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中村憲剛はなぜ守備が上手いのか?解説者・戸田和幸が彼の頭脳と論理に迫る。【中村憲剛インタビュー1/4】書き起こし

中西哲生(以下、中西) さあ、それでは中村憲剛選手にインタビューを始めたいと思います。よろしくお願いします。

中村憲剛(以下、中村) 宜しくお願いします。

中西 やっぱり、言うと実現しますね。

戸田和幸(以下、戸田) 何で来てくれたんですか?

中村 えっ!? お二人が、小澤さんも含めて、やられているのを見ていて、楽しそうだなというのがまずあって。自分もそこに入ったらどんな感じなのかな?というのを、哲さんにもそうですし、戸田さんにもお話しして。「来ちゃいなよ」みたいな感じだったので(笑)。

戸田 来ちゃいなよって言われたんだ? 先輩に「来ちゃいなよ」と言われて。

中村 「えっ、いいんですか?」と言って。日程も合わせていただいて。実現の運びとなりました。

戸田 いや、感謝、感謝です。

中西 感謝ですよね。

中村 いや、こちらこそありがとうございます。

中西 こういうコンテンツに現役の選手が、しかもトップレベルの選手が出てくれるのは戸田さん、嬉しいですよね?

戸田 2回目ですか、われわれは?

中西 そうですね。鈴木大輔(現浦和レッズ)が出てくれましたから。

戸田 ドキドキします。緊張してきましたよ、僕は。試合前みたいにピリピリしています。

中西 キックオフ前の静けさ、みたいなね。

戸田 今日を境にまた人生が変わってくるんじゃないか、みたいな。

中村 いやいやいや。そんなハードルを上げないでください……(苦笑)

中西 でも、われわれとしては「言語化」ということにすごくフォーカスしてやっているので。おそらくは、Jリーグでプレーしている現役選手の中ではトップクラスの言語化力が。

戸田 まあ、トップ・オブ・トップですね。

中西 はい。

中村 ありがとうございます。なんか、恥ずかしくなってきたな……(笑)

戸田 上手い選手はたくさんいるし、判断力に優れている選手もいる。その中でちゃんとそれを言葉に変換できているというのはなかなかいないんですよ。それがまた、われわれの仕事(=解説業)の方まで侵食してきているので。

中村 いやいやいや……(苦笑)。

中西 そう。オフに解説したりしている時に、先日も2人が同じ試合を解説するみたいなこともね。裏表で。

戸田 ちょうど……。

中西 そんなこともあって。でも、それだけ現役の選手が解説の世界に呼ばれるということは、そちらの方からも「中村憲剛が話す解説をちょっと聞いてみたいな」という要望があったからですよね?

戸田 オフになると毎シーズンやっていますよね?

中村 そうですね、ここ5、6年は毎年1回はやらせてもらっていますね。

戸田 確実にニーズがあるというのと。言葉を大事にサッカーをしてきたんだろうなというのと。サッカーが好きだなというのがわかります。「サッカー小僧だな」って。

中村 そうですね。解説というよりも、その試合がどうなっていくのかを、いちファンとして楽しみながら話をしている感覚ではまだいるので。けどそれが、みなさんが気に入ってくれているのであれば、それでいいのかなと。

戸田 今、いくつになりましたか?

中村 38歳です。

戸田 血管年齢は?

中村 50歳です。

一同 (爆笑)

中村 これ出ますか?やっぱり……。これは衝撃でしたね(笑)。

戸田 38歳で、現役の時点で「おおすごいな」と思うじゃないですか。アスリートの中で。なのに体の中は、実は50歳という。

中西 それは何なんですか?

