠で出さなかった方
この指要員がトゲキッスならフシギバナ、イエッサンならピッピを初手にだします。サマヨールにドラゴンテールしながらフシギバナがトゲキッスにダイアシッド、ピッピはとりあえず守るからスタートします。正直サマヨールは様々なパーティーに入ってくるポテンシャルがあるので正解はわかりません。とにかくトリックルームさせないように動きつつこちらのダイマックスを通し切るしかないです。特にバンギラス入りにトリックルームを張られたら確実に負けです。
【最後に】
今回初めて剣盾ダブルに挑戦しましたが上位のポケモン達のパワーは凄いですがシングルのようにエースバーン1強!使わないのは舐めプ!みたいになっていないのと様々なギミックがあるため色々なポケモンにチャンスがあるのではないかと思いました。もちろんより強いポケモンを使用した方が汎用性とかは上がるでしょうけど。
ウーラオスとジュラルドンは最後に入ってきましたが構築のベースを変えずに最終日までポケモン達を信じて対戦し結果が出せてよかったです。とはいえまだまだな部分は数多いので今度挑戦する際は更に上を目指してみたいですね。
これを見てくれたポケモンユーザーが紙代なつめちゃんに、紙代なつめちゃんのリスナーがポケモンに興味を持ってくれたら嬉しいです。
長くなってしまいましたがここまで見てくださった方はありがとうございました。
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