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シンポジウム            検証:サピエンス 日本列島への道

■ シンポジウム開催のお知らせ ■

”検証:サピエンス日本列島への道” と題したシンポジウムを実施します。みなさま、ぜひお越しくださいね!

■趣 旨 旧石器時代の信州におけるサピエンスの足跡を最新の調査研究事例からたどるとともに,彼らの三つの渡来ルート,すなわち北海道・対馬・沖縄ルートの来歴の考古学・人類学的な検証を行う。
■日 程 2022年10月22日(土)・10月23日(日) 
■場 所
10月22日(土):いなっせ 〈定員70名〉 
10月23日(日):伊那市創造館(長野県)〈定員70名〉
■内
 容
10月22日(土) 中央高地信州におけるサピエンスの足跡をたどる:最新の旧石器調査研究から(会場いなっせ)
13:00~13:40 大竹憲昭 (長野県埋蔵文化財センター)
飯田市竹佐中原遺跡の性格と編年的位置付け
13:40~14:20 国武貞克 (奈良文化財研究所)
佐久市香坂山遺跡の発掘調査の成果と課題
14:20~14:30 休憩
14:30~15:10 岩瀬 彬 (東京都立大学)
サピエンス到来初源期の石斧を考える:野尻湖遺跡群の刃部磨製石斧
15:10~15:50 橋詰 潤 (新潟県立歴史博物館)
神子柴石器群の出自にかかわる諸問題:ロシア極東地域アムール川下流域の調査成果との比較から
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40  村井大海(長野県埋蔵文化財センター)
環状ブロック群の構造と性格:信濃町日向林B遺跡および墨古沢南遺跡の検討から
16:40~17:20 堤  隆(明治大学黒耀石研究センター)・中沢祐一(北海道大学)
神子柴遺跡における破砕黒曜石の来歴
紙上発表:両角太一 (長野県埋蔵文化財センター)
有樋尖頭器の形態と機能:茅野市夕立遺跡の事例を中心に

■懇親会 18:00~ (シンポジウム会場周辺)
※懇親会の開催は,新型コロナウイルスの状況に鑑みて判断します。事前にお申込み下さい。
※伊那谷昆虫食を一部味わっていただく予定です。

■10月23日(日) シンポジウム

「検証:サピエンス日本列島への道」(伊那市創造館)
10:00~10:45  ■ 講演1   堤 隆 (明治大学黒耀石研究センター)
検証:北海道ルート
「北方系細石刃石器群の流入と神子柴系石器群生成の問題」
11:00~11:45  ■ 講演2  国武貞克 (奈良文化財研究所)
検証:対馬ルート
「香坂山遺跡と最古の石刃石器群の来歴」
― ランチタイム休憩 ―
(堤 隆による神子柴遺跡の石器展示解説があります)
13:00~14:30 ■ 特別講演 海部陽介 (東京大学総合研究博物館)
検証:沖縄ルート
「3万年前の航海実験と古人骨の人類学的研究から」
14:45~15:30 パネル ディスカッション 
「サピエンス日本列島へ!」
パネリスト 海部陽介・国武貞克・大竹憲昭・岩瀬彬・橋詰潤
堤  隆(ファシリテーター)

■ 申 込み グーグルフォームよりお申込みください。https://docs.google.com/.../1FAIpQLSddXZETill6k5.../viewform

参加は 先着順70名まで。
(新型コロナウイルスの影響で日程変更・中止になる場合もあります)

■主 催 明治大学黒曜石研究センター 伊那市創造館 
■共 催 上伊那考古学会 長野県旧石器研究交流会  八ヶ岳旧石器研究グループ
■後 援  ㈱ アルカ (株)パレオ・ラボ (株)ラング
■展 示 特別展示室で神子柴遺跡の石器全点(国重文)がご覧いただけます。
■宿 泊 各自お手配下さい。「伊那市駅」付近のホテルが会場近くです。

■本事業は,日本学術振興会科学研究費基盤(C)研究代表者 堤 隆 「神子柴系石器群の生成とその性格をめぐる研究」(17K03216)の一環です。

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