中村 ただ、「激しいスポーツをやっている人は意外とそういう血管の硬めの人が多い」とは、ものすごくフォローしていただきましたけど。明治安田生命の方に。いやオレ、本当、松岡修造さんには絶対に勝っていると思っていたので……。

一同 (爆笑)

中村 本当にショックすぎて、外にいましたけど、外で見せちゃいけない顔をちょっとしましたね。ショック過ぎて……。

中西 今回、カトルセ(0014catorce)としては、僕ら3人が話す時に、打ち合わせはやらない。

戸田 しませんね、基本的には。

中西 僕らは打ち合わせをしないんですよ。いきなりドン、なので。いつも。しかもそれを撮って切り取って出すということをしていたんですけど。なんと今日はですね……、戸田さんがこんなレジュメを作ってきてくれました(笑)

一同 (爆笑)

中西 今までこんなことやったことないでしょ、こんなの?(笑)

戸田 いやまあ、ちょっと時間があったので。飛行機の移動中に。「オレ、どんなことを聞きたいのかな?」と思って、ずっとこうスマホに打ってい感じですね。

中西 「中村憲剛という一人のフットボールプレイヤー」

戸田 1回いろいろと、こう書いていったんですよ。

中西 聞きたいことを箇条書きに?

戸田 聞きたいこと? そうですね。簡単に言えば、「何でこういう選手になったのか」というところが1つ。あとは、実際にプレイヤーとして見ている世界のこと、頭の中が知りたい。教えて欲しい。

中西 わかる、視覚と感覚みたいな。

戸田 具体的にたとえば、2018シーズンだったら、この場面とこの場面、守備と攻撃の1個ずつとか。それは多分、この動画を見る人でも思い出せるやつ。実際にそれが得点につながったやつとか。そんな形でちょっと書いていたんですよ。

中西 確かに、われわれとしては映像を使えないこと逆手に取るという方法が。

戸田 「ああ、あれか」みたいな。あとはただ単にサッカーが多分すごく好きなので、サッカーを見る時にどういうところを見ているのですか?とか。技術だったら「止める・蹴る」についても、哲生さんも「止める・蹴る」に特化していますが、実際にこのトップの選手はどういうようなこだわりを持って、どういうところに気をつけながらプレーしているのか?とか。

それがこの3ラインがあったら、わからないですけど「ゾーンが3つあります」とか「ハーフスペースがある」とか。そういうのをどのくらい意識しているのか知らないですけど。現役の選手だから。そういう中でどういうふうに、対戦相手がプレッシャーをかけてきた時に、真ん中にいる選手なので、自陣から進む時は基本的に背中を向けているじゃないですか? その背中向きの視野で何を基準にポジションを取っているのかな?とか。逆に言うと、彼はすごく守備が上手なんですよ

中西 上手いですね。

中村 これはありがたかったですね、本当に。

戸田 胸を張っていいですか?

中村 これは本当に戸田さんが最初に言ってくれたので、メディアの人たちも注目してくれたので。本当に嬉しかったです。あれはね、攻撃を褒められるよりかなり嬉しかったですね。

中西 あれは多分、夏前ぐらいですよね? そういう話がパッと出たのは。

戸田 昨(2017)シーズンからしています。

中西 確かに元々言っていたけど、取り上げられ始めたのが。結構、川崎フロンターレファンがたまにツイートしていますよ。「今日解説、戸田さんだって。よし!」みたいな。

中村 「よしっ!」みたいな(笑)

中西 いやいや、言っているよね、結構?

戸田 多分、負けてないんじゃないかな? 僕の解説は。

中村 そうですね。

戸田 「僕の解説」というのはおかしいですけど(笑)。でも、1.5列目からの守備と、もう1列下がった時の守備は違うじゃないですか? その違いをどう考えているのか?とか。

中西 せっかくなので、そこから行きましょうよ。まずはその守備のことから。

中村 そうですね。何から話せばいいですかね。

戸田 いわゆるその相手のフォーメーションにもよるんでしょうけど、アンカーのポジションを消したところから1列前まで出て行って、CBのところまで寄せて、しかも彼なりのスプリントですよ。彼なりの、ね。

中村 はい、私なりのスプリントです。

戸田 すごい速いわけじゃないですけど、コース取りが上手い。タイミングの取り方も上手。僕は基本的に1つ後ろでプレーしていたから、わかるんですよ、それが。出て行った時に、どこのコースを消しているのかということがわかるので。そうすると次に出てくるボールの場所が見えてくるから、それで他の選手がそこに続いていくみたいな。一回メールで僕がちょっと聞いたらいくつか返ってきたんですけど。

中西 何を聞いたんですか?(笑)

戸田 守備の時にどんなことを気にして考えてやっているんですか?みたいなことを聞いたら、ポン、ポン、ポンと返ってきて。

中村 そう、バーっと送るタイプじゃなくて細切れに送るタイプなので。

中西 知っています。よくLINEをしても、一文ずつ来るから。4つも5つも。

中村 未読がすごく溜まっていくタイプなんですけど。

戸田 あJリーグだとあまり、中盤が1アンカーのチームというのはないですけど。動きの中で1枚になる時はもちろんあるし、基本的には中央のゾーンを使わせない方が、1枚もしくは2枚消しながら守備が作れると思うんですけど。基本的に最初から横になるわけじゃないですか? 基本は少し縦で、トップがいて、1列後ろにいて、そこから必ず出ていくんですけど、その時に何を基準にスタートを切るのか?

中村 その時のディフェンス(DF)の選手の癖と言うか個性。ボールをつなげるのか、つなげられないのか、外を向きやすい選手なのか、中を向く選手なのか。からまず、元々僕16年(現役を)やっているので、選手も入れ替わっていますけど、結構特徴はわかっているので、そこからですね。それによってアプローチのスピードを変えたりとか。あとはその瞬間のポジショニングですかね。意識しているのは。

戸田 相手のポジショニング?

中村 相手のポジショニングです。味方はどちらかと言うと、自分が行くというのはわかっているので、結構準備万端な状態です。後ろ側から声がかかった時は行かないです。

戸田 「行くな」って?

中村 はい。

戸田 それは基本的に誰が指示を出してくれるんですか?

中村 (大島)僚太とか守田(英正)とか。やはりこの二人ですね。あとは阿部ちゃん(阿部浩之)とか、そこらへんは声をかけてくれるので。声がかかっているということは、(後ろは)もう準備ができているということなので。

「行く」にしても「行かない」にしても。あとは自分の判断というか。たとえば、自分が「行けるな」と思った時は、周りを見ずに、相手が苦しくなるような状態を自分が一人で作れるんだったら迷わず行く。試合の中で、失敗することも多々あった中で経験値を積んできて、それなりに、自分なりに、行く時と行かない時の判断はかなりついてきたかなと。

戸田 それっていつぐらいから考え始めたり、実践するようになったんですか?

中村 見て「いいな」と思ったのが、ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ/現マンチェスター・シティ監督)の時のバルセロナ。自分たちはひたすらボールに行って、相手ボールになったら持たせないという、一番徹底していたのはあの時期だと思うので。あれはやはり自分の中ではすごく参考にしましたし。

ただ、当時のフロンターレってそういうチームじゃなかったので、まだ。頭の中で自分の中で、引き出しとして持っていたというのはあって。で、ボランチをやりながらトップ下もやるようになって、まあトップ下の人って(守備の)スイッチを入れやすいので。自分が行くことで、最初は周りも「えっ?」ってなっていましたけど。

戸田 なっていたんだ?

中村 はい。最初は。

戸田 それまでにやっていないことだからね?

中村 そうですね。チームとして別にそれをやるという感じではなかったので。そういう、自分で行くタイミングとかを模索しながら。で、鬼木さん(監督)がチームをこう持っていくというか。結果、今合致しているのかなというのはあるので。

戸田 ある程度、3ラインの距離とか、スタートのポジションとかって決まっていた方がいいんじゃないかな?と思うんですけど。それは、全体として決まっているんですか? プレッシングに行く位置とか。細かくは言わなくていいので。

中村 そうですね。危うく今喋りそうになりました……(笑)。ただ、フロターレとしては常にコンパクト、「3ラインをコンパクトに保とう」という話はずっとしていて。

戸田 それは大体どこ、とかまで決まっているのですか?

中村 いや、それはもう。

中西 シチュエーションによって変わったりする?

中村 基本的には、これくらいコンパクトにしているところからだと思いますけど。この(相手CBがボールを持っている)時点で、チームとしてどうこうと言うよりも自分はこの選手がどうボールを持つ、どういうタイプなのか、たとえばロングボールを蹴るのが好きなのか、つなぐのが好きなのか、で変えていますね。大体、こう始まります。意識しているのは、こう持っている時にはあまり行かないです。(ボールが)離れた瞬間、言ったらここ、蹴った瞬間です。

中西 そこはでも、いつも蹴った瞬間に行ったことによって、次の選手に良い状態でボールを触らせないし、しかも取るチャンスもあると。

戸田 その時、一番前の選手をどこに立たせるのかまでコントロールするの?

中村 いや、する時もあるし。ここは(小林)悠が多いですけど、彼が(アプローチに)行くこともあるので。横並びの時もあるので、そこは自分が先なのか、悠が先なのかというところでも変わってくるんですけど。蹴った瞬間というのは誰のものでもないので。コントロールもできませんし。ここでどれだけいけるか。

戸田 ボールの移動中ということ?

中村 はい。これを見て、たとえばこのCBが下を向くか、前を向いているのかで、今度は後ろの選手たちの行き方が変わって来るとは思うんですけど。

戸田 でも、今のこの動きの時点で簡単に言えばここ(中央)は消えているということだよね?

中村 そうです。ここを消しながらいつも行っています。ここに立たれたら

戸田 後ろが覗けばいいもんね?

中村 はい、そうです。ここにちょっとぼかしながら行ってくれれば。というのは、この二人には言っているので。チームとしてもそれはありますし。

戸田 その時には、こっちにはボールは来ないもんね?

中村 そうです。前提としてこうなっている時はなかなか。ちょっときついですけど。後ろもプッシュアップできている状態であれば、というのはありますけど。こうなっていても、この選手たちが、たまにこういうチームあるんですよ。(CB)二人でやっているチームが。その時には絶対に行けるなというのは。消せるなというのは。自分次第で。

戸田 ここのラインまでは、プレッシャーをかける時には見えないじゃないですか? 半分は感覚なのですか?

中村 そうですね。半分……。半分まではないかな。いや、でも感覚なのかな? 自分の中で実体験として成功体験を重ねていることもあるので。自分が取り切ることはほぼないんですけど。結構その後で。

戸田 ここ奪うことが大切なわけじゃなないですもんね?

中村 そうです。けど、ここで時間と余裕を作らせないことが大事なので。ここで時間と余裕を作らせるとここまで運ばれて。大体みんな上手いので。そういうイメージではいつもいますね。

戸田 選択肢をどれだけ少なくさせられるか、ですね。

中村 そうですね。

戸田 奪うきっかけを作る、ということですね。

中村 ここをまず下に向かせると。でもこれ、トップスピードで行ってしまうと、クッと行かれちゃうので。

戸田 速すぎてもダメだと。

中村 そう、ダメなんですよ。けど、遅すぎると時間もできるので。そこはだから、自分の体力もそうですし、身体能力もそうですけど。

戸田 あと、後ろはどうですか? 2人のセンターバック(谷口彰悟、奈良竜樹)

中村 二人のCBにも結構言いますけど、ここまでで大体片がつくことが増えたというのもあって。最後ここの、大体こういう感じだと思うんですけど。1トップのところを潰す。けど、そこを行かれた時は必ず話をするようには。練習でもそうですし、試合でも。けどあまりそういう……。

戸田 けど、僕が見ていた限りではすごく成長したと思います。

中村 本当にその通りだと思います。

戸田 いわゆる連動ね。一人目が、1つ目が決まったら、2つ目、3つ目。CBもポジションを守るんじゃなくて、ボール状況に対して場所をしっかり見つけて、そこにエネルギーが使えるようになって。

そういう意味では奈良(竜樹)なんかもすごく伸びた。というより、元々できる選手だったとは思うんですけど。後ろのここの真ん中の2人が、すごくなんだろうな、遅れずに。(前線の守備の)スイッチに対して遅れずに。

中西 柔軟かつ、しかもリスクマネージメントしながら、というのはだいぶできるようになったんですよね。

中村 多分ものすごく俯瞰的に見られるようになってきたと思うので。奈良ちゃんとかは結構、目の前の相手を潰すというのが特徴のCBだったので。けど、ちょっと視線が上がったと言うか、それはすごく感じます。

だから、行ってここで取れるようになったけど、ここにスポンって入った時は、結構言いますね。「なんで?」って。もちろん、全部は無理なんですけど、極力それを減らしたいがために行っているから。彼らも色々と考えがあって話をして、けどこういうふうにできるようになってきて、というのは失点が少なくなった下支えというか。

中西 最少失点になった1つの要因でもありますよね。

戸田 1列(前線)、2列(中盤)、3列(最終ライン)とあったら、多分1列目と3列目のイメージが共有できるというのは、基本的には難しいから、こういうことが起こるけれど。1列目の選手からすれば、制限をかけて出すところ逆に言うとなくなってくるから、中盤を越えてというところは「狙ってくれよ」と思いますよね?

中村 思います。多分ピッタリついているとダメだと思うんですけど。うまくぼかせるように。一人一人がいろいろなところを見られるようになってきているので。

戸田 早く(マークを)付きすぎてもダメか?

中村 そう、ダメです。そうするとこう、スペースが空いてきちゃうので。相手のボールホルダーが「付いてないんだけど、出したら全部行かれるんじゃないか」と思わせることがすごく大事で。それはやはり日々のトレーニングから結構言っているというか。選手間でもそうですし、鬼さん(監督)もそうですし。極力、こういうところにスポンと入れられて前を向かれたくないというのがチーム全体としてあるので。

もちろん、そういうシーンはありますけど、そういう回数を極力減らしていくということにトライできている環境なのが。(プレスを)かける選手からするとすごくやりやすい。「なんで(前プレを)かけるの?」という状態じゃないので、今チームが。行って、付いて来なかったらこっちも言われるという。だから、それはすごく刺激し合えていて良いのかなと。個人でそういう発想を持ってやらないと、今のうちの前線って結構、出れない。

戸田 プレーができないね。出場機会が得られない。

中村 そうなんですよ。言われてからでは遅いので。オレも元々ボランチだったので。トップ下というか、「前の2人がどうだったらいいな」というのも自分の中で引き出しであったので。自分がここをやった時に「こうやったら多分楽なんだろうな」というのは考えながら。

戸田 楽ですよ。僕は中継をやりながら「うん、楽だ」、「いいな」、「ありがとう」って、関係ないのに言っています(笑)。

中西 いや、本当に見て痒いところに手が届くスピードとそれから距離感と、そして限定する角度と。ゲームによって相手チームのこの選手からボールを奪えばビッグチャンスになる、チームとしても「ここで敢えて奪おう」みたいな。

戸田 そこに誘導をするみたいな。ボールを。

中西 そう。そういうことも多分意図的にやっていますよね?

中村 まあボールを持つチームって、が決まっているじゃないですか? そこを潰せば、というのはあるので。

中西 みな前がかりにね。要するに、その選手が持った時には。

戸田 でも、考え方が2つあるじゃないですか。軸の選手にボールを入れさせないか、敢えてそこに襲いかかるか。

<了>


